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2012.03.19

 「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ、グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ、ホンジュラスCOEフロル・デ・カフェ、エルサルバドル・ラスヌベス」

20120319_logo

相変わらずプライベートなバタバタを引きずって…ブログ、Twitter、Facebookのアップが出来ていません。そろそろ、いつものペースに戻れそうですので、少しお待ちください。

焙煎機を新しくして約2ヶ月になりますが…機械というものは、まっさらな状態と使い込んできたのとは違うんでしょうか?釜の調子が上がってきた感じがしています。まぁ、微妙な調整が進んでいますので、そのバランスのせいかもしれません。日に日に焙煎機が身体に馴染んできたので、安定した焙煎になっていますし…なんだかコクも豊かになってきたような気がします。

深煎り好きのみなさんは、苦味の感覚が変わったので驚かれたと思いますが…まずは深煎り定番こーひーやアトムの子から徐々に新しい深煎りの魅力にチャレンジしていっています。もうひと月ふた月でかなり仕上がると思います、ご期待ください。

兵庫県のAさまから、その辺についてのご感想メールを頂きました。

「新しい焙煎機は大きな熱量で芯から焙る感じですね。ナッツやミルクチョコ系の、円やかな甘さや香りがきれいに出ていると私も感じます。一方で、微妙な焦げや油の照りを好む方には、少しまとまりすぎて物足りない、というのも理解できます。醤油が焦げる香りは、日本人のDNAを揺さぶりますから。」

新しい焙煎機が熱の当りがとっても柔らかななので、微妙な焦げが無く、より優しく円やかな口当たりになり、香りもよりきれいに感じられるようになったと思いますが…一方、微妙な焦げに魅力を感じられる方、或は慣れている方には少し物足りないといったことがあると思います。で、メイラード反応の魅力(180℃前後で起きるとっても食欲を増して、魅力的な香りもでる化学反応。鰻や焼き鳥、パンの焼けるいい香り等…。)について、返信メールで説明しました。

そして、以下のようにご感想メールを頂きました。

「いつも、美味しい珈琲、ありあとうございます。『メイラード反応の魅力』について先日、配送頂いた、『モカ・シダモ』には、確かに、焦げの香りがします。そう、夕方に降り立った駅前に漂う、あの懐かしく香ばしい、醤油の焦げる香り・・・、 (神戸の垂水駅では、まさにこんな香りがします)坂本さんが 週刊こーひーコラム「プロのつぶやき」に書かれているように、「微妙に焦がさないんだけど、焦げの魅力が嬉しい、こーひーの手応えも掴んでいます。」って このことですね。見事です!今日は、雛祭り、嫁さん手造りのケーキを娘といっしょに食べ、坂本さんの、丁寧な『モカ・シダモ』が、心地よく合いました。」

Aさん、いつも、ありがとうございます。とっても参考になります。

そんなこんなで…新しい焙煎機になってからの…3回目のこーひーご紹介です。

常連のお客様からは、昨秋から「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」は何時になるんだ!…今年は「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」は無いのか?…との声を頂いていましたが…満を持してご紹介いたします。2つの農園とも高いですし、量も少ないし、魅力もとびっきり際立っていますので…焙煎機が身体に馴染んできたと実感してからの発売になりました。

まずは…世界一の香りと言われるこーひー「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」です。…次は、3年連続グアテマラCOE1位になった「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」…いつもはお正月用に発売するのですが、わざわざ取っておきました「ホンジュラスCOEフロル・デ・カフェ」…もうひとつ、訪問農園でとっても滑らかな口当たりが素晴らしい「エルサルバドル・ラスヌベス」です、とびっきりの魅力をお楽しみください。

「選べるSセット」は…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」が100gパックですが…250gパックの扱いとなります。(2つとも、200個限定ですので、売り切れの場合がご容赦ください。)

【パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ】(200個限定)
僕がはじめて「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」を飲んだのは、確か2004年のシアトルで…パナマの国際オークション(Best of Panama)で、ラ・エスメラルダ農園が出品した「Jamillo Especial」がポンド当たり21ドルという当時の最高落札価格を記録したものでした。それから…一昨年の秋に、みなさんにご紹介し…その素晴らしい魅力を楽しんで頂きました。

