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2012.05.11

「カップオブエクセレンスっていうけど高いだけで大したことないのね」

なんだか最近業界の若い人の来店が目立っています。元々、業界関係者やマニアの人を避けて商売してきたんですが…。業界誌も避けてきたのに…どこかでさかもとこーひーに触れる若い人が増えてきたんでしょうか?危険ですから…不用意に近づかないほうがよいですよ♪

そんなこんなで…やっと、コーヒー業界の若い人がこういったことを書いてくれたなんだぁーと感慨深くもあり、嬉しくも思いました。
なぜそのコーヒーを選びましたか?

海外のサイトのエントリーを引き合いにしながら…「顧客の立場からすれば『カップオブエクセレンスを受賞したコーヒーです!』と言われればなんとなく美味しそうな気がするのですが、焙煎が適切になされていなければスペシャルティコーヒーの醍醐味である豊かな風味特性は伝わらず、下手をすると『カップオブエクセレンスっていうけど高いだけで大したことないのね』と思ってしまうことになりかねませんし、今後カップオブエクセレンスのコーヒーを選んでくれることはなくなるでしょう。」と書かれています。

冷静に考えれば、当たり前すぎることなんですが…。(僕はスペシャルティコーヒーのプレミアム化って呼んでますが。)

「最近のスペシャルティコーヒー界は、コーヒー生豆のクオリティについてはどこのロースターも、数年前に比べれば、差が少なくなりつつあります。したがって過去には「スペシャルティコーヒーを扱っている」ということが自家焙煎店にとっての差別化要因でしたが、それがもう差別化要因にはならなくなっている、ということです。となると次なる差別化の要因は、焙煎、そして抽出にならざるを得ません。つまり、コーヒーの魅力を感じてもらえる焙煎や抽出ができているのか?ということです。」

「さらに最も大事なのは、それが正しいかどうかを判断できるカッピングスキルでしょう。それがなければ、せっかく手にした高品質なコーヒーの魅力を正しく伝えることができなくなってきつつある、少し前から業界内でたびたび言われてきたことですが、そろそろそれが現実になってきたのではないかな、と感じています。」

このカッピングスキルは…素材のカッピングとは別もので(勿論、共通する部分は大きいのですが)…適切な焙煎ができていないのに、焙煎のカッピングスキルは向上しませんし…自分の顧客がいなければカスタマー・オリエンテッドなスペシャルティコーヒーのカッピングはできないのです…それはコンシューマー向けのカッピングスキルでしかありません。(だからSCAJのサイトには消費者(コンシューマー)が手にする云々と書かれているのでしょうか?)そこには顧客が感じる美味しさは存在しないのです。

時代は立ち止まりませんから…日本のスペシャルティコーヒーが元々の意味である「手にしたカップコーヒーが際立つ美味しさである」に真正面から立ち向かって欲しいものです。これからの時代を生きる若者の出番でしょうか。

勿論、おっさんながら僕もこーひーの可能性を感じてまだまだたっぷり愉しみますけどね…。若いもんには想像もつかない魅力を追いかけます。

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