« November 2010 | Main | January 2011 »

2010.12.31

ご挨拶

29日で2010年の営業が終わり…昨日30日は、スタッフと一緒に大掃除していましたが…パラパラとメールが何件か入って…3回ヤマトさんのセンターに飛び込んだり…トントンとガラスを叩く音で、入り口開けて、残っている豆から買って頂いたりしてました。

サンク・オ・ピエのスモークサーモンやフォアグラのテリーヌが届き…うなぎの白焼きと蒲焼きも届き…いまでやさんで日本酒にシャンパーニュに焼酎にジンと買い込み、蒲鉾に蕎麦にカニに伊達巻きマグロ、バケット…つる本さんの栗に最中にどら焼きも買って…さっき、店に寄って留守電とファックスチェックして…12月の集計…これで、2010年全ておしまいです。

今は、最近お気に入りのCD「Sene of Jazz Night and Day」聴きながら「ロブション自伝」読み始めました。昨晩は談志師の…芸術の神が舞い降りた…と言われ、伝説となった2007年12月18日の「芝浜」観てました。ご機嫌です。

3日まで、ゆっくりと緩めます。4日に店に行き、5日からの開店準備しながら、エンジンかけます。

2010年のお引き立て、本当にありがとうございました。今年も一段くらいですがステップアップできたと思ってます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2010.12.26

「年忘れこーひー放談(2)」

20101226_photo

年末年始のお休みのお知らせです。

*12/27(月)は臨時営業いたします。
*12/29(水)が年内最終営業日になります。

*12/30(木)~1/4(火)お正月休みになります。

*1/5(水)から新年通常営業になります。

2010年最後の「プロのつぶやき」になりました。恒例の 「年忘れこーひー放談」で一年を振り返り…来年に思いを馳せたいと思います。流石にちょっとバテてきまして、今朝日曜日起きたら、10時間寝てしまってました。今年はスタッフがひとり増えたので…いつもより楽になっているはずなんですけど、疲れは溜まりますね。

お陰さまで、おゆみ野店のご来店が増えていますので…お客様とのコミュニケーションに頑張っているからだと思います、有り難いことです。

毎朝焙煎機を暖めている時にストレッチをしていますが…けっこう効果があるようで、午前中は調子良いです。身体が固いと頭も固くなるようで…柔軟性に気をつけています。後、3日間ですので、コンデション整えて…ブレの無い焙煎を頑張ります。

そんなこんなで…忙しい年末で嬉しいことは…メールでもファックスでもお電話でも、ひと言添えてくださる常連さんが多いことです。とっても励みになります。こーひーが常連さんの暮らしの中でささやかでもお役にたてていることが実感できるのが何よりの喜びです。あらためて、お客様の暮らしの中でのこーひーの魅力を大切にしていこうと思っています。

そういえば…時々頂く、常連さんからの有り難いお言葉のひとつに…「さかもとこーひーを飲むようになって、家で美味しいこーひーが飲めるようになったけれども…レストランの食後のコーヒーや旅先でのホテルのコーヒーが不味く感じて困る…とか、さかもとこーひーでカフェをやればいいのに…。」…というのがあります。

「外食の後には、速攻で帰宅しこーひーを淹れている」…「旅行の時には、こーひーとカフェプレスを持参している」…そんな常連さんの声も聞いています。

まぁ、そう言われても…僕としては嬉しいばかりなんですが…幕張本郷のサンク・オ・ピエとのコラボが、このXマスシーズンでちょうど一年になりました。レストランのデザートとさかもとこーひーのコラボです。サンク・オ・ピエの「クリスマスディナー、2010」http://plaza.rakuten.co.jp/cinqchef5/diary/201012240000/ に…

「クリスマス・スペシャル・デザートの盛り合わせ

トリュフ風味のクレーム・ブリュレ、シェフ風フィナンシェ、フランボワーズ風味のパヴェ・ド・ショコラ、ビターチョコのトリュフ、シェフ会心の作!今回の目玉はフランボワーズ風味の生チョコ!   

