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2012.03.31

「エルサルバドル・ラスヌベスとわらび餅」

午後、幼稚園からの幼なじみが千葉で有名なわらび餅を差し入れしてkしてうれました。スタッフと一緒におやつしました。こーひーは「エルサルバドル・ラスヌベス」…滑らかな口当たりと明るいキャラクターが、この爽やかさがご機嫌なわらび餅とドンピシャです。

そんなこんなで…今日は「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト」がよく出ました。ありがとうございます。どちらも冷めてからどんどん魅力的になっていき、30分程も余韻の快感を楽しめます。

さて、これから…サンク・オ・ピエでのワイン会。まだ頂いていない11周年記念メニューを主催のKさんセレクトのワインと一緒に楽しんできます。勿論、最後のこーひーは11周年記念メニューに合わせたブレンドです。

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「チキンシャック ブルーノート」

昨日の「チキンシャック ブルーノート」の余韻にまだ浸ってます。店のCDも朝からチキンシャック♪山岸さん、楽しそうだった。土岐さん、やっぱり凄いし、いいなぁー♪デレクのベースも効いてたなぁー。続木さん、目の前で弾いてて、凄かった。朝早いから1stだけで帰ってきたけど、1時間半でも3時間分のボリューム感。最後は勿論スタンディングオベーションでしたねぇー♪

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2012.03.29

25年ぶりの常連さん♪

先日、通販ではじめてのお客様からご感想メールを頂きました。

「コーヒー豆本日到着いたしました。早いご対応、誠にありがとうございます。丁寧な説明書(これはとても助かります。)テイスティングコメントとともに楽しませていただいております。

と言う訳で早速、「モカ シダモ」をいれました。フランボワーズの香りにはちょっと驚きました。そして何と言ってもきれいな酸味。それまでのモカの酸味とは全く別物です。中心からじんわりし染出るベリーの香味ホント雑味のないきれいな味。この感じ、確かにブルゴーニュですねぇ。

コーヒーとはすごいなと思った次第でございます。さて、私以前、といっても遥か遥か昔、テ カーマリーで紅茶をいただきまして、このときの紅茶にも驚きましたが。たまたまコーヒーを探していたところもしやと思い、注文してみました。

今度はコーヒーで驚かされるとは、おそるべし。というわけで、仕事の合間に飲ませていただくべくまた注文させていただきます。どうもありがとうございました。ぜひお店にも。

では取り急ぎ商品到着のお知らせとお礼まで」

とっても、的確なご感想とともに…なになにー、テ・カーマリーのお客様ー?…お名前から、そうそう、憶えているお名前です。性は変わっていますが。25年くらい前の常連さんです。カウンターにひとり座って、紅茶を飲んでいました。

お返事すると…やっぱり、そのお客様とのメールが却ってきました。

「さて、今日はホンジュラス・・・をいれてみました。コメントの通りにシルキーな感じと濃厚なミルクの膜のような
ニュアンスがありました。果実系ではなくて、カカオ、シガーっぽい感じがします。後味は香ばしく苦い感じ。
私の入れ方のせいか?抽出が濃かったか ?ちょい苦みに押されるところがあって、また新たに入れてみます。
モカ シダモがブルゴーニュだとするとホンジュラスはイタリア、バローロとかバルバレスコみたいかな・・と。チョコレートペロッとなめてずずっと飲みたいです。」

最近コーヒーが飲めるところがめっきり減ってしまい、自分で入れるしかないものですから、本当にうれしい限りです。」

時々、昔の常連さんがさかもとこーひーのお客様として戻ってきますが…それにしても、一度の注文で、こういったご感想とは…。

自分に嘘の無い紅茶やこーひーを届けてきましたが…おひとりおひとりにその魅力は届いていたという実感を持てて、ほんと職人冥利に尽きる瞬間です。

30位だった私は60が目の前になり…二十歳くらいだった彼女も順調に大人になったようです。

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2012.03.27

フランス産イチゴのスープとこーひー

サンク・オ・ピエのシェフから、4月5月のメニューが届きました。今回のデザートは…「花梨のヴィネガーと蜂蜜のグラニテを添えたフランス産イチゴのスープ」です。

シェフはメールで「今回は、イチゴのスープなのでかなり無理なお願いなんですが、、、。よろしくお願いします。」とのことで…イチゴのスープにこーひーを合わせるのは、普通じゃなかなか考えられませんが…さかもとこーひーは普通じゃ無いので…午前中イメージしてました。

花梨のヴィネガーは、とっても面白いということで、月末のワイン会の時に味見させてくれるそうです。どんなんでしょう。その花梨のヴィネガーと蜂蜜のグラニテを添えるんですね。

フローラルな感じにほのかな甘さがあって、イチゴの酸味と香りで、ほんと春らしいですね。

さっき、ずらーっとカッピンググラスを並べて、とりあえずブレンドしてみましたが…以外とシンプルな組み合わせで上手くいきそうです。

料理は…「パルマ、ピオ・トジーニ社の生ハムとハンガリー産マンガリッツァ豚の自家製生ベーコン、サラダ添え」…「フォアグラのソテー、イタリア産アーティーチョーク添え熟成バルサミコ風味」…「美味!イカ墨のリゾット、サルディニア島産ボッタルガ風味、富山湾産ホタルイカ添え」…「フランス産雛鶏のポワレ、鶏のジュを添えて」…と、間違いなく美味しいもの勢揃いって感じです。http://plaza.rakuten.co.jp/cinqchef5/diary/201203260000/

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焙煎見学のお問い合わせが…。

「焙煎の見学について…。」をアップしたところ、さっそくお問い合わせがありました。
今年に入ってからのものも、今回のものも焙煎機を入れて、営業スタートした人や開店準備している人で…本来、もうある程度の焙煎が出来上がっている段階のはずなんですが…どうも思ったようにいかないようです。

