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2013.05.01

今日何故か注文が集中した「ニカラグア・エンバシー」

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今日何故か注文が集中した「ニカラグア・エンバシー」

GWの狭間で、ふだん土日に来店される常連さんが何人もいらしたおゆみ野店です。通販でも、おゆみ野店でも今日は何故か「ニカラグア・エンバシー」にご注文が集中しています。

ニカラグア・エンバシーはニカラグアでも一番標高の高い農園で、収穫がメインの産地よりも1ヶ月の遅いそうです。それだけ標高が高く厳しい気候なんでしょう。

エルサルバドルの豆と対照的で…エルサルバドルは気候が良く、50年にもなる樹がけっこうあるそうで、良く熟した甘さや滑らかな口当たりがとっても素晴らしい魅力だと思ってますが…ニカラグア・エンバシーは逆に厳しい環境の中ゆっくりゆっくりと熟していきます。熟すのに時間がかかる分、色々な栄養を吸い上げているんでしょう、その魅力は複雑さが素晴らしいもので、時間をかけてゆっくりと味わうと、次から次へと深い味わいが押し寄せてきます。

素直な美味しさも魅力的ですが…味わい深い魅力もなかなか良いものです。

【ニカラグア・エンバシー】

個人的に一番期待している訪問農園の「ニカラグア・エンバシー」を今年もご紹介いたします。まず、焙煎してみて、最初のカッピングをすると、期待している…「ときめき感と複雑な余韻」が襲って来てニコニコしました。ニカラグアで一番標高の高い農園のひとつで、農園主のセルヒオさんがこの土壌、気候といったテロワールを求めて手に入れた農園なんです。僕としては、その後一年一年と樹が成長して、どう魅力的になっているか楽しみにしているんです。

今年の「ニカラグア・エンバシー」はより繊細さと複雑さが増しているような印象ですので、ロースティングポイントを1℃手前にしました。やはり…甘さのキャラクターと質が素晴らしいと思います。練れた酸と言いますか、繊細さと滑らかさが印象的な口当たりで、洗練された柑橘系、りんごにアプリコットにスパイシーさが折をなす複雑な魅力が僕好みです。

冷めるとベルベッティーと言われるような滑らかな口当たりにオレンジのキャラクターがかぶさってそこに甘いスパイシーさも加わり、

熟成したワインの魅力のような印象がたまりません。今年は少し多めに割当がありましたので、ふた月前後は大丈夫だと思います。じっくりゆっくりとお楽しみください。

以下が…「プロのつぶやき531」でご紹介したものです…「朝6時にホテルを出発して…非常に険しい山道を1時間半…舗装された道から崖っぷちの山道に入り…セルヒオさんの新しい農園Embassyに7時半頃着きました。ニカラグアで、1600m前後という一番標高の高い農園のひとつで、5haの広さ、急斜面で油断するとズルズルと落ちて行きそうな絶壁です。標高が高い為に、メインピッキングは4-5月だそうです。」…と、あります。今でも、あの険しい山の上のエンバシー農園からの情景が目に浮かびます。「7TIMES CLASSIFIED!」を農園のテーマに掲げている農園主セルヒオさんの徹底した選別につぐ選別と、技術だけではどうにもならない土壌、気候といったテロワールを求めて手に入れたエンバシー農園です。焙煎してすぐカッピングすると…まず、りんごやアプリコットのキャラクター…さらにピーチな感じも感じられ…ご機嫌です。フローラルに甘さが加わっての上品なハチミツのニュアンス…冷めると、カシスやスパイシーな魅力も顔を出してきました。勿論、味わいは選別を徹底していますからとってもクリーンで…クリーミーさと円やかさが心地よく…最後にスパイシーが感じられると、ドキドキしてきました。冷める迄ゆっくりと楽しみたい、余韻の愉しみが堪能できるこーひーだと思います、お楽しみください。」

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