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2009.09.10

コーヒーのコク研究(47)

日に日に秋めいてきてます…さかもとこーひーも秋のこーひーをどうするかで、色々と準備しています。これから、中米の新豆を順番にご紹介できますので、楽しみいっぱいです。

では、ひと月ぶりの「コーヒーのコク研究」で、47回目になります。

今回は…「本能」「学習」「修練」と3段階にコクを分けています。

-コアーのコクを求めるのは「本能」で、誰でも生まれつき持っている感覚といえる。

-その外側の第二層のコクは「連想のコク」と言いましたが、コクを楽しむ様々な技術でもあり、我々は自然にこのようなコクを「学習」している。

-第三層のコクは「面影のコク」「比喩・抽象のコク」と言いました。余分な要素を取り去ったものにコクの面影を感じる。「修練」が進むことによって獲得される高度な満足感によるコク。物質的要素がなくなった分だけ精神世界の肉付けが重要になる。

-人間の嗜好はコアーのコクから始まって外側のコクを目指しているようです。子供の味覚から大人の味覚へという言い方もできる。最終的には多くの達人は第三層のコクを楽しむ境地に浸って満足する。

コーヒーは栄養摂取の要素が弱いので、本能的に求める栄養素に由来するコクがイメージしづらいです。まぁ、砂糖や油、タンパク質等無い訳ではありませんが…説得力に欠けると思います。

で、連想のコクで…コクを連想する香り等によってコーヒーのコクを感じるというのは分かりやすいです。さらに、第三層の、余分なものを取り去ったものにコクの面影を感じて、それを楽しむ!なんて、嗜好品として受けとけるとけっこうみなさん感じていると思います。

なんだか、全体像が観えてきました。

ラーメンや天ぷらうどんは…油にダシ、タンパク質に炭水化物とコアーのコクが勢ぞろいして、人気になるのが納得ですが…そういった本能の由来するコクに対して、コーヒーは連想のコク、面影のコクといった「学習」「修練」のコクの要素が強いようですね、嗜好品ですからね。

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