まぁ、いい加減な人だったら…それでもエイヤー!とばかりに開店してしまうのでしょうが…まじめな人は、そこで大きな壁にぶち当たって、困っているようです。

勿論、情報を集め、セミナーにも参加しているのですが…そこには、一応焙煎機を操作するくらいのレベルの内容でしかないようです。

僕は業界の情報と(20年以上前なんで、ネットもなにもありません。)あちこち飲み歩いて舌を作っただけで、自分で焙煎してしまいましたが…。

もっとも、手網で8年ほど週に4回5回と焙煎し、データを取り、焙煎の目、耳、鼻と鍛えてきました。

さらに、業界の情報だけでは答えがないので…調理や製菓のことを学び…そこから焙煎機というものを考えてきました。

そのように、時間をかければ、なんとかなるんでしょうが…そんな時間もない場合は行き詰まりますね。

まぁ、そんなレベルで開店考えるなよ!…って思いますが、それがこの業界の現実なんですね。

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2012.03.25

「焙煎の見学について…。」

20120325_photo

やっと春らしくきれいに晴れ上がった朝です。日曜は原則焙煎しませんので…7時過ぎまでゆっくりと寝て、こーひー飲みながらのんびり朝食して…店で8時半頃から「プロのつぶやき」を書き始めます。(普段は、朝起きて顔洗ってすぐに店に来て、6時過ぎから焙煎、こーひーはゆっくり飲めずにカッピング…そんなせわしなさです。)

昨日届いた「We Love MURE san」という、79才の現役ジャズ・ギタリストの中牟礼貞則さんのアルバム聴きながら…「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」を淹れて…だいぶ集中してきました。それにしても、79才でなんと生き生きとしたプレイ、それにジャケットの写真の凛とした姿、視線の鋭さ…まさに現役のかっこよさに憧れます。

「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」をおゆみ野店で試飲して頂きながら…様々なご感想を受け止めています。通販のお客様からも早くもご感想が届いています。随時、ブログにアップしていますので、ご覧下さい。

今回は、プロバット焙煎機で焙いた「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」ということで…同業の友人からもご感想が届き、許可を得てアップしました。もっと美味しいコーヒーをと強い思いがある方は、自腹で注文するのが基本ですから…友人から注文が来た時には感心しました。特に「ホンジュラスCOEフロル・デ・カフェ」の魅力が新鮮だったようで…これも、プロバットに慣れる迄取っておいた甲斐がありました。

そんなこんなで…今日は「焙煎の見学について…。」のお知らせです。

以前から時々、焙煎の見学や指導についてのお問い合わせがあります。友人や紹介があった人には、見学してもらったり、指導もなんだかんだ10人程してきましたが…今年になって又お問い合わせが続き…新しいプロバットでの焙煎がふた月過ぎて…すっかり慣れて余裕ができてきましたので、受け入れることにしました。

度々書いてますが…この10年で日本のスペシャルティコーヒーは、クオリティの高い素材の流通が進んだだけで無く、自店にあった(自店のお客様に合った)素材を選べるような恵まれた環境になってきました。

さらに、基本のカッピングスキルを学べるようになり…これで、大前提が揃ったわけです。勿論、その他の情報も豊富になっています。

しかしながら…焙煎のメソッドが確立されていないので…若手からベテラン・指導者まで右往左往しているのが現実でしょう。きちんと焙煎できていなければ、当然ブレンドのスキルもアップしません。際立った魅力になっていて、それぞれの豆をどうブレンドしたらシングルオリジンには無い魅力になるかの段階に進めると思います。なんとなくの魅力の豆をいくら混ぜてもたいした違いは無いし、際立った魅力にはならないと思います。(もうひとつの問題は、マーケティングメソッドが無いことですが…それは又別の機会に。)

スペシャルティコーヒーの焙煎についてです。昭和の自家焙煎はかなり完成して、成熟していると思ってます。

さかもとこーひーの焙煎に対する考え方は…「焙煎は乾熱調理である。」ということです。この辺についてはブログの「コーヒーの焙煎を考える」にシリーズで書いてあります。

要は、焙煎は調理で…調理には「乾熱調理」と「湿熱調理」があり…焙煎は乾熱調理で180℃前後で化学変化させて、魅力的なものにするってことです。

そして…「理論は現実に従う、現実は理論に従わない」をベースにしています。

焙煎には色々と理論があったり、流派や流行があったりしますが…どんな美味しさを目指していて、その美味しさが再現できるように焙煎メソッドを確立し…それをバージョンアップしてきたということです。

誰が言っているからとか、これが最新の考え方だとかは関係ありません。最終的なカップの魅力から仮説検証することが大切だと思ってます。

もうひとつ…サンプル焙煎と本焙煎は違うということです。サンプル焙煎は、その素材のスペックが判断できれば良いですが…本焙煎はお客様に届けるためのものですから、再現性が重要になってきます。

そして…「スペシャルティコーヒーはカスタマーオリエンテッド」ですから…自店の顧客を持っていないインポーター等の流通関係者やコンサル関係の指導者には、深い意味でのスペシャルティコーヒーの魅力作りは難しいということです。なぜなら、自分の顧客がいないのですから…。できるのは、不特定多数の消費者、コンシューマー向けの商品作りだけです。

まぁ、別にさかもとこーひーの焙煎が最高で全てというわけでは無く…色々な焙煎メソッドがあって良いわけなんですが(勿論焙煎機によっても違いがあるでしょうし…。)そのひとつの例として、さかもとこーひーの焙煎の見学を受け入れることにしました。

さかもとこーひーでは18年半フジローヤルの焙煎機を使って来て、2012年1月にプロバット焙煎機に替えましたが…さかもとこーひーの焙煎メソッドがどちらにも通用したことが大きいです。勿論、微妙な調整は必要ですが…基本的な考え方は全く変えていません。

「焙煎見学」
-火曜日~土曜日の毎朝6時-7時に焙煎をスタートしています。
-その焙煎を見学しながら、質問に答え、説明もします。
-その日焙煎したこーひーのカッピングとその焙煎豆付きです。
-朝早いので、その時間が難しい方は相談して時間をずらします。
-予約をメール takafumi@sakamotocoffee.com かお電話 043-263-4703 で
お願いします。(お名前、店名、おところ、電話番号、メールアドレス)
-独立前の方もお気軽にどうぞ…質問もお気軽にどうぞ、お待ちしています。
-¥10,500/回

その他、以下のメニューも用意しています。

「さかもとこーひーでの一日セミナー」
-1-5名で、さかもとこーひーの焙煎の解説から、焙煎の実際、カッピングのセミナーです。

「相談先での2日間焙煎セッティング」
-相談先に出張して、2日間かけて、その焙煎環境でのセッティングをします。レシピ作りとも言えます。
-アフターフォロー、セッティングした店の豆とデータを送って頂き、カッピングし、電話でアドバイスします。
-素材が変わると、微調整やロースティングポイントの決定が必要ですし、ブレンドのアドバイスもします。
(同時に、マーケティングのアドバイスもしています。)