このフリーズドライのフランボワーズパウダーが入ってます。約10倍に濃縮された木苺の風味がさく裂します!これらのデザートに合わせて、、、

さかもとこーひーのサンク・オ・ピエ・クリスマスブレンドがぴったり! ショコラの味わいと木苺の酸味と香り、クレーム・ブリュレのトリュフの香りにも実によくマッチします。

ビター系のこーひーをベースに、イチゴ系の香りや酸味があり、さらに雨上がりの森の中のような土系の香りと上質な葉巻のような香りがあります。熟成したブルゴーニュワインに通じるようなこーひーです。

今回もさかもとさんはいい仕事をしてくれました!ありがとうございます。一年の締めにふさわしいこーひーですね。さかもとこーひーとのコラボも2年目に入りました。スペシャリティーコーヒーとレストラン・デザートのコラボは世界でも希少な試みです。これからも楽しみです!」

と、書いてくれました。この一年のコラボは…達郎がよく言うのですが…座付き作家のような仕事で…お題をもらって、締め切りまでに提出する、って仕事です。普段は、お客さんをイメージして、自分でテーマと締め切りを決めてますから…自ずと自分の慣れた仕事になりがちです。

その点、サンク・オ・ピエとのコラボは…シェフからのお題次第ですから…まぁ、困るとか緊張するとかの年ではもう無いですが…集中力を高めてイメージをフル回転する楽しい仕事でした。何よりも、自分の引き出しを増やせたことが有り難いことでした。

以前からこーひーとお菓子のフードペアリングは好きで…色々なお菓子を買って来ては楽しみ、こーひーをイメージしてきましたし…お客様にもお勧めしてきましたが…シェフのデザートは、今回のクリスマスディナーメニューでも分かるように…トリュフやトンカ豆や、勿論チョコレートにフルーツ、焼き菓子やフィナンシェに、クレームブリュレやソルベと一皿に色々な要素が盛り合わせられますし…デザートまでの料理やワイン、さらにデザートワインが加わる事もありますから…ひとつふたつのお菓子とのフードペアリングには無い要素が求められます。

どう合わせるか?…種明かしをすれば、とってもシンプルなことなんですが…その辺は来年少しずつ書いてみようと思います。

実際、新しいメニューがアップされたり、シェフのメールがきたら…メニューをじっくり読んで、イメージします…この辺はシェフの料理を食べ込んでいないと難しいかもしれません…そして、豆の棚の前に立って、順番に手持ちの豆を眺めます。或は、在庫の豆からピッタリ合いそうなものをピックアップします。

すると…いくつかの候補が浮かんできて…あとはカッピングして、ブレンドすれば…出来上がります。まぁ、シェフの頭の中でも似たようなことが毎日毎月行われていることでしょう。

いい時代になりました。家庭向けのこーひーを商っているさかもとこーひーのメインストリームの仕事では無いのですが…この仕事をはじめて36年間…周りからは、コーヒーや紅茶に関係あるの?って、言われるくらい…無駄に色々と飲んだり食べたりしてきたことが役にたってきて…やりがいのある、楽しい仕事ができるようになりました。

日本全体が縮小していっているこの時代ですが…この20年30年の間に、料理とお酒デザートの愉しみが確実に成熟していることはなかなか豊かなものだと思ってます。世間の美味しいもの大好きなみなさんからは、コーヒーの存在がまだまだ視界に入っていないのが現実だと思ってます。日本の美味しいもの大好きなみなさんにもっともっとスペシャルティコーヒーの魅力を知ってもらえるようにしたいです。きっと、喜んで頂けると思ってます。

で、スペシャルティコーヒーのクオリティが年々向上し、日本での流通も良くなっていて…シングルオリジン(ストレートコーヒー)の楽しみも増えていますが…それだけじゃぁー、素晴らしい素材を手にして、面白く無い。このようなコラボを続けていくと…もっともっとスペシャルティコーヒーの愉しみが可能性をもってくると思っている、2010年の年末です。

と、いうところで、時間がきてしまいました。「いまカフェ」http://www.imadeya.co.jp/のお話しやスペシャルティコーヒーに参入してきている若い人とのお話しは…「2011年新春こーひー放談」で書いてみます。

