« 「コーヒービジネスを考える(28)」 | Main | 「コーヒービジネスを考える(29)」 »

2011.10.16

 「エルサルバドルCOE、グアテマラ・ラスロサス、コスタリカ・ブルマスハニー、ブラジル・カクェンジ」

20111016_logo

10月も半ばになり…朝はゆらゆらと昇る陽を見ながら…帰りはとっぷりと暮れた田んぼの上でオレンジ色に輝くお月様を背にして…歩いたり自転車だったりで通勤しています。こーひーがグッと美味しく感じる季節になってきて…夏の間ご無沙汰だった常連さんが顔を出してくれるようになりました。

柳ジョージさんが亡くなりました。最近聴いてなかったんですが…訃報を聞き、好きな曲を順番にかけたら、20代30代のガンガン聴いてた頃の間抜けだった自分の日々がフラッシュバックされてしまいました。「青い瞳のステラ、1962年夏…」の「好きなブルース かけてた夜はきまって 夜明けに すすり泣いてた~」…ここの声に痺れます。

さて…まずは、「選べるSセット」バージョンアップのお知らせです。

企画して以来あっという間に、さかもとこーひーのご注文の多数を占めるようになった「選べるSセット」ですが…さらに、お客様のご要望にお応えいたしまして…1050円/250g以上のこーひーは全て自由に選べるように致しました。(1890円/250g以上のこーひーは、+525円になります。)

と、言いますのも…「定番深煎りこーひー」が「選べるSセット」に入っていない為に…茜ブレンドやカフェタブロー、特上フレンチ等を選ぶと…3つでも「選べるSセット」にならないので…ご不便おかけしていました。

何回かリピートしてくると、みなさんそれぞれにお好みがはっきりとしてきますので…だったら、自由にお選び頂き…セット価格になれば、喜んで頂けると…店としても不都合があるわけでもありませんし、スタッフの連係もとっても良くなっていますので、作業に問題ありませんし…このように少しバージョンアップしました、お楽しみください。

そんなこんなで…今日は、見事に完熟した実ばかりを収穫した魅力いっぱいの…シングルオリジンばかり、4つのご紹介です。

最初は、エルサルバドルのカップオブエクセレンスこーひー「エルサルバドルCOEサンタ・ジョセフィータ」…次は、去年2回ご紹介して大好評だった「グアテマラ・ラスロサス」…そして、ヘビーユーザーのみなさんのご好評頂いた夏のコスタリカ・ドンマヨに続いての「コスタリカ・ブルマスハニー」…最後は、こちらも去年に続くブラジルの名門農園「ブラジル・カクェンジ」です。お楽しみください。

【エルサルバドルCOEサンタ・ジョセフィータ】
先日、エルサルバドルの生産者が来店された時にもお話ししたのですが…エルサルバドルのこーひーをお店で説明する時は…地図を一緒に見ながら…四国よりも少し大きいくらいの小さな国で…火山が多いので富士山のような山があちらこちらに見えます。

海からコーヒー農園のある山まで平野が続き…温暖ですが、かなりの強風が吹くことがあるそうです。農園を遠くから見ると…防風林がコーヒーの樹を四角に囲んで…ワッフル模様と呼ばれているそうです、それだけ風の影響が大きいのでしょう。

しかし、温暖な気候なので、完熟した実を丁寧に収穫すると、とっても滑らかで甘いこーひーになります。エルサルバドル特有の滑らかな口当たりから…甘さに続く流れが特徴だと思います。透明感、クリーミーな口当たり、柔らかな甘さがどなたにも安心してお勧めできる親しみ易い魅力があると思います。

こんな感じでお話ししているんです…そんなエルサルバドルこーひーの最高峰カップオブエクセレンス受賞こーひーです。

この「エルサルバドルCOEサンタ・ジョセフィータ」をテスト焙煎して…その日にスタッフみんなとお茶した時…Kさんが「これってCOEですか?…高いこーひーの味がする!!」…って第一声でした。

さかもとこーひーでは、スタッフの女性陣に専門的な知識やトレーニングをしないようにしています。みんな元々さかもとこーひーの常連さんで…こーひー好き美味しいもの好きな主婦なんで…お客様の立場から、厳しい主婦の本音、素直な感想を言ってもらえるようにしているんです。で、毎日家でも店でもこーひー飲んでいるんで…かなり的確な感想が出てきます。

ではその「エルサルバドルCOEサンタ・ジョセフィータ」の魅力です。まず、透明感が素晴らしいきれいな味わい…そして、華やかさと後味のキレの良さが第一印象でした。キャラクターはカシスやダークチェリーのようなベリー系とチョコレート系が一緒になって…滑らかさと豊かな味わいにエルサルバドルらしさが素晴らしいと思います。