「こんな美味しさ」を届けたくて!!…ドイツ製焙煎機に新しくしました。「より円やかな美味しさ」を磨いて行きます、ご期待ください。

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またまた、同業者からのご感想

3/23に同業の友人からのご感想をご紹介しましたが…昨日3/24にまたまた別の同業の友人からご感想が届きましたので…ご紹介しますね。

「坂本さんのこーひー…早速カッピングです。いちばん興味深かったのがホンジュラスのCOE フロル・デ・カフェとても甘い香り! というのが第一印象のコーヒーでした。フローラル、オレンジ、ピーチ、ダークチェリー、赤ワイン、ジンジャー、プラム、アプリコット、ピーチ、シルキー」

「冷めてから更に透明感と甘さが引き立ちます。そして、バナナ、まったりとした甘さのなかに確かに感じられる「バナナ」こんなにはっきり感じたバナナ感は初めてかと思います。楽しいです! このコーヒー。」

「コーヒーの中にバナナの味わいもあるんだということは、坂本さんのホンジュラスでいま立証されたような気がします。今日の私がそうであるように新しい体験ってワクワクしますもの♪」

「ホンジュラスだけで終わるわけではありません。四天王ともいうべき贅沢なカッピングを愉しませていただいています。

「ニカラグア エンバシー、なんともエキゾチックな香りのコーヒーニカラグアのエンバシーはまだ使ったことがありません。きれいでクリーミーで繊細で、まろやかさと甘さの持続する余韻が素晴らしくて、そこにりんごやピーチ、スパイシー感もふわっとあって、 最後まで楽しめました。もぎたての あのジューシーな甘さですね。スパイシー感もふわっとあって…この表現力がぴったり!」

「エルインフェルト パカマラ、フルーツ感たっぷり、円やかでクリーミー、オレンジやカシスの爽やかさもあり、まったりとした甘さもあり、赤ワイン ベリー系も顔をのぞかせて、冷めて、また甘さが・・・とても奥行感のある豊かな味わいでした。」

「エスメラルダ ゲイシャ、これは、もう! 完全にお客さんをノックアウトさせるコーヒーですね。その前に私がクラクラっと倒れそうになりました。まったく他の豆を寄せつけないくらい別格そのもの…。 香水かと思えるほどのフローラル感… フローラル系フローラル気品高くエレガント、冷めてからの余韻のなかからスィートジンジャーとかレモンピールとかの味わいや香り…更には、口の中に薔薇の花弁でも含んでいるのか…そう思えるくらいの優しい香りが
ただただ、心地よくて・・・本当にゲイシャって素晴らしいですよね。」

「コスタリカで運よくゲイシャのチェリーを味わうことができました。それまでのチェリーが甘いっていってもオレンジのような優しい甘さだったのに対してゲイシャはトロピカルフルーツ!マンゴやオレンジ色に熟したパパイヤそのものの甘さと香りが口いっぱいに広がってビックリしましたが・・・それが、パナマのエスメラルダ、はぁ。。。本当に贅沢なカッピングでした。できれば、休みの日にゆっくりとやりたかったです。それを待てなかったのは誰の罪でしょうか。無理ですよ。こんな魅力的な誘惑に勝てるわけないです。」

どうも、ありがとうございます。やはり女性ならではの感性、表現ですね。おっさんの僕としては圧倒されるものがあります。あらためて…「美味しさってあるものではなく、感じるものだ」と思いました。

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2012.03.24

余韻に凄さが…。

いつもの土曜日のように、午前中に来店が続き…ひと段落しました。さっそく「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」を同時に淹れて…お客様と一緒に試飲してました。

粉に挽いた時の香り…お湯を入れて少し経った時の香り…カップに注いだ時の香りと…変わっていく香りが楽しいですが…粉よりも、お湯を注いだ時の方が印象的なようです。

味わいは…まず、冷める迄ゆっくりとお楽しみくださいと言っています…そして、少し冷めた時の透明で気品のある味わいなのに、滑らかで豊かな魅力が感じられると、思わず笑顔になります。

熱い時には感じづらい滑らかさ、透明感、切れの良さと爽やかで複雑な香りが一体となった瞬間を体験してもらえたらご機嫌です。

そして、一番強調するのは…ひと口ふた口飲んでからの…長い長い余韻に感じられる香りと味わいなんです。さっき、お客様が変えられてから30分以上経っても、口の中は香りと味わいの余韻でいっぱいでした。

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「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」の試飲、土日にお待ちしています。

なんだか雨模様の土曜日ですが…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」の試飲をおゆみ野店でお待ちしています。

前回は、試飲会を土日一回決めて行いましたが…今回は毎日気軽に試飲をして頂いています。普段でも土日はご来店のお客様が多いですから…今日明日の土日は「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」をたくさん淹れて、みなさんと一緒に楽しみたいと思ってます。

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2012.03.23

同業者からのご感想

毎日「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト」について…常連さんからのご感想やおゆみ野店で試飲しながらのご感想を頂いています。

昨日今日で印象的だったのは…こういった特別なこーひーは淹れ方も特別なんですか?…って言われたことでした。主婦のお客様です。いやいや、普段通りで大丈夫です♪ってお答えしました。

どうも、コーヒーは淹れ方にウエイトをかけてきたってことを実感します。勿論、あまりにもいい加減では台無しですが…その店の、さかもとこーひーならさかもとこーひーのお勧めの淹れ方で気軽に淹れれば大丈夫です。

同じ淹れ方で…それぞれの際立った魅力、個性を楽しめるように焙煎していますからね。

一昨日、同業の友人から注文のメールが届いて…一昨日発送したら、昨晩今朝とさっそく感想が届きました。女性の友人なんですが…男性と少し違った感覚が感じられて、とっても参考になりました。

どうしても、自分の癖がありますから…このように同業の感想は助かりますし、勉強になります。

そんなこんなで…許可を得たので、ご紹介します。

「坂本さん、楽しみにしてましたコーヒーが今日届きました。ありがとうございます。早速勝手にカッピングさせていただきながら、プレスでも楽しんでます。」

「エスメラルダ・ゲイシャ…エレガント系フローラル、レモン、オレンジ、ピーチ、スィートジンジャー、輝きを持った透明感、甘さに包み込まれた酸はとても心地よくて、ベルベットのように柔らかな口当たりを伴ったエレガントさ。
気品のある魅惑的な魅力でした。」