そして、焙煎機を新しくして…より繊細に、柔らかに、香り際立つ可能性を持って…焙煎しました。その結果…う~~ん、素晴らしい!…静かに激しいこーひー。去年と同じコメントですが…その質はアップしています。

まずは…口当たりの素晴らしさ!…柔らかで、滑らかで、繊細で、エレガント…しかも、重層的な深い味わいに、見事に甘さが絡んできます。香りは…最初、レモンバーベナのようなきれいで鮮烈な印象からスタートし…フローラル、ピーチ、白ワイン…冷めてくると、スパイシー、シナモン、スイートジンジャーといった魅惑的な余韻になってきます。

完全に冷めてもブライトと言われるキラキラした印象が際立って…フルーツ感とスパイシー感に舌を包み込むような上品な甘さにときめきます。

売り切れまで、さかもとこーひーおゆみ野店で試飲できます、お待ちしています。
 
「このラ・エスメラルダ農園は、パナマ西部・バルー火山の山すそに広がり、平均標高1600m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい農園です。」

1890円/100gパック(税込み)(200個限定)


【グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ】(200個限定)
一昨年の秋に「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と同時発売した「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」です。「グアテマラ・エルインフェルト」はグアテマラのカップオブエクセレンスで…2006年、2008年、2009年、2010年の1位獲得という、なんだかとてつもない実績の、ウエウエテナンゴの名門農園です。このこーひーも、「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と同じように…の農園の土壌、標高、気候、環境、技術と品種が一体になって生まれた魅力なんだと思いました。

今、カフェプレスで淹れて、ゆっくりと味わっていると…これをグアテマラのコーヒーと言って良いのか?考えてしまいます。「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラこーひー」としか言いようの無い個性、魅力でしょう。

ひと口、ふた口味わうと…あまりにも魅力的な滑らかで繊細な口当たりとともに、ピーチやフローラルな香り、さらにエレガントさいっぱいのきれいで上品な酸が余韻の魅力を引き立てます。少し冷めると、高級なミルクチョコレート、そしてワイニーなキャラクターが追いかけてきます。ピーチやフローラルさを支えているのが、きれいなリンゴのキャラクターですね。

完全に冷めると、やはりスパイシー感も感じられてきます、この魅力もお楽しみです。

滑らかで円やかなコクにはエレガントさを感じ…口当たりは、シルキー、ラウンド、クリーミーと心地よく、快感です。柔らかな甘さいっぱいで、さらに味わいに奥行きや厚みがあるのに驚きました。素晴らしいブルゴーニュのワインの魅力に通じる世界ですね、ご機嫌です。

農園の土壌、標高、気候、環境、技術と品種から生まれる…こーひーの素晴らしく魅力的な酸味と熟した甘味をお楽しみください。

「今やスペシャルティーコーヒーの中で、最も有名な農園の1つであるEl Injerto。その名が世界の表舞台に出たのは2002年のGuatemala Cup of Excellenceでした。33農園のWinning farmの内2品目がノミネートされ、一方はデビューでいきなり第三位の座を獲得しました。 華やかさがありフローラルでワイニィーなこのコーヒーは、その後も世界中の人々を虜にし、2008年のCOEではついに一位を獲得、ポンド当たり$80.20はGuatemala COEの最高取引価格を樹立しました。 そして今年2011年初めて単独オークションを開催、7kgだけ出品されたMoccaはポンド当たり$211.50という驚異的な価格にて取引されています。この農園の初代オーナーはヘスス・アギーレ氏、1874年のことでした。彼はさとうきび、タバコ葉などの栽培から初め、1900年にコーヒーの栽培を開始しています。インヘルトとは、この地に自生していたフルーツから名前を採ったものです。現在はアギーレ氏の家系である3,4代目が1956年から農園管理にあたっており、高品質コーヒーの生産、栽培方法の研究を使命と考え、環境配慮等の社会的責任も果たしてきております。El Injertoが目指すものは、コーヒーをよく知る人々に指名されること。エキゾチックでコンプレックス、複雑なワインのような味わいであるこのコーヒーを是非一度ご賞味ください。」

1890円/100gパック(税込み)(200個限定)