では、みなさん、2010年、ご贔屓頂きまして、ありがとうございます。2011年のさかもとこーひーにご期待ください。良いお年をお迎え下さい。

「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2010.12.19

「ホンジュラスCOEコポミコ、ニカラグア・エンバシー、グアテマラ・フェリシダ、新春・夢カフェ」

20101219_logo

年末年始のお休みのお知らせです。

*12/23(木・祝)と12/27(月)は臨時に営業いたします。
*12/29(水)が年内最終営業日になります。
*1/5(水)から新年通常営業になります。

「ハッピーXマスブレンド」と「イルミネーションカフェ」は…12/25(土)までです。
「選べるSセット」が…12/25迄…特別に「9種類」になります、お楽しみください。

12月半ばになって、さかもとこーひーも年末モードに入ってきました。特に、おゆみ野店のはじめてののお客様のご来店が増えて来ていますので、僕はお客様とのコミュニケーションを頑張っています。うちの常連さんからのご紹介だったり、以前から気になっていたりと…少しずつ地域で知られてきている感じがしていますね、有り難いことです。

昨晩は、今年最後のいつものワイン会で、特別バージョン豪華なワインと料理でした。最後のこーひーに用意したのは…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラCOEマニラ」…ブルゴーニュのグランクリュが続いた後のこーひーになると…このクラスの魅力が威力発揮します。ワイン会のみなさんから頂いた言葉は…ブルゴーニュ好きにはたまらない魅力のこーひーですよね…でした、嬉しいです。

デザートは、以前頂いたゴルゴンゾーラのタルトのバージョンアップでした。チースの下にさりげなくぬった自家製イチジクのジャムが絶妙な役割をしていて…ケーキ屋さんではありえない、前菜からの料理とワインの流れがあってのこのデザートの魅力が感動的でした。これがアプリコットのジャムだったら、ゴルゴンゾーラには弱いかな?と感じました、ご機嫌です。

料理とワイン、デザートの魅力が進化成熟していってますね。こうなると、食後のコーヒーがエスプレッソでは…どんなに素晴らしいエスプレッソでも…ひと口ふた口では、食事の豊かな余韻が切れてしまいそうだと思います。料理やワイン、デザートの愉しみをさらに盛り上げるカフェプレスで淹れたトップスペシャルティコーヒーをゆっくりと味わうことが広まると、美味しいもの大好きなみなさんに喜ばれると思います。(ただ、コーヒー業界って、マシーン大好きだったり、コレクター気質だったり、産地自慢頼りだったり、マニアックだったりで…食の愉しみに疎い男性がまだまだ目立つのが残念です。)

そんなこんなで…今年最後のこーひーのご紹介です。シルキーでフローラルな「ホンジュラスCOEコポミコ」…ニカラグア訪問で一番の収穫だった「ニカラグア・エンバシー」…華やかさが素晴らしい「グアテマラ・フェリシダ」…お正月用柔らかで優しい甘さの「新春・夢カフェ」…の4種類です、お楽しみください。

【ホンジュラスCOEコパミコ】
《ふと『美しい陶磁器』をイメージしました。名工が技術の粋をつくして一点のくもりも無い美しさを作り上げる。透明感、色合いの鮮やかさ、デザインのバランスの良さ、使いよさ・・・コーヒーを飲みながらそんなことが浮かぶのも変な話しかもしれませんが・・・。》2004年のはじめてのホンジュラスのカップオブエクセレンスコーヒーのご紹介文です。

この時のホンジュラスカップオブエクセレンスの印象がずーっと続いていまして…僕自身毎年楽しみにしているこーひーです。

今年の「ホンジュラスCOEコパミコ」は…柔らかなフローラルがまず印象的で、その後に甘さとともに、ピーチやオレンジの隠し味のようなほのかなアクセントが魅力に奥行きを加えています。口当たりは、勿論、クリーミーでシルキーなマウスフィールです。(先日、友人から福井の銘酒黒龍石田屋を頂いたのですが…りんごの吟醸香だけでなく、洋梨やオレンジのニュアンスがあり、そこに辛口の骨太な味わいにクリーミーな円やかな口当たりがあって、感動しましたが…フローラルにピーチやオレンジが添えられるとほんと奥行きでますね。)