「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ…フルーツ系フローラル、シトラス、トロピカルフルーツ、ラウンド、クリーミー、スィートチョコ、ワイニー、なめらかさとまろやかさ、冷めてからのトロピカル感とチョコ感のミックスした余韻が楽しめました。」

「ニカラグア・エンバシー…ベリー系フローラル、アップル、ピーチ、カシス、ハニー、きれいでクリーミーで繊細で、まろやかさと甘さの持続する余韻が素晴らしくて、そこにりんごやピーチ、スパイシー感もふわっとあって、最後まで楽しめました。」

「今朝味わうのを楽しみにしてました、さかもとこーひーさんのホンジュラスCOE。個人的にあんまり好みではないと思っていた?、思い込んでいたホンジュラスが・・・わ~お(^.^)…ホンジュラスCOE フロル・デ・カフェ…ベリー系フローラル、オレンジ、ピーチ、バナナ、ブラックベリー、Rワイニー、ジンジャー、冷めてからの余韻の甘さ、甘さを伴った果物のような甘さで、鮮明にバナナをイメージ出来ました。そこにジンジャーが漂って爽やかな甘さのハーモニーになってました。温度差での表情がとっても楽しめる味のリズム感でした。ありがとうございます。」

どうも、ありがとうございました。僕の感じていないニュアンスもあって、勉強になりました。同じこーひー飲んでも、ひとりひとり感じ方、印象が違うのが楽しいです。そして、自腹で買って飲むのは一番力になるんです。日本のスペシャルティコーヒーの世界は女性が活躍しそうな予感がしています。

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2012.03.22

パナマ・エスメラルダ・ゲイシャの試飲

このひと月、ジタバタしていましたが、だいぶ落ち着いて来たので、いつものペースになっていきそうです。新しい焙煎機になってふた月…常連さんからのご感想が増えています。微妙な焦げが無くなって…ドンピシャで喜ばれている方…その微妙な焦げに魅力を感じていたのにキャラが変わりちょっと驚かれている方…当然のことながら色々なご感想が届いています。

そのご感想からのコミュニケーションに、これからのさかもとこーひーの可能性が見えてきます。

きれいで、やさしく、円やかな味わいの魅力を喜ばれている方には…もうこの路線を磨いて行きますので、ご期待くださいと言えます。

深煎り自家焙煎店にあるような、苦味の魅力、その魅力をスペシャルティコーヒーで生かしたさかもとこーひーのキャラがお気に入りだった方には…申し訳ありません!…少し長い目でみてください。でも、もう進化する苦味、深煎りの魅力の手応えを掴んでいますので…素材と相談しながらご紹介できる段階になっています。

ただ、品揃えの問題がありますので…まずは…「アトムの子」や深煎り定番こーひーの「茜ブレンド」「カフェタブロー」「特上フレンチ」と季節の「ミモザカフェ」から焦げの無い深煎りこーひーの魅力をお届けしたいと思ってます。

そして、あとひと月ふた月…さらに夏を過ぎて、秋になる頃にはシングルオリジンでもきちんと品揃えできるようにしたいと思います、ご期待ください。

で…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」のご注文をいいペースで頂いていますが…おゆみ野店に試飲に来られるお客様が増えてきました。

すると、一緒に味わいながらコミュニケーションを重ね…おひとりおひとりの感じ方がリアルに伝わってきますので…とっても参考になります。

通販でも感じることですが…とりあえずふたつをご注文される方は多いのですが…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」に集中してのご注文…「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」に集中するご注文と…はっきりとしたお好みが伝わってくるものが目立って…興味深いものがあります。

おゆみ野店での試飲でも…その辺のお好みが分かれています。ご夫婦で来られて、お好みが分かれる方もいらっしゃいました。

僕としては…際立つ香りを楽しむのは勿論ですが…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」も「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」も…ゆっくりと味わっていただきたいと思ってます。

温度が下がるに連れて変わって行く印象、味わいの魅力…冷めきってからの余韻の魅力の奥深さ…ここに、このふたつの豆のクオリティの素晴らしさと…そのクオリティを生かす焙煎の技が感じられると自負しています。」

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2012.03.20

深煎りこーひーの魅力を…。

新しい焙煎機になって、約ふた月…日に日に身体にも感覚にも馴染んできて…そんなタイミングで「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と「グアテマラ・エルインフェルト」を焙き、今日から発売しました。

お陰さまで…通販も来店もそのふたつのこーひーのご注文を頂いています。仕入れが高価で量も少ないので、焙煎できる回数が少ないので失敗出来ませんから、かなり集中して焙煎します。ある程度焙煎機に馴染んでいないと販売できる豆が無くなってしまいますからね…。

「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」も「グアテマラ・エルインフェルト」も…他にない際立った香りの素晴らしさと、滑らかで気品があり、豊かさも兼ね備え、余韻も長く魅力的なんですが…ともに、上質な甘さと酸の心地よさがそのクオリティを支えていると思います。

ですから、深くは焙いていませんし、浅くてもバランスが悪くなりますので、ピンポイントでロースティングポイントを決めています。(まぁ、どの豆もピンポイントですけどね…。)

新しい焙煎機になって…微妙な焦げが全く無くなりましたので…優しく円やかな口当たりが多くの常連のお客様、そしてはじめてのお客様にもご好評頂いています。

しかし…その反面、深煎り珈琲の心地よい焦げがお好みだったり…その苦味に慣れている方には…あれっ?味わいが変わっちゃった?…酸味のこーひー?…そんなご感想も頂いています。

そういったみなさんには本当に申し訳ありません。驚かれた方がいらっしゃると思います。

今朝届いた2通のメールがそのようなご感想でした。

「無事に届きました。以前の特上アイスに比べると、深煎りというよりも中煎りくらいの感じでしょうか。個人の好みなので難しいですが、すこし油が浮くくらいでないと深煎りとは言い難い感じもしています。」