【ホンジュラスCOEフロル・デ・カフェ】
《ふと『美しい陶磁器』をイメージしました。名工が技術の粋をつくして一点のくもりも無い美しさを作り上げる。透明感、色合いの鮮やかさ、デザインのバランスの良さ、使いよさ・・・コーヒーを飲みながらそんなことが浮かぶのも変な話しかもしれませんが・・・。》2004年のはじめてのホンジュラスのカップオブエクセレンスコーヒーのご紹介文です。

この時のホンジュラスカップオブエクセレンスの印象がずーっと続いていまして…僕自身毎年楽しみにしているこーひーです。いつもは、毎年お正月用にご紹介してきましたが…この柔らかさはプロバットで焙煎したい!と…ふた月待ってのご紹介です。

上品な滑らかさと透明感…柔らかに舌に乗って来る甘さと余韻の長さ…やはり素晴らしいです。クリーミーでシルキーな柔らかな甘さと口当たりに…クリスプと言われる切れの素晴らしさも魅力的です。

香りは…ピーチやオレンジからフローラルと春にぴったりです。冷めて、最後のハーブのようなキャラクターが浮かんできて、これが気品を演出しているのかな?と思いました。

日射しはすっかり明るく春ですが…朝はまだまだ冷え込んでいるこの季節に…柔らかな甘さが舌を包み、口の中いっぱいになった余韻は、いつまでもおだやかな心地よさに満たされる…そんな感じでしょうか。完全に冷めると、ピーチとミルクチョコレートやスパイシーさが顔をだしてきてより魅力的にしていると思います。

「2001年に父親の遺産として受け継がれたこの農園は、コーヒーと野菜を生産しています。シェードツリーを植えず、太陽が燦燦と降り注ぐこの農園は、農薬も使われることがありません。生産工程のあらゆる部分に、品質向上と環境保護が意識され、コーヒーパルプは有機肥料として農園内にて使用されています。毎年12月から5月までの間に赤実だけを収穫、未成熟豆の混入を防ぎ、良質の豆だけが、自家所有のパルパーにて処理されます。 その後は車で15分ほどのウェットミルに持ち込まれ、 晴れた日には18時間、気温の低いときには36時間の醗酵行程が行われた後、1時間半ほどかけてドライミルに運ばれます。」

1890円/250gパック(税込み)

【エルサルバドル・ラスヌベス】
こちらは…エルサルバドルの訪問農園です。エルサルバドルは…50年以上の樹もあって、樹が長持ちするという、気候にも土壌にも恵まれた産地ですが…そんな環境から生まれた…滑らかな口当たりと心地よい甘さが素晴らしく…さかもとこーひーではどなたにもお勧めしやすいこーひーとなっています。

そして…この「エルサルバドル・ラスヌベス」は、素晴らしくきめ細やかで、滑らかなミルクチョコレートな魅力から…エルサルバドルらしい甘さ…ゆっくり味わうと…チョコレートと同時にココアな感じ、さらに、柑橘系からカシス的なニュアンス…冷めてワイニーな魅力も感じられ…シルキーな口当たり、上質で軽やかな中のクリーミーさと…お勧めのこーひーです。親しみやすいだけでは無くて…円やかな甘みと明るい印象、透明感のバランスにこの農園の優秀さ、上質さを感じます。

「オーナーであるエルネスト・リマ氏はレインフォレスト・アライアンス/オーガニックの取り組みに積極的に参加し、09/10年度のクロップでバードフレンドリーの認定も受けるなどサステイナブルに高い関心を持っています。ここでは25名の労働者がグループを作り、ヘルスケアやその他多くの社会的サポートを利用しています。農園は“イジャマテペック”というサンタアナ火山を含む国立公園に程近い場所にあり、リマ氏は自然との調和を重視して年間を通して野生動物を観察する役割を担う担当者を一人立てています。当農園では50年前からブルボン種が栽培され、それらを囲む大きなシプルスという木々が素晴らしい樹木の景観を作り出しています。ラス・ヌベスは03年度にカップ・オブ・エクセレンスに入賞し、エルサルバドルでも屈指の農園として知られています。」

1575円/250gパック(税込み)


「こんな美味しさ」を届けたくて!!…ドイツ製焙煎機に新しくしました。「より円やかな美味しさ」を磨いて行きます、ご期待ください。

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