少し冷めて、ゆっくりと味わうと…クリーミーで円やかな口当たりと長く続く心地よい余韻に流石カップオブエクセレンスだと思わせますね。その余韻には、チョコレート感の中にピーチやパパイヤのキャラクターが顔を出して楽しめました。

素直な誰にも親しみやすい魅力と味わい深さが一体となった素晴らしい魅力だと思います、お楽しみください。

2100円/250gパック(税込み)

【グアテマラ・ラスロサス】
先日の「グアテマラ・アゾテァ」が大好評でしたが…今回は…昨年通常の豆とナショナルウィナー受賞豆と…2回ご紹介して、とってもご好評だった「グアテマラ・ラスロサス」です。さかもとこーひーのグアテマラのメインの産地アンティグア地方とは違う、ウエウエテナンゴ地方で、COE入賞実績もある優秀な農園です。

「僕がグアテマラに惹かれる魅力のひとつが…ハニーライクです。フローラルな香りと甘さが一体になったようなハニーライクな魅力です。」…グアテマラの魅力をお話しする時に必ず言っていることです。

今回の「グアテマラ・ラスロサス」は…まず、繊細で柔らかな口当たりの甘さが最初に素晴らしいと思います。そこに、フローラルさやハニーライクさの魅力がグッと感じられます。そして、ブルーベリーやミルクチョコレートの感じが華やかさや気品さを伴って味わえると…トップクオリティのグアテマラの際立つ魅力を堪能できますね。

柔らかで円やかな口当たりに…華やかさや気品が加わり…余韻には複雑な味わい深さが愉しめる…このウエウエテナンゴ地方のグアテマラの魅力をお楽しみください。

1890円/250gパック(税込み)

【コスタリカ・ブルマスハニー】
夏にお届けした「コスタリカ・ドンマヨ」がご好評頂きまして…ヘビーユーザーの常連さんは、どんどん飲んでしまって、すぐ無くなってしまった。…そんな声を何人かの方から頂きました。先月はコスタリカのこーひーが無かったので、あわてて今月ご紹介します。

ブルマスというコスタリカのスペシャルティコーヒーで有名な豆ですが…円やかで豊かなコクと甘さ…これがヘビーユーザーの常連さんにピッタリなお好みなんでしょう。そして、きれいでキレの良い後味が、もうひと口、もうひと口と誘い…あっという間にひと袋を飲んでしまうんだと思います。

少し濃いめの味わいに仕上げてあります…そこに、カシスやチョコレートの魅力が魅力的で…余韻の柑橘系の隠し味が爽やかな甘さと明るい印象になって…さらに魅力をアップしていると思います。

甘さがあって、明るく切れの良い味わい、ベリー系からチョコレート系の魅力と…コスタリカの持っている後味の爽やかな良さをお楽しみください。

1575円/250gパック(税込み)

【ブラジル・カクェンジ】
「ブラジル・バハラス」と親子の農園の「ブラジル・カクェンジ」を去年に引き続きご紹介します。「ブラジル・バハラス」が息子さんの農園です。

「ブラジル・カクェンジ」は「バハラス」とは山の反対の斜面になっていて、栽培や精選処理が同じレベルな親子の農園でもキャラクターが明確に違っているのがとっても興味深いこーひーだと思います。2008年COEチャンピョン農園です。

まず、テスト焙煎で、去年と同じロースティングポイントで煎り止めたのですが…魅力が上手く出ていないので…1℃手前にして、かなりよくなり…もう1℃手前にして、素晴らしい魅力になりました。ちょっと手間がかかりました。同じ農園の豆だからといって、油断できないですね。

まずは…きめ細やかで柔らかな甘さの口当たりが印象的です。ラウンドとかクリーミーと言われる円やかさ滑らかさが素晴らしいです。

香りは、ピーチ系フローラルが流石「ブラジル・カクェンジ」と感じさせる魅力です。(この香りが最初のテスト焙煎ではモノ足りませんでした。)ゆっくりと味わっていくと…優しいミルクチョコレートのキャラクターにロゼワインのような魅力が隠し味になって…味わい深さが際立ってきます。

さらに、冷めきった後の余韻に優しくしかししっかりと感じるアプリコットとメロンの魅力…柔らかで豊かな余韻が素晴らしいこーひーです、お楽しみください。

1575円/250gパック(税込み)


震災をきっかけにして、Twitterはじめています。こーひーの話しをメインにぽつぽつやってます。
http://twitter.com/sakamotocoffee

「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。

|

« 「コーヒービジネスを考える(28)」 | Main | 「コーヒービジネスを考える(29)」 »

スペシャルティーコーヒー」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference  「エルサルバドルCOE、グアテマラ・ラスロサス、コスタリカ・ブルマスハニー、ブラジル・カクェンジ」:

« 「コーヒービジネスを考える(28)」 | Main | 「コーヒービジネスを考える(29)」 »