クリーミーでシルキーでフローラルな印象のままに…柔らかな甘さが舌を包み、口の中いっぱいになった余韻は、いつまでもおだやかな心地よさに満たされる…そんな感じでしょうか。完全に冷めると、ピーチとミルクチョコレートやスパイシーさが顔をだしてきて、この「ホンジュラスCOEコパミコ」をより魅力的にしていると思います。一年の疲れをゆっくりと癒しながら…お楽しみください。

1890円/250gパック(税込み)

【ニカラグア・エンバシー】
ニカラグア・エルサルバドルの産地訪問で、一番の収穫だったのが、この「ニカラグア・エンバシー」です。しかも、ニカラグア・エンバシー農園に行った人だけ、1本だけのレアーものです。

「プロのつぶやき531」には…「朝6時にホテルを出発して…非常に険しい山道を1時間半…舗装された道から崖っぷちの山道に入り…セルヒオさんの新しい農園Embassyに7時半頃着きました。ニカラグアで、1600m前後という一番標高の高い農園のひとつで、5haの広さ、急斜面で油断するとズルズルと落ちて行きそうな絶壁です。標高が高い為に、メインピッキングは4-5月だそうです。」…と、あります。今でも、あの険しい山の上のエンバシー農園からの情景が目に浮かびます。

「7TIMES CLASSIFIED!」を農園のテーマに掲げている農園主セルヒオさんの徹底した選別につぐ選別と、技術だけではどうにもならない土壌、気候といったテロワールを求めて手に入れたエンバシー農園です。

焙煎してすぐカッピングすると…まず、りんごやアプリコットのキャラクター…さらにピーチな感じも感じられ…ご機嫌です。フローラルに甘さが加わっての上品なハチミツのニュアンス…冷めると、カシスやスパイシーな魅力も顔を出してきました。

勿論、味わいは選別を徹底していますからとってもクリーンで…クリーミーさと円やかさが心地よく…最後にスパイシーが感じられると、ドキドキしてきました。冷める迄ゆっくりと楽しみたい、余韻の愉しみが堪能できるこーひーだと思います、お楽しみください。

1890円/250gパック(税込み)

【グアテマラ・フェリシダ】
もう何年になるでしょうか、さかもとこーひーのグアテマラの定番になっている「グアテマラ・フェリシダ農園」です。このグアテマラの素晴らしさは…きれいで、明るくて、華やかさがあることだと思います。洗練された魅力と言えますね。

僕がグアテマラに感じる魅力が…ハニーライクさなんですが…フローラルと甘さが一緒になった、何とも言えず惹き付けられる魅力ですね。明るさや華やかさに上品なハニーライクとフローラルがあると…ほんと輝きを感じます。そして…冷めてくると、ミルクチョコレートが感じられ、余韻に繋がっていきます。やはり、素晴らしい農園のこーひーだと思いました。

グアテマラだけでも…順番に色々な魅力、キャラクターをご紹介しています、お楽しみください。

1575円/250gパック(税込み)

【新春・夢カフェ】
さて、最後は…2年目の、新年お正月用ブレンド「新春・夢カフェ」です。新年にふさわしく、華やかなキャラクターを最初にイメージしています。柔らかな口当たり、きれいな味わいで、リラックスして、またお正月のお客様どなたにも親しみやすい美味しさだと思います。

華やかな印象のあと…優しい甘味が舌にゆっくりと残り…柔らかくまるい後味の甘さへと流れていきます。使ったこーひーは…「エルサルバドル・シャングリラ」と「パナマ・ベルリナ農園」に「グアテマラCOEマニラ」です。熟した豆の甘さと滑らかさに…優しい柔らかな口当たりや華やかなキャラクターを加えました。

「華やかな和みこーひー」と言えるでしょうか。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です。

1575円/250gパック(税込み)

「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2010.12.12

「年忘れこーひー放談」

20101212_photo

12月に入りました…年末年始のお休みのお知らせです。

*12/23(木・祝)と12/27(月)は臨時に営業いたします。
*12/29(水)が年内最終営業日になります。
*1/5(水)から新年通常営業になります。

まず…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」のお知らせです。

「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」は完全に売り切れました、ありがとうございました!グアテマラのカップオブエクセレンスで3年連続チャンピョンになっただけあり、今のスペシャルティコーヒーを代表する素晴らしい農園だと思います。香り、味わいともに際立っているのは勿論ですが…とりわけ、余韻に感じる豊かさや複雑さ長さに凄さを感じ、素晴らしいワインや日本酒をゆっくりと味わうのと同じように楽しめました。

