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2012.05.27

マックコーヒー戦争-5

明日の月曜日は、朝から夜まで出張で出かけますので…気持ちの良い夜風を感じながら…「 マックコーヒー戦争-5」を書いてみます。

あんなに大きな会社のマクドナルドが昔の単純な拡大路線、売り上げアップ路線から真面目になってしまい…顧客層を「キッズ&ファミリー」と明確にして…「マクドナルドの強みはバリューフォーマネーとスーパーコンビニエンスの2つだけ。そのために心を1つにしたい」…「クォーターパウンダーやビッグアメリカなど単価の高いヒット商品が相次ぎ、マクドナルドは高付加価値路線と見られているのではないか」…と、再び基本の顧客の創造、顧客基盤の作り直しにフォーカスするようです。

そんなマクドナルドのいち部分でしかないプレミアムコーヒーなのに、影響の大きさに震え上がります。

マクドナルド程の規模であっても…「キッズ&ファミリー」「バリューフォーマネーとスーパーコンビニエンス」にフォーカスして、会社の資源を一点集中しているわけです。それは、「キッズ&ファミリー」の為の「バリューとコンビニエンス」と明確になっています。

顧客層を明確にして、その顧客の価値と利便性に徹底すると考えられます。

それに比べてコーヒー業界は…せっかくスペシャルティコーヒーのムーブメントがおきたのに…そして素晴らしい素材が流通するようになったのに…10年経っても、素材のスペック競争と農園やオークションのプレミアム競争からステップアップできない状況だと思ってます。(まぁ、手段でしかないカッピングスキルが目的化しているようにもみえますし…。)

そこには「顧客の価値と利便性」の顧客が見えなければ、価値も利便性も漠然としたものでしかありません。

欧米のカフェの成功をパクりたくて、エスプレッソやラテに力を入れていますが…カフェ自体が500-1000人/日の客数を前提としたビジネスなのに…ラテアートで遊んでいては、頑張っているバリスタのみなさんの行く末が見えません。

そうこうしている内に、マクドナルドがその500-1000人/日の客数を軽く持って行ってしまいそうです。客数をベースにしたビジネスモデルが完成していますから…立地から店舗デザイン、スタッフのオペレーションまですでにあるものです。

一方、コーヒー業界は、独自の付加価値を創造できないまま手間賃稼ぎの下請け体質に浸りきっています。エネルギーのある会社でも、BtoC、BtoB、カフェと戦力分散していては、勝負になりません。

消費者と言う言葉しか使えないようではレベルが低すぎます。まぁ、その前にローストのメソッドも確立できないのですから仕方がありませんね。

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