「前回、前々回注文した豆は酸味が目立ち飲みにくく、私の好みではありませんでした。酸味が少なく、香りがよい豆を、いくつか教えていただけませんか。」

Oさん、Iさん、ありがとうございました。そうですよね。

酸味の問題は…粗挽きにしたり、お湯の温度を下げ、ペーパードリップで淹れる方が特に感じやすいようです。さかもとこーひーの場合は…細挽き、95℃以上の高温のお湯をお勧めしています。さらにカフェプレスで淹れると私坂本が飲んでいる味わいと同じように楽しめると思います。

ペーパードリップでも良いのですが、すこしさっぱりとして、滑らかな味わいや甘さが弱くなりますので、より酸味を感じやすくなると思います。

「コーヒーはフルーツだ!」ですので…完熟した豆を選別したものしか使っていませんが、甘さと質の高い酸味のバランスに際立つ魅力がありますし…それが味わい深さや味わいの厚みにもなっていると思いますので…酸味の全く無いような豆では豊かな味わいにはならないと思ってます。

そうは言っても、酸味と甘みのバランスはおひとりおひとり違いますし…Oさんが「すこし油が浮くくらいでないと深煎りとは言い難い感じもしています。」と仰るように…深煎りこーひー好きのお客様のお好みにぴったり合うような味わいのこーひーも追い求めて行きます。

せっかく焦げ無い焙煎機にしましたから…焦げは無くて、しかも、深煎りこーひーの魅力いっぱいの焙煎を目指して、日々検証しています。もうだいぶ目処がたってきましたので…あとひと月ふた月でかなり完成すると思います。ご期待ください。

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2012.03.19

 「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ、グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ、ホンジュラスCOEフロル・デ・カフェ、エルサルバドル・ラスヌベス」

20120319_logo

相変わらずプライベートなバタバタを引きずって…ブログ、Twitter、Facebookのアップが出来ていません。そろそろ、いつものペースに戻れそうですので、少しお待ちください。

焙煎機を新しくして約2ヶ月になりますが…機械というものは、まっさらな状態と使い込んできたのとは違うんでしょうか?釜の調子が上がってきた感じがしています。まぁ、微妙な調整が進んでいますので、そのバランスのせいかもしれません。日に日に焙煎機が身体に馴染んできたので、安定した焙煎になっていますし…なんだかコクも豊かになってきたような気がします。

深煎り好きのみなさんは、苦味の感覚が変わったので驚かれたと思いますが…まずは深煎り定番こーひーやアトムの子から徐々に新しい深煎りの魅力にチャレンジしていっています。もうひと月ふた月でかなり仕上がると思います、ご期待ください。

兵庫県のAさまから、その辺についてのご感想メールを頂きました。

「新しい焙煎機は大きな熱量で芯から焙る感じですね。ナッツやミルクチョコ系の、円やかな甘さや香りがきれいに出ていると私も感じます。一方で、微妙な焦げや油の照りを好む方には、少しまとまりすぎて物足りない、というのも理解できます。醤油が焦げる香りは、日本人のDNAを揺さぶりますから。」

新しい焙煎機が熱の当りがとっても柔らかななので、微妙な焦げが無く、より優しく円やかな口当たりになり、香りもよりきれいに感じられるようになったと思いますが…一方、微妙な焦げに魅力を感じられる方、或は慣れている方には少し物足りないといったことがあると思います。で、メイラード反応の魅力(180℃前後で起きるとっても食欲を増して、魅力的な香りもでる化学反応。鰻や焼き鳥、パンの焼けるいい香り等…。)について、返信メールで説明しました。

そして、以下のようにご感想メールを頂きました。

「いつも、美味しい珈琲、ありあとうございます。『メイラード反応の魅力』について先日、配送頂いた、『モカ・シダモ』には、確かに、焦げの香りがします。そう、夕方に降り立った駅前に漂う、あの懐かしく香ばしい、醤油の焦げる香り・・・、 (神戸の垂水駅では、まさにこんな香りがします)坂本さんが 週刊こーひーコラム「プロのつぶやき」に書かれているように、「微妙に焦がさないんだけど、焦げの魅力が嬉しい、こーひーの手応えも掴んでいます。」って このことですね。見事です!今日は、雛祭り、嫁さん手造りのケーキを娘といっしょに食べ、坂本さんの、丁寧な『モカ・シダモ』が、心地よく合いました。」

Aさん、いつも、ありがとうございます。とっても参考になります。

そんなこんなで…新しい焙煎機になってからの…3回目のこーひーご紹介です。

常連のお客様からは、昨秋から「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」は何時になるんだ!…今年は「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」は無いのか?…との声を頂いていましたが…満を持してご紹介いたします。2つの農園とも高いですし、量も少ないし、魅力もとびっきり際立っていますので…焙煎機が身体に馴染んできたと実感してからの発売になりました。

まずは…世界一の香りと言われるこーひー「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」です。…次は、3年連続グアテマラCOE1位になった「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」…いつもはお正月用に発売するのですが、わざわざ取っておきました「ホンジュラスCOEフロル・デ・カフェ」…もうひとつ、訪問農園でとっても滑らかな口当たりが素晴らしい「エルサルバドル・ラスヌベス」です、とびっきりの魅力をお楽しみください。

「選べるSセット」は…「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」が100gパックですが…250gパックの扱いとなります。(2つとも、200個限定ですので、売り切れの場合がご容赦ください。)

【パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ】(200個限定)
僕がはじめて「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」を飲んだのは、確か2004年のシアトルで…パナマの国際オークション(Best of Panama)で、ラ・エスメラルダ農園が出品した「Jamillo Especial」がポンド当たり21ドルという当時の最高落札価格を記録したものでした。それから…一昨年の秋に、みなさんにご紹介し…その素晴らしい魅力を楽しんで頂きました。

そして、焙煎機を新しくして…より繊細に、柔らかに、香り際立つ可能性を持って…焙煎しました。その結果…う~~ん、素晴らしい!…静かに激しいこーひー。去年と同じコメントですが…その質はアップしています。

まずは…口当たりの素晴らしさ!…柔らかで、滑らかで、繊細で、エレガント…しかも、重層的な深い味わいに、見事に甘さが絡んできます。香りは…最初、レモンバーベナのようなきれいで鮮烈な印象からスタートし…フローラル、ピーチ、白ワイン…冷めてくると、スパイシー、シナモン、スイートジンジャーといった魅惑的な余韻になってきます。