「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」は残り数個です、10個切りました。オーダーフォームからは消しましたので、ご希望の方はオーダーフォームの連絡欄かメール、お電話でお問い合わせください。

焙煎後2週間経ち、魅力が落ちていないか心配でしたが…落ちるどころかより魅力的に香りも味わいも感じられる程です。「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」同様、この「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」もじっくりと時間をかけて余韻を愉しむ中に素晴らしさがあると思います。10分20分30分と時間が経ち、冷めていくと、どんどん香りが浮かんできて、味わいも複雑になり、最後の隠し味になったレモンやスイートジンジャーが引き立てるスパイシーさは大人の愉しみそのものだと思います。まさに嗜好品ですね。

では、常連のS.Sさんが閉店時間を過ぎても書いてくださったご感想をご紹介します。

船橋市S.Sさま
「本日は、ありがとうございました。パナマ・エスメラルダ・ゲイシャを頂いて、改めてカルチャーショックを受けてしまいました。
最初に深いジャスミンの様な香りを感じた時、期待感ドキドキワクワクいっぱいで一口目を口に含むと初めはほのかな苦味、二口目はさわやかな酸味、三口目からは口の中が少しずつ甘い後味を感じだし、その後はずっと口の中が甘くなってとまらなくなっていました。飲み終えた後もずっと甘い余韻が残っていて、口の中が幸せでいっぱいになりました。また、素晴らしい味を教えてくださってありがとうございます。」

そんなこんなで…恒例の一年を振り返る「年忘れこーひー放談」です。毎年のことですが…9月になると、あっという間にクリスマスだとおもいつつ…あっという間に12月も半ばになってしまいました。今年の12月の忙しさは…通販が徐々に忙しくなってきて…おゆみ野店のご来店がかなり多く忙しくなっています。移転して2年経ち、地域のこーひー好きの方に知られてきたんでしょうか、励みになります。

さかもとこーひー開店の頃から一番力を入れてきた「こーひーレッスン」ですが…おゆみ野店になってからも地道に続けてきまして…昨日の土曜日はお店で女性おふたり…明日月曜日は近所の中学校のお母さん方…年が明けると、公民館…と予定が入っています。これからも、ゆっくりと続けていきます。2時間くらいかけて、こーひー飲みながら…「コーヒーはフルーツだ!」と「丁寧な暮らし」をテーマにお話ししています。

先週の月曜日にやっと時間がとれて「ゴッホ展」に行ってきました。月曜日の午後なんで、そんなに混んでいないだろうと思っていたんですが…まぁ、大混雑という程ではないですが、けっこうな混み具合で、人気ありますね。今までゴッホは何度も観てますが…今回のテーマは「こうして私はゴッホになった」で…極初期の画とゴッホのスタイルがはっきりと出ている画が並んでいたのですが…その間わずか6年だそうで…その比較がとっても印象的でした。ほんと、ゴッホになった瞬間を感じました。

展覧会といえば…和田誠展も良かったです。展覧会で買って来た 「和田誠 装幀の本」と「銀座界隈ドキドキの日々」を読みましたが…紙の話しから「手ざわり、風合い」についてで…風合いは布地に使う言葉らしいということを知りました。質感、肌触りはこーひーでもとっても重要な魅力ですので…紙や布の風合いから質感という魅力をあらためて考えました。そして、和田誠さんの画や本全体からも風合いの良さが伝わって来て…さかもとこーひーでもおなじような風合いの良さをお届けしたいなぁーと思ってます。

2010年といえば…2月から3月にかけてニカラグアとエルサルバドルの産地に行ってきました。その時に訪れた農園のこーひーを今順番にお届けしていますが…農園の話しをしながらこーひーを説明すると、こちらが思う以上にお客様に伝わり大きな反応が返ってくるので、産地とお客様が繋がる役割の大切さを感じましたね。

