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2011.12.12

「コーヒービジネスを考える(33)」

「コーヒービジネスを考える(33)」

今年最後の「コーヒービジネスを考える」になります。
前回は、11/10でした。

すみません、間が空きました。

スペシャルティコーヒーのコモデティ化から、
ラーメン業界はコモデティ化から逃れていて、
素晴らしいなって話しが進みました。

今年を振り返ると…

日本にスペシャルティコーヒーが入って来て、
10年を越えて…

最近は、そのスペシャルティコーヒーに興味を持った
若い方々の参入が目立ってきました。

喜ばしいことだと思ってます。

しかし、業界のリーダーの方々を見ていると、

相変わらず10年間変わらずの素材、産地、生産者フォーカスと
エスプレッソ、バリスタばかり。

その先に進んでいません。

焙煎のメソッドは右往左往、
焙煎が確立できなければブレンドにも、フードペアリングにも
進めません。

踏み込んでいると思っているのは自己満足ばかり。

さらに、スペシャルティコーヒーで
どうビジネスにしていくのかも示されず、
素材自慢ばかり。

スペシャルティコーヒーはカスタマー・オリエンテッドで、
クラフトなのに…その重要な原則は置いてきぼりです。

ネットではエスプレッソ関連で盛り上がっているようですが、
これは、昭和の自家焙煎、ネルドリップが、
スペシャルティコーヒー、エスプレッソになっただけだと
感じています。

勿論、それは素晴らしいのですが、
あくまでも一部のマニア層イノベーター層の話しです。

で、今日の本題ですが…
ずーっと気になっているのが…

「原料」と「消費者」です。

スペシャルティコーヒーをリードする立場の方々から、
何度も「原料」と「消費者」と聞いています。

「原料」と「消費者」はコモデティコーヒーの言葉だと思ってます。

スペシャルティコーヒーはクラフトだと考えている人が、
「原料」と言うでしょうか?

フレンチや和食の料理人が、
自分が仕入れたクオリティの高い魚や肉や野菜を
「原料」と言うでしょうか?

同じように、
「消費者」はマスマーケット、コモデティマーケットの不特定多数のお
客さんに対する言葉です。

顔の見える生産者から、
クオリティの高い生豆を仕入れ、
クラフトで焙煎したスペシャルティコーヒーは、

その際立つ魅力、価値を評価し、必要としてくださるお客様、顧客に対して
届けるものだと思ってます。

それは、
コンシューマー、消費者では無く、
カスタマー、顧客だと思ってます。

リーダーのみなさんは、
スペシャルティコーヒーを工業製品としての
ビジネスチャンスとしか感じていないのでしょうか?

こんな根本的なことが、
業界で認識されていないことに、
疑問を感じています。

今年はこの辺で…。

一年程前に書いたブログをご紹介します。
スペシャルティコーヒー・スモールビジネスマーケティング


さかもとこーひーのHPのバックナンバーから、
「独立を目指す君へ」
でも、色々と書いています。

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