完全に冷めてもブライトと言われるキラキラした印象が際立って…フルーツ感とスパイシー感に舌を包み込むような上品な甘さにときめきます。

売り切れまで、さかもとこーひーおゆみ野店で試飲できます、お待ちしています。
 
「このラ・エスメラルダ農園は、パナマ西部・バルー火山の山すそに広がり、平均標高1600m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい農園です。」

1890円/100gパック(税込み)(200個限定)


【グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ】(200個限定)
一昨年の秋に「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と同時発売した「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」です。「グアテマラ・エルインフェルト」はグアテマラのカップオブエクセレンスで…2006年、2008年、2009年、2010年の1位獲得という、なんだかとてつもない実績の、ウエウエテナンゴの名門農園です。このこーひーも、「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と同じように…の農園の土壌、標高、気候、環境、技術と品種が一体になって生まれた魅力なんだと思いました。

今、カフェプレスで淹れて、ゆっくりと味わっていると…これをグアテマラのコーヒーと言って良いのか?考えてしまいます。「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラこーひー」としか言いようの無い個性、魅力でしょう。

ひと口、ふた口味わうと…あまりにも魅力的な滑らかで繊細な口当たりとともに、ピーチやフローラルな香り、さらにエレガントさいっぱいのきれいで上品な酸が余韻の魅力を引き立てます。少し冷めると、高級なミルクチョコレート、そしてワイニーなキャラクターが追いかけてきます。ピーチやフローラルさを支えているのが、きれいなリンゴのキャラクターですね。

完全に冷めると、やはりスパイシー感も感じられてきます、この魅力もお楽しみです。

滑らかで円やかなコクにはエレガントさを感じ…口当たりは、シルキー、ラウンド、クリーミーと心地よく、快感です。柔らかな甘さいっぱいで、さらに味わいに奥行きや厚みがあるのに驚きました。素晴らしいブルゴーニュのワインの魅力に通じる世界ですね、ご機嫌です。

農園の土壌、標高、気候、環境、技術と品種から生まれる…こーひーの素晴らしく魅力的な酸味と熟した甘味をお楽しみください。

「今やスペシャルティーコーヒーの中で、最も有名な農園の1つであるEl Injerto。その名が世界の表舞台に出たのは2002年のGuatemala Cup of Excellenceでした。33農園のWinning farmの内2品目がノミネートされ、一方はデビューでいきなり第三位の座を獲得しました。 華やかさがありフローラルでワイニィーなこのコーヒーは、その後も世界中の人々を虜にし、2008年のCOEではついに一位を獲得、ポンド当たり$80.20はGuatemala COEの最高取引価格を樹立しました。 そして今年2011年初めて単独オークションを開催、7kgだけ出品されたMoccaはポンド当たり$211.50という驚異的な価格にて取引されています。この農園の初代オーナーはヘスス・アギーレ氏、1874年のことでした。彼はさとうきび、タバコ葉などの栽培から初め、1900年にコーヒーの栽培を開始しています。インヘルトとは、この地に自生していたフルーツから名前を採ったものです。現在はアギーレ氏の家系である3,4代目が1956年から農園管理にあたっており、高品質コーヒーの生産、栽培方法の研究を使命と考え、環境配慮等の社会的責任も果たしてきております。El Injertoが目指すものは、コーヒーをよく知る人々に指名されること。エキゾチックでコンプレックス、複雑なワインのような味わいであるこのコーヒーを是非一度ご賞味ください。」

1890円/100gパック(税込み)(200個限定)


【ホンジュラスCOEフロル・デ・カフェ】
《ふと『美しい陶磁器』をイメージしました。名工が技術の粋をつくして一点のくもりも無い美しさを作り上げる。透明感、色合いの鮮やかさ、デザインのバランスの良さ、使いよさ・・・コーヒーを飲みながらそんなことが浮かぶのも変な話しかもしれませんが・・・。》2004年のはじめてのホンジュラスのカップオブエクセレンスコーヒーのご紹介文です。

この時のホンジュラスカップオブエクセレンスの印象がずーっと続いていまして…僕自身毎年楽しみにしているこーひーです。いつもは、毎年お正月用にご紹介してきましたが…この柔らかさはプロバットで焙煎したい!と…ふた月待ってのご紹介です。

上品な滑らかさと透明感…柔らかに舌に乗って来る甘さと余韻の長さ…やはり素晴らしいです。クリーミーでシルキーな柔らかな甘さと口当たりに…クリスプと言われる切れの素晴らしさも魅力的です。

香りは…ピーチやオレンジからフローラルと春にぴったりです。冷めて、最後のハーブのようなキャラクターが浮かんできて、これが気品を演出しているのかな?と思いました。

日射しはすっかり明るく春ですが…朝はまだまだ冷え込んでいるこの季節に…柔らかな甘さが舌を包み、口の中いっぱいになった余韻は、いつまでもおだやかな心地よさに満たされる…そんな感じでしょうか。完全に冷めると、ピーチとミルクチョコレートやスパイシーさが顔をだしてきてより魅力的にしていると思います。

「2001年に父親の遺産として受け継がれたこの農園は、コーヒーと野菜を生産しています。シェードツリーを植えず、太陽が燦燦と降り注ぐこの農園は、農薬も使われることがありません。生産工程のあらゆる部分に、品質向上と環境保護が意識され、コーヒーパルプは有機肥料として農園内にて使用されています。毎年12月から5月までの間に赤実だけを収穫、未成熟豆の混入を防ぎ、良質の豆だけが、自家所有のパルパーにて処理されます。 その後は車で15分ほどのウェットミルに持ち込まれ、 晴れた日には18時間、気温の低いときには36時間の醗酵行程が行われた後、1時間半ほどかけてドライミルに運ばれます。」

1890円/250gパック(税込み)

【エルサルバドル・ラスヌベス】
こちらは…エルサルバドルの訪問農園です。エルサルバドルは…50年以上の樹もあって、樹が長持ちするという、気候にも土壌にも恵まれた産地ですが…そんな環境から生まれた…滑らかな口当たりと心地よい甘さが素晴らしく…さかもとこーひーではどなたにもお勧めしやすいこーひーとなっています。

そして…この「エルサルバドル・ラスヌベス」は、素晴らしくきめ細やかで、滑らかなミルクチョコレートな魅力から…エルサルバドルらしい甘さ…ゆっくり味わうと…チョコレートと同時にココアな感じ、さらに、柑橘系からカシス的なニュアンス…冷めてワイニーな魅力も感じられ…シルキーな口当たり、上質で軽やかな中のクリーミーさと…お勧めのこーひーです。親しみやすいだけでは無くて…円やかな甘みと明るい印象、透明感のバランスにこの農園の優秀さ、上質さを感じます。