同時に、焙煎する時に農園の日射しや風、気候を思い浮かべると、そのこーひーの持っている魅力がより明確にイメージできますね。来年2月にも訪問の予定が入っていますが…お客様には臨時休業でご不便おかけしますが…毎年産地を訪れていこうと思ってます。お客様と生産者の間で、より魅力的なこーひーをお届けしようと、おゆみ野店ではじめてのお客様から常連さんまでお話ししていて感じました。さかもとこーひーの坂本とお客様の関係から…生産者とさかもとこーひーの坂本とお客様と…関係が広がり深まる感じがしますね。或は、コーヒーという物に、血が通うっていうか…人と人の間にあるこーひーになるって感じますね。

と、いうところで、時間がきてしまいました。「年忘れこーひー放談・2」で…ゴッホ展の後によった「トシヨロイヅカ」で感じた事…達郎ツアーから、サンク・オ・ピエやいまカフェとのコラボ…さらに、今年から増えたスペシャルティコーヒーに参入してきている若い人へのアドバイスについて書いてみようと思ってます。

「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2010.12.05

「何?この珈琲!」

20101205_photo

12月に入りました…年末年始のお休みのお知らせです。

*12/23(木・祝)と12/27(月)は臨時に営業いたします。
*12/29(水)が年内最終営業日になります。
*1/5(水)から新年通常営業になります。

温暖な千葉ですが…徐々に冷え込みが厳しくなってきまして…「こーひーレッスン」のお申し込みが増えてきました。この冬は、近所の中学校で3回、公民館で2回のお申し込みがありまして…おゆみ野店になって2年が過ぎ、地元に少し知られてきたんでしょうか、嬉しいです。

以前は、コーヒーの本を持っていって、写真を見てもらいながらお話しをしていましたが…最近は店でスライドショーで流しているiPadを持っていって、実際に訪問した農園のお話しをすると、みなさんの盛り上がりが良いですね。

「こーひーレッスン」のテーマはいつも一緒で…「コーヒーはフルーツだ!」と「丁寧な暮らし」です。最初に30分程お話しをして…喉が乾いてきたところで…こーひーを淹れます。違いが分かりやすい3種類を楽しんでもらいますが…お菓子を用意して頂き、こーひーとお喋りとお菓子が揃うとみなさんご機嫌になりますね。最後に、気がつくとこーひー3杯を飲み干していて…みなさん、普段は1杯、飲んでも2杯くらいなのに、平気で3杯飲んでいることに驚かれています。この辺が…爽やかな甘さが魅力的なスペシャルティコーヒーの特徴だと思います。

そんなこんなで…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」の盛り上がりが続いています。上の写真は今週アレンジしていただいた薔薇ですが「イヴピアジェ」という名前だそうで…その香りにビックリしました。香りの弱い薔薇が多い中…この「イヴピアジェ」は、まずは当然薔薇の香りが印象的ですが…きれいな香りと言いますか、とっても上品で透明感を感じる薔薇の香りで…その次には、スイートジンジャーやフルーツの香りがして…言葉にすると「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」に通じるような香りでした、素晴らしい!

その「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」ですが…いつも夕方仕事帰りに来られる男性の常連さんと一緒に飲んでいると…「冷たくしたら、どうなの?」って言われて…それは考えていなかったので一瞬黙ってしまいましたが…ゆっくりとイメージしてみると…なるほど、面白そうで…そうきたら、冷たくしてジンと合わせたら、なかなか良いカクテルになりそうな感じがしました。夏だったらいつもジンがあるんですけど、今は家に無いので、今日か明日にジンを買ってこようと思ってます。色々と楽しみが増えますね。

かみさんは、毎日朝いちで淹れたこーひーを、ラベルやニューズレターを印刷しながらゆっくり飲んでいますが…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」は時間が経って冷めきると…マグカップに残ったこーひーからほんと薔薇の香りがすると驚いていました。豆の状態での香りは地味目なんですが…冷めてからの、花の香りと甘い味わい、薔薇やジャスミンの感じがとっても華やかで…この「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」のポテンシャルを日々感じています。

では、今週届いたお客様の声をご紹介します。

鹿児島県K.Yさま
おはようございます。九州も時々ウチの町では、朝の最低気温が氷点下を記録しています。寒い時期の朝の一杯の珈琲は、体に染みわたります(^0^)V。早速ですが、衝撃的な珈琲レポートをお送りします。

