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2008.07.10

コーヒーのコク研究(48)

あんまり評判が良いので…遅ればせながら…「下妻物語」を借りてきて観ました。いや〜、予想以上に面白かった。勢いが良いし、キャスティングもはまって…ロリータとヤンキー〜?…なんじゃそれ〜!…って思ってたら、いつのまにか引き込まれてました。いい塩梅でした。

では、コーヒーのコク研究(48)に進みます。

-「面影のコク」「比喩・抽象のコク」と例えた第三層のコクは、食べ物ばかりではなく、むしろ、食べ物以外にしばしば登場する。そして、なかなか味わい深い表現となることがよくある。
-食べ物以外にコクという言葉を使いだした事から、コクの範囲が飛躍的に拡大した。

-コクのある人間、コクのある言葉とか、使われることがある。
-登場人物の心のひだや性格の陰影まであぶりだしてしまう声の技術がある。コクのある声という表現がぴったりだと思える。
-落語の噺家の話芸もコクがある。
-朗読にしろ落語にしろ、視覚を借りずにただ耳だけで楽しむ話芸には、想像力をかきたてる効果がある。
-声だけでなくて間も抑制もコクのある噺には大切のように思う。
-ニュースや司会のアナウンサーにもコクのある声を持つ人がいる。
-俳優の中には年々演技にコクの出てくる人がいる。

-日本では「濃い人間」などと濃厚な存在感を表現するが、濃いだけではコクには至らない。

僕は落語を好きで日常的にCD、DVDを楽しんだり、年に数回(月いちまでは行けませんが)はライブに行って楽しんでます。寄席はもうずいぶんと行ってません。で、落語の特徴としては同じネタを違う噺家さんで聴いたり、同じ噺家さんの同じネタで違う会を比べたり、同じネタを繰り返し聴いたり…師匠と弟子で同じネタを聴いたり…昔の名人と今の名人で比べたり…それはそれは楽しみがたくさんあります。

そんななかから、勢いやパワーを感じたり、練り具合、成熟度、枯れ、花、洗練…それぞれが良いもんです。で、コクも確かに感じますね。40半ば位から感じることが多いように思います。40前後のお気に入りの噺家さんを見つけると…そこから20年30年は贔屓して楽しめます。昔は20代30代の勢いある若手を見つけると嬉しいもんでしたが…自分が50過ぎると、あんまり若いと馴染めない部分があって、どうせなら40過ぎくらいからの人になってしまいますね。

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