「オーナーであるエルネスト・リマ氏はレインフォレスト・アライアンス/オーガニックの取り組みに積極的に参加し、09/10年度のクロップでバードフレンドリーの認定も受けるなどサステイナブルに高い関心を持っています。ここでは25名の労働者がグループを作り、ヘルスケアやその他多くの社会的サポートを利用しています。農園は“イジャマテペック”というサンタアナ火山を含む国立公園に程近い場所にあり、リマ氏は自然との調和を重視して年間を通して野生動物を観察する役割を担う担当者を一人立てています。当農園では50年前からブルボン種が栽培され、それらを囲む大きなシプルスという木々が素晴らしい樹木の景観を作り出しています。ラス・ヌベスは03年度にカップ・オブ・エクセレンスに入賞し、エルサルバドルでも屈指の農園として知られています。」

1575円/250gパック(税込み)


「こんな美味しさ」を届けたくて!!…ドイツ製焙煎機に新しくしました。「より円やかな美味しさ」を磨いて行きます、ご期待ください。

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2012.03.11

「こーひーのハーモニー&マリアージュ」

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プライベートで急にバタバタして、先週の「プロのつぶやき」をお休みし…臨時休業もして、みなさんにご不便おかけしました。申し訳ありませんでした。

さて…3.11から1年経ちました。大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げると共に、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。1年経った今でも想像出来ないほどの多くの方の生活が元に戻っていませんし、復興は道半ばどころか、まだまだ始まったばかりです。

さかもとこーひーは通販が多いので、被災されたお客様がたくさんいらっしゃいます。震災後、被災されたお客様と少しずつメールやお電話で連絡がとれた時のみなさんの言葉のひとつひとつが重く、身にしみました。日常のお茶のひととき、こーひーや紅茶を仕事としてきて…震災によって改めて、暮らしの中のこーひーを考えています。

焙煎機を新しく変えようと思ったのも…震災後にみなさんの暮らしの中のさかもとこーひーについて考えたことが大きなきっかけのひとつになっています。

焙煎機を変えてから、たくさんのご感想を頂いていますが…先日頂いたメールをご紹介します。

「先日お願いしたコーヒー、なるほどまろやかでしたね!とんがってない感じというより角が丸い感じ、すごく優しい感じがしました。美味しかったです!特にNWシルベリアが圧巻で、ちょっとドライな感じというのか、どんどん飲んでしまってあっという間に一袋なくなってしまいました。」千葉市Kさま

Kさん、いつも、ありがとうございます。この「優しい感じ」が欲しかったのです。刺激的な強い味わいよりも、誰にでも親しまれる「優しい感じ」が…。(そして、親しみの先にある洗練された多様な魅力も…。)コーヒーと言えば黒く濃くて男性的なイメージがあったものですが…元々、さかもとこーひーは女性のお客様が6割7割の、コーヒー屋としては女性向けの店ですし、震災後、もっと「優しい感じ」の味わいや香りのこーひーの魅力を追い求めようと思いました。

又、コーヒーを仕事としているとついついコーヒーが主役になってしまいます。コーヒー専門店やプロのカッピングでコーヒーに真正面から向き合う味わいとは別に…家庭でのこーひータイム、カフェやレストランでのこーひーでの場面場面をイメージすると…その場の雰囲気や一緒に語らう友人、デザートや食事に寄り添う脇役としてのこーひーにも関心が強くなっています。

サンク・オ・ピエのシェフが「サンク・オ・ピエ11周年記念コースとデザート、それにこーひー!」というタイトルでブログをアップしました。http://plaza.rakuten.co.jp/cinqchef5/diary/201202260000/

「ヴァローナのカライブというショコラで作ったテリーヌ・ド・ショコラにピエール・エルメ氏のレシピによる有塩バターとシナモン風味のカラメルアイスクリームをのせて、12年熟成の美味しいバルサミコで和えたイチゴを添えてあります。」
「まあ、見た目はシンプルですが、これが腰が抜けるほどうまいです。昨日もマダムと試食して唸ってました!これに合わせる、さかもとこーひーの「サンク・オ・ピエ11周年コース専用ブレンド」がまた絶妙のマリアージュ!美味すぎます!」
「このこーひーは、コーヒー単体だとちょっと頼りないくらいにサラッとしているんです。ところが、デザートと合わせると、とても濃厚なショコラやカラメルアイスクリームの後味を見事に引き取って、後味にフィネスを感じます。さらにコーヒーの上品な酸味がイチゴとバルサミコの酸味のハーモニーに自然に寄り添って、盛り上げてくれます。このこーひーは、デザートと張り合おうなんてところは全くないのに、一口飲むともうこのこーひー無しにはデザートを食べ進む気がしなくなるほどです。またしてもさかもとさん、良い仕事してくれました!ありがとうございます!」

と、いった感じで…いつものように、コースメニューをメールしてもらっただけでブレンドしたんですが、なんとか上手くいったようです、ホッとします。勿論、もうすぐ実際にこのコースを頂きに行きますが…。

「このこーひーは、デザートと張り合おうなんてところは全くないのに、一口飲むともうこのこーひー無しにはデザートを食べ進む気がしなくなるほどです。」

流石、職人同士、分かってくれて、嬉しいです。僕が若い時なら、デザートと張り合おうとしてたでしょうが、いつの頃からか、自己主張が薄れて来て…え~?って声が聞こえてきそうですが♪…受けの仕事ができるようになってきました。

しかし、張り合おうとしないで、テリーヌ・ド・ショコラやカラメルアイスクリームにバルサミコで和えたイチゴといったデザートを受け止めるのはかなりの力を必要とします。

こーひー単体でサラッと飲みやすいだけだと、思いっきり水っぽい印象に落ち入ってしますでしょう。逆に、単に深煎りの苦めのコーヒーでも同じような印象になってしまいます。

ワインと料理の結婚=マリアージュと言われますが…デザートとこーひーの結婚=マリアージュによって、まったく新しい味、美味しさが出来あがると思ってます。新しい味というよりは、新しい楽しみ、笑顔が出来上がる…そんな思いです。

