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2009.04.05

「見えない氷」

冷え込みが続き遅れていた桜がようやくきれいに咲き誇るようになった千葉です。写真はひと足早く咲いた熊本から常連のKさんが送ってくれたものです。Kさん、ありがとうございます。今日明日、近所の公演を散歩しながらお花見しようと思ってます。

次は、ゴールデンウイークの営業のお知らせです。

「GW、4/29(水)、5/5(火)、6(水)営業します。」

普段、日月祝定休日ですが…4/29(水)、5/5(火)、6(水)の祝日を臨時営業します。土曜日でも来店できないというお話しが届いていますので…ご都合宜しかったらご来店ください。お待ちしています。(発送もします)

移転半年で、試飲しながらのコミュニケーションがかなりいい感じになってきました。特に土曜日のかたちができてきましたので…一緒にこーひー飲みながらみなさんの色々な感覚を感じたいと思ってます。

では、今日の本題です。気がついたら漫画を読まなくなって20年以上経ってますが…長男が勤務先のブログで「バーテンダー」という作品を紹介してました。以前、コロンビアCOEを送った時の感想で…今迄のコーヒーとは全く違う印象、まるでシングルモルトのような感じ…そんなメールがかみさんにきました。多分、コロンビアCOEのフローラルとバニラ、カラメルの余韻の香りにシングルモルトと同じような印象を持ったのでしょう。

と、いうように、息子がお酒好きってのは知ってました。(お店の自己紹介で趣味は酒とロックになってますしね。まだ、じっくり外で一緒に飲んだこと無いんですが)以前帰ってきた時に黒ビールがあったので勧めると、グラスをテーブルに置いて、まっすぐ注ぎ、ひと息置いて、きれいに泡を作った時に…ずいぶんしゃれた注ぎ方知ってるじゃん…と、言った時にもニヤッとしてました。

そんなこんなで「バーテンダー」ですが…紹介していた13巻のテーマが「上司と部下」「師匠と弟子」…主人公のバーテンダーに初めての部下が出来、その何も知らない新人に「何もさせない」ことで、プロとして教えていってます。そのエピソードに昔新人だった頃、その頃からこの春で35年経ってしまい、その短くも長くもある時間の積み重ねを振り返ってしまいました。思わず、1巻から読み始め1週間で全巻読んでしまいました。

そんな中、グッときたのが…「ウォッカ・アイスバーク」…ウォッカのロックにペルノーの香り付けのシンプルなカクテル…主人公のバーテンダーが新人の頃にこの「ウォッカ・アイスバーク」で小さな不注意をし、師匠にはじめて怒鳴られたエピソード。

「氷山(アイスバーク)の下にどれだけ見えない氷を蓄えられるか  それが バーテンダーの力になります」
「映画や芝居や絵画を見る 本を読む 音楽を聴く 大事なのは技術を支える感受性です」
「愛すること 傷つくこと 悲しむこと 後悔すること・・・」
「でも、時々見えない氷には いろんな不純物も堆積しています」
「慣れ 放漫 自惚れ 怠惰…そこから生まれる不注意」

「大事なのは技術を支える感受性です」…僕好みです。

カラーリストの息子とこーひー屋の親父で、仕事は違いますが…見えない氷は一緒です。(それにしても、スタッフのKさんとうちのかみさんが息子にカラーしてもらった翌日の機嫌の良さったらないですね…女性にとって髪がきれいになるって、男の想像以上の喜びなんだと分かりました。)

来週は、その長男とサンプラザに達郎行きます。子供の頃から聴かせれていた達郎、ベースやってた長男の初生達郎です。ツアーも終盤になり、バンドがどんどん成熟してきているようです。中野にオーセンティックなバーがあるので、帰りにちょっと寄ってみたいと楽しみにしてます。

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