「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」
まず、袋を開けて一匂い???今までにエチオピアモカやグアテマラなんかストレートに鼻に香りが飛び込んでくるのですが
このパナマ・・・・反対にとても控えめな草木系の香りなんですね。でも、奥深くにスパイシーさや甘さを隠し持っていそうな
気配をさせてくれていました。お湯を注いでも、これまた奥ゆかしいくらいに草木系のとてもドライさで、それこそす~と香る?ので、ちょっと飲むときは、大丈夫かな?と不安に思うくらいでした。

でも、いざ一口含ませると<芸術は爆発だぁ~!!>みたいなすごい爆発力で、舌や口中にうま味をもった酸味や甘味を一気に吹き出してきたので、もうびっくりしましたよ。「何??この珈琲」というのが、全体的な感想です。ハヤブサのように一気に口の中を通り抜けていった感でもう一口、もう一口となんかあっという間に飲みきってしまいしました。冷めてもこの感覚は同じなんですが、うまい苦みがちょい舌先に残って誘う感がありました。

いや~。久しぶりに爆発力をもって珈琲でした。どちらかた言えば豆自体は、ひょろっとやせっぽちの長身ですが、味自体はすっごく「うまい」完成形でした。とてもおもしろい珈琲です。2袋注文していて良かったです。

「グアテマラCOEマニラ」
もちろんこちらもどちらかと言えばカレーのカルダモンみたいな香りで、あ~これこれという感じです。飲んでみると、期待を裏切らない甘味と酸味とにが味のバランスです。マロン系とかに相性よさそうです。

どうしても、パナマの衝撃が大きかったので、その差に愕然でした。珈琲豆一つにこれだけ、性格が様々であるのを確信しました。ますます奥が深いと思ってしまいました。これからも、楽しみにしています。以上激震の走った報告でした。  

兵庫県A.Kさま
先日は、パナマ・ゲイシャへの感想のご返信で、プレスでいれるをご指摘いただき、早速、グアテマラ・エルインフェルト・パカマラををグラスサーバーで、4分タイマー計測し、茶こしで濾しました。まず、ミルで挽いた直後の粉の香りですが、花の香りとともに、何か焼きたての野菜料理を思わせる香ばしさを感じました。さて、飲んでみると、甘く、クリーミーは口当たりです。もちろんブラックですから、砂糖もミルクも入れていません。少し冷めてくると、さっきの香ばしさは、カボチャを焼いたときのような香りですね。そして、旨みのようなものを感じます。アミノ酸かな。もっと冷めると、確かにワインだ。赤ワインの樽のような香りがする。

パナマ・エスメラルダ・ゲイシャとの比較もしてみました。パナマ・ゲイシャは、苦味・辛味にキレがあり、フローラルな香りが際立ちます。グアテマラ・エルインフェルト・パカマラは、甘味・酸味が柔らかく広がり、味に深い旨みがあります。 いやいや、恥ずかしい表現となってしましました。

千葉県旭市 K.Sさま
パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ。花の香り、ハーブの香り、コーヒーがこんなに複雑な香りがしたのは初めてです。冷めると香りが増しますね。

千葉県流山市M.Tさま
パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ
いれたても大変おいしかったですが、少し冷めてからの甘味がたった時がとてもおいしかったです。
グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ
試飲前に飲んだ他のグアテマラと比べると味に深みがありました。それぞれの味がバランスよく大変の見やすかったです。
パナマが飲んだ後じんわり口に染み込んで行く感じがしたのに対し、グアテマラは少し口に残る時間が長く感じました。

みなさん、どうも、ありがとうございました。同じこーひーを飲んでも、ひとりひとりの感じ方が違い、それを言葉にすると又違う表現になってくるのが好きです。美味しさはこーひーにあるんじゃ無くて…お客様おひとりおひとり感じるものにあるんだと思ってます。これからも、お客様とのコミュニケーションを深め、さかもとこーひーの美味しさをみなさんと一緒に磨いていこうと思ってます。

さて…いよいよ残り少なくなってきた…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」ですが…ご注文の勢いが弱くなってきていますので、なんとか、もう1週間持ちそうです、お楽しみください。

「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

« November 2010 | Main | January 2011 »