料理やワインの流れをイメージして…デザートのひとつひとつの要素を見極め、香りや味わいをイメージします。そして…そこから、ハーモニーを考え、ブレンドに使う豆をいくつか選び、カッピンググラスに用意して、液体でブレンドし、デザートととのハーモニー&マリアージュを意識しながら仕上げて行きます。

ポイントは、こーひーが主役にならないこと。デザートとこーひーがおひとりおひとりの味わいの中で新しい魅力になるように!イメージすること。そして、ひと口ひと口の時間の流れもイメージすること。

シェフがその後「とても繊細で軽い味わいなんですが、ショコラとアイスクリームの濃厚な余韻を優しく受け止め、イチゴとバルサミコの味わいにも心地よく寄り添います。」と追加で書いてくださいました。http://plaza.rakuten.co.jp/cinqchef5/diary/201203050000/

そう、繊細で軽い味わいなのに…濃厚さを受け止め、イチゴのような酸味にも寄り添う…10年前には考えられなかったハーモニー&マリアージュの世界にステップアップできたようです。

「こんな美味しさ」を届けたくて!!…ドイツ製焙煎機に新しくしました。「より円やかな美味しさ」を磨いて行きます、ご期待ください。

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2012.03.10

ラーメン2杯+餃子完食

昨日は、お客様の山路さん http://www.chibaraumen.com/のお誘いで…あすみが丘「らぁ麺樹幸」さんの新作試食会に行ってきました。

若い頃は、何でも、いくらでも食べられて、残す事を知りませんでしたが…さすがに50代半ばになると…あれだけトンカツはロースしか認めなかったのに、今はヒレしか頼まなくなってしまった情けない状態です。

そんなだらしなさですが…試食会は2杯頂くようです。

樹幸さんは、フレンチのシェフがはじめたラーメン店だそうで…車で30分程かかるんですが、以前2度3度とお邪魔して、とっても美味しかったお店です。

あいにくに雨の夜でしたが…7時頃到着すると店内はいっぱいで、ウエイティングもいるほどの盛況です。カウンターに案内されて…本日のメニューの説明とそのリーフレットにアンケートが用意されています。

まずは、新作の「(ピリ辛)・樹幸タンメン(醤油)」にチャーシューをプラス…それに自家製ギョウザも。

バランス良くて、きれいなコクがあって、ご機嫌な美味しさです。小皿で添えられた「自家製旨辛ラー油」を少しずつ入れていくと、どんどんヤミツキの魅力が増してきます。野菜、スープ、麺、野菜、スープ、麺の繰り返しで…叉焼がボリュームたっぷり。3枚ありましたが、僕には2枚で充分ですね。食べ終わった後に、なんだか心地よい後味があるなぁーと思って、メニューの説明を読んだら…どうやら、隠し味の「自家製、エノキソース」の余韻みたいです。

ギョウザは、カリっ、ツルっ、パクって感じで、上品な味わいです、美味しい。

インパクトの強さよりも、1杯のラーメンの完成度が高く、バランスが最後まで崩れません。夜の部限定で、3/22(木)から発売だそうです。

2杯目は、一番人気の「こくまろ醤油らぁ麺」…オーソドックスな醤油ラーメンをもっと円やかに、豊かなコクを増した感じです。驚いたのが、海苔の美味しさ!千葉生まれ育ちで、母親は昔海苔を採っていたので、昔の海苔の美味しさをよく覚えていますが…そんな昔の柔らかで溶けてしまう海苔を思い出すなんて、ビックリです。何かが突出することのないバランスの素晴らしい美味しさでした。

しかし、ラーメン2杯+餃子完食なんて、はじめてかも…。

丁寧な仕事振りが伝わって来て…職人としてとっても共感しました。チェーン店は便利で良いですが…個人店の職人技の店があるとその地域の暮らしがなんだか心地よく豊かになりますよね。このところ、プライベートのバタバタで疲れ気味でしたが…元気になって帰ってきました。ごちそうさまでした♪

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2012.03.06

臨時休業のお知らせ

3/6(火)7(水)都合により臨時休業いたします。急で申し訳ありません。

・・・

サンク・オ・ピエの11周年記念コースの全貌です。勿論、このコース専用のさかもとこーひーブレンドで締めます♪「11周年記念コースの詳細です」
http://plaza.rakuten.co.jp/cinqchef5/diary/201203050000/

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2012.03.03

臨時休業のお知らせ

3/6(火)7(水)都合により臨時休業いたします。急で申し訳ありません。
(3/4(日)5(月)でできるだけ発送します。)

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あまりの焙煎の変わりように…。

今日は花粉が凄い凄いってスタッフがいってます。ちゃんと薬飲んでいるからか、僕は大丈夫なんで、余裕かましています。

焙煎機を新しくして、一月半…常連のみなさんから色々とご感想が届いています。先ほど来店された20代?の若いおふたりは、試飲のモカ・シダモを召し上がって…女性も男性もビックリ感動してくださって…ついつい、焙煎機の特徴やそれを活かす素材、焙煎メソッドのことで熱がこもってしまいました。

円やかな魅力はどなたにも伝わりやすいですね。これからは、その魅力を活かしながら深煎りの可能性もおいかけてききます。だいたい手の内に入っているんですけどね。

「坂本さんは、今まで深炒りのイメージがあったのですが、袋を開けて豆を見た時は、あまりの焙煎の変わりように正直驚きました!しかし、豆を挽いてみてその目も眩む様な香りに酔いしれ、マンデリンにも美味しい酸味がある事に初めて気がつきました。深炒り好きの私でもこれは有りだなと(笑)!でも、美味しい深炒りも御願いします(笑)…」
兵庫県 Tさま

「先日お願いしたコーヒー、なるほどまろやかでしたね!とんがってない感じというより角が丸い感じ、すごく優しい感じがしました。美味しかったです!特にNWシルベリアが圧巻で、ちょっとドライな感じというのか、どんどん飲んでしまってあっという間に一袋なくなってしまいました。」
千葉市 Kさま

「新しい焙煎機は大きな熱量で芯から焙る感じですね。ナッツやミルクチョコ系の、円やかな甘さや香りがきれいに出ていると私も感じます。一方で、微妙な焦げや油の照りを好む方には、少しまとまりすぎて物足りない、というのも理解できます。醤油が焦げる香りは、日本人のDNAを揺さぶりますから。」
兵庫県 浅井 邦夫さま

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