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2008.06.22

「手間と工夫」

相変わらずの梅雨空のなか、昨日土曜日に長男の勤める都内の美容院にはじめて行ってきました。かみさんはカットとカラー、僕はカットだけ。長男はカラーリストなんでカットは店の先輩スタイリストさんにしてもらいました。親父が来て、息子はやりづらかったと思いますが、親としてはアシスタントを卒業しお客さんを前に働く姿を見られてなんとも云えない気持ちでした。

僕はここ数年1000円カットばかりだったので、全てがあまりにも違って、ビックリしました。まず鋏の切れ味の良さが気になりました。さすがプロは良い鋏使っていますね。髪切ってもらっていても、切れ味、切る音ととっても気持ち良いものでした。若い頃はペティナイフ命で、暇さえあったら研いでいたので、そんなところが気になりました。プロ用の鋏はとんでもなく高いんですよね。

後は、ひとつひとつ丁寧な仕事ぶりにも感心しました。27才の男性のスタイリストさんでしたが、以前僕が千葉の美容院でカットしたもらっていた時の印象とは全く違って、細かいところに気を使ってカットしてくれました。男の髪カットするのなんて大雑把にザクザクって切っておしまいってイメージでしたが、違うんですね。帰り道髪を触った時になんとも気持ち良いんですね、女性はこんな気持ち良い感じがたまらないんでしょうか。髪が伸びても形が崩れないようにカットしてあると説明してくれました。ヘ〜、どんなカットしたらそうなるのか?素人には分からないレベルですね。(白髪が少し気になってきたので、今度はカラーしてもらおうかなと思ってます。)

3時頃終わったので、少し早い夕ご飯にしようと、巣鴨のお気に入りの定食屋さんに足を伸ばしました。巣鴨地蔵通りにあるときわやさんって云います。以前行った知人のお店なんですが、都電荒川線の庚申塚駅の近くなんで、地蔵通りの奥ですね。で、昨日は地蔵通りの真ん中当たりにある先代のお店を改装リニューアルしたという新しいお店に寄ってきました。その前に長い地蔵通りを往復歩いて、お参りして、色々なお店を冷やかして…お腹空かせました。

焼き魚、煮魚、お刺身、フライ、煮物、サラダ、おみおつけ、おこうこ…このお店を僕は昭和の料理上手なお母さんのご飯って云ってます。ありそうで今はもう幻になってしまった昭和の食卓でしょう。今風の目先の工夫なんて無くって、きちんと手間かけた美味しさが食事を豊かに楽しくしてくれます。お客さんは若い人から年配の方まで幅広いですね、前に夜行った時は僕くらいの単身赴任風サラリーマンや若い男女もいて、ビール一杯やってその後ご飯にしてました。

かみさんは魚の粕漬け定食、僕はミックスフライ(鯵フライ、海老フライ、串カツ)に刺身盛り合わせ(まぐろ、いか、たこ)生ビール2杯、自家製コロッケを追加。鯵フライがふっくらして抜群なのでかみさんにお裾分け。TVや雑誌の料理の先生は手間の抜き方と目先の工夫をばらまいてきたんだなぁーと思ってしまいます。フライの付け合わせのキャベツの千切りひとつでもきちんとすればこんなに普通に美味しいのに。かみさんも満足のようでした。目新しさばかり取り入れて、美味しさに大切なひと手間省くことばかり大手チェーン店から家庭までしてきちゃいましたね。30年前はファミレスで夕ご飯が流行りましたが…。

巣鴨と云えば、達郎のライブでピアノを弾いている難波さんの出身地ですが、先日の達郎アコースティックライブで、達郎が池袋、難波さんが巣鴨、ベースの伊藤広規さんが西新井で柄の悪い城北トリオだって笑ってましたっけ。そのライブのレポートをプロデューサーでR&B評論家の松尾潔さんがTOKYO FM の月刊フリーペーパー「80」に書いてました。

「オープニング曲『BOMBER』で伊藤が刻むベースラインの鮮やかさは、このトリオが30年の長きにわたって構築してきたグルーブの成熟を端的に物語る。」「音を奏でるのはステージ上の3人だけ。がしかし、人数がロックンロールを規定するにあらず。演奏が進むにつれ、ドラム、ストリングスといった「そこにはない音」がくっきりと浮かんでくる。炙りだされた文字のように。」「先述した伊藤のベースに加え、随所で超絶技巧を披露しつつもあくまで歌を立たせることに徹した難波のピアノ。おそろしく正確なリズムを刻み、かつ抑揚の効いた表情を見せる山下のギター。高度な演奏力がすべてを克服し、類型化できぬ美しき「いびつさ」を造形する。」

いや〜、「美しき「いびつさ」」なんていいですね、他もプロの表現は凄いもんだと思いました。この文章を読みながら、ライブがよみがえり、そうそう!そうなんだと頷いていました。確かに、僕にもドラムスにサックスにコーラスがしっかり聴こえてました。僕は出だしの大好きな「Bomber」「Paper Doll」でダウン、その後「Forever Mine」から、アカペラの「La Vie En Rose」「Chapel Of Dreams」「Smoke Gets In Your Eyes」に後半最初の「What's Going On」とノックアウトしっぱなしでした。

今日はそんなこんなのディープな東京城北界隈のプロの地味な凄技の話題でした。

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この度、送料を以下のように一部改訂いたします。今迄のコーヒーのグラム数では無く、これからは金額で、2500円以上と未満で分けることにしました。これで、500gで2500円〜3000円のご注文での送料が少しお安くなりました。750gで2500円未満のご注文は400円と今迄よりも高くなりますが、この方が公平だと思いますので、よろしくご了承ください。

*送料改訂のお知らせ
コーヒーの「グラム数」で分けていました送料を「金額」で分けることにしました。
以下のようにいたします、よろしくご了承ください。

今迄、「750g以上、200円」、「500g、400円」だったのですが、
500gで2500円〜3000円になるご注文が割高ですので、

2500円以上200円、2500円未満400円、(コーヒーの金額、税込み)
といたします。

*全国送料均一(北海道〜鹿児島県)
《200円》2500円以上(コーヒーの金額、税込み)
《400円》2500円未満(コーヒーの金額、税込み)
沖縄県、《400円》《800円》

*《3000円以上で送料無料!》
 3000円以上(コーヒーの金額、税込み)で
 送料無料となります。

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では、また・・・。

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