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2008.06.08

見立てる

すっかり毎日梅雨模様の千葉ですが…この金土は晴れ間もでて、心地よい風も吹き抜けています。ダイエットはひと月経って4キロダウン。禁酒していたんですが、ダイエットのストレスがキツくなってきて…これでいつも続かないんですが…先週手に入れた八海山の米焼酎を晩酌してます。ただ、ツマミがカロリーオーバーになるんで、焼き海苔1枚をツマミにして焼き海苔ダイエットとひとり云ってます。あとは野菜や煮物を先に食べて、肉やご飯は最後に少しだけにして、残します。もうひと月の頑張りかな。

さて、先週は僕のいきつけの酒屋さん「いまでや」さんでのコーヒー教室でした。いまでやさんはワイン、日本酒、焼酎の品揃えが素晴らしくって助かっています。僕はいまでやさんが今の店に移転する前から15年通っていますが…広くてきれいな新店舗になってからはお酒以外にも千葉県産の魅力的な食材を探してきたり、今回コーヒー教室やったパーティールームでは色々とカルチャー教室やイベントもやっていて…店頭でビール等の安売りガンガンしているようなお店とは正反対のお店なんです…そんなお店の女性の常連さんが10名参加してくださいました。ただひとりだった男性は遠くからわざわざ来てくださったうちの常連さんです。Hさんありがとうございました。

内容はいつものように「コーヒーはフルーツだ!」と「丁寧な暮らし」をテーマにして…農産物としての豆の質の大切さ、豊かな土地、健康な木、太陽水風、熟した実、精選処理、焙煎、ブレンド…味わいのタイプ、豆から挽きたての香り、淹れ方と30分程話します。

で、最初にペーパードリップでいまでやさん向けのオリジナルブレンドを淹れ、同じ豆をカフェプレスで淹れます。まずは、挽いた時の香りとカフェプレスで淹れたこーひーの滑らかさや余韻の心地よさに声が上がります。もうこれはいつものように100%ですね。ペーパードリップとカフェプレスの色の濃さの違い、一見濁ってみえるのに飲むとその印象の違い、飲み易さ、円やかさがショックのようです。でも、みなさんお酒好きの方々ですから、ワイン等の例えで頷いてくれます。お茶やお味噌汁お汁粉なんかもペーパーで濾さない例として話すこともあります。エスプレッソは勿論ペーパーで濾してないですしね。

次は、千葉のとらやさんの季節の上生菓子「落とし文」とブラジル・ドナ農園で合わせてみました。「落とし文」の上品で口溶けの良い味わいがブラジル・ドナ農園にドンピシャです。みなさん、コーヒーに和菓子の組み合わせがとっても新鮮だったようです。うちの常連さんにはもう当たり前なんですけどね。お抹茶は別にして…お煎茶等よりもこーひーの方が生菓子には合うと思いますね。最後はスマイルに「どら焼き」です。とらやさんのどら焼きは皮も美味しいですが、餡をどら焼き用に別にしている程で…スマイルの味わい深さに品の良いどら焼きが上手く合いました。

僕は自分の手先が不器用なのもあるんでしょうが…昔からケーキや和菓子の工芸的な細工が好きではないんです。TVで写実的に細工していると…わぁー、本物そっくりー!…なんて、喜んでますが、だったら彫刻家が作った方が本職なんで上手いに決まっていますよね。

「落とし文」は新緑の山道等にみかけるくるりと巻いた葉、木の葉を巻いて中に卵を産む昆虫の仕業だそうで、それを手紙を書いて伝えたい人の近くの路上に落として行く巻物・置き手紙に似ていることで見立てたようです…和菓子では写実的になりすぎるとイメージが広がらないですから、ざっくりとした良さが魅力的に感じると思います。ざっくりと洗練させたと云いますか、形に色、さらに銘、勿論その味わいも一緒になって…なるほど!とイメージが伝わる楽しさがなんとも云えないです。

見立てることで…お客さんとお店がつながり、味わう…そんな世界にこーひーで少しでも近づきたいと思ってますが、いまでやさんのコーヒー教室では、さかもとこーひーはじめてのみなさんでもそういった魅力や美味しさを共有できた実感を持てて可能性が広がりました。

では、また・・・。

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