« March 2017 | Main | May 2017 »

2017.04.30

プロのつぶやき897「さかもとこーひーの紅茶・春夏」

20140330

プロのつぶやき897「さかもとこーひーの紅茶・春夏」

ミモザの花が終わり、ジューンベリーの一瞬の美しさからブルーベリーの可愛らしい花へと…春から初夏へ店のプランターは花盛りです。

「カフェ エクル」待ってました!と6本セットで買われる方…いつものこーひーに1本2本追加される方…プレゼント用にと…季節を感じます。

 アイスこーひー、アイスティーが美味しい季節になりました…そんなこんなで、紅茶も 「さかもとこーひーの紅茶・春夏」のご紹介です。

スリランカの紅茶農園を訪れたのがもう37年前で24の時でした。あの日射し、風、工場の扉を開けた時のフレッシュな紅茶の香りといまだに鮮明に憶えています。2月に息子を3回目のグアテマラ、コスタリカ訪問させましたが…けっこう同じ道歩いているんだと思いました。

さかもとこーひーの前に営業していた「紅茶の店テ・カーマリー」時代の常連さんからの熱心なリクエストにお応えしてさかもとこーひーの紅茶を発売してもう8年になるんですね。紅茶はそうたくさん売れるものでは無いんですが…それでも毎年紅茶好きの常連さんが増えてきていて…僕が40年愛して止まない紅茶の魅力が伝わっていることは大きな喜びになっています。(ギフトにもよくご利用して頂きますね。)最近はさかもとこーひーの紅茶を淹れてくださるカフェが増えて…これも嬉しいことです。

まぁ、世間の紅茶は、変わった香りばかりプンプンさせて、味わいはお湯に色が付いただけのような…紅茶本来の魅力からかけ離れたものばかりですが…さかもとこーひーのお客様には、僕が40年愛している紅茶の魅力を地道にお伝えしていこうと思ってます。

40年飲み続けて、今でも飲む度に「あぁ!美味しい♪」と声がでてしまう「キャンブリックティー」…プレーンティー(ストレートティー)用の華やかな香りと爽やかな味わいの「ヌワラエリア」…僕が飲みたくて、自分の為にブレンドした「カームデイズ」の3種類です。

特にアイスティーはまとめて淹れて冷蔵庫で保存したり、ボトルに入れて持ち歩いたりにも向いています…5杯、10杯の淹れ方も説明しています、お楽しみください。

【キャンブリックティー】

僕自身19の時から紅茶の魅力に取り付かれ、21の時に神田神保町のティーハウスタカノに入り、紅茶にどっぷりつかるようになりました。その時に一番衝撃的だったのが「キャンブリックティー」というアイスミルクティーでした。

アイスティーは、通常濁りの無いきれいな色合いを出せると上手な淹れ方とされていましたが…それでは味わいの薄い(良く言えばさっぱりした)ものにしかなりません。で、その「キャンブリックティー」は、茶葉をたっぷり使い、抽出も時間をかけてしっかり淹れ、氷で急冷すると一瞬でクリームダウンという白濁するほど濃く淹れ、そこにたっぷりのミルクと隠し味のハチミツを入れました。

その発想の素晴らしさ、出来上がったアイスミルクティーの豊かで切れが良く爽やかな魅力に驚きました。夏は勿論、冬でもかなり出る人気の紅茶で、その後独立した紅茶の店テ・カーマリーでも変らず大人気でした。

その魅力を、今の僕の感覚でブレンドし、お届けします。(勿論、レモンやその他プレーンのアイスティーにも使える茶葉です。)「キャンブリック」というのは、亜麻色のことからきていて、亜麻の薄い茶色とミルクティーの色が似ているのでそう表現されているようです。

1200円/100gパック(税抜き)

*シナモンティー&ミントティー

キャンブリックティーにシナモンやミントを加えると、それはそれは涼やかなとびっきりのアイスティーになります。

-シナモンティーは、一人分シナモンスティック1/3本を砕いて入れ、茶葉と一緒に淹れます。シナモンパウダーを使う時は一人分小指の爪1/3くらいです。

-ミントティーは、フレッシュのミントでしたら一人分3枚くらい。ドライのミントでしたら小さじ1/3くらいです。ドライのミントは軽く揉んで砕くと香りが立ちやすいですね。紅茶の店テ・カーマリーとしていた20数年前は…庭に何種類ものミントを植えて、毎朝摘みアイスミントティーに使っていました。クールミントやアイスには一番合うと思います。その他ペパーミント、スペアーミント、ベルガモットミント、アップルミント等々どれも魅力的ですね。

あの頃良くテニスをしていましたが、夏には、シナモンティーのキャンブリックティーをまとめてつくり、持っていったのを思い出します。テニス仲間に大好評でした。シナモンスティックでかき混ぜただけのシナモンティーとは別物です。ひと口ひと口飲む毎に心地よく漂う紅茶とシナモンの香りをお楽しみください。(ミルクを入れても、プレーンでも楽しめます。)

【ヌワラエリア】 (プレーンティー向けスリランカ)(2.5g、1.5分、お湯160cc/ティーカップ1杯分)

紅茶を販売するようになって…僕としてはミルクティーの魅力をお伝えして来たのですが…ミルクを入れないプレーンティーのご要望の多さが印象的でした。素晴らしい「ヌワラエリア」が届いたので…暑い時にも、爽やかさが魅力なプレーンティー用紅茶としてご紹介しています。

「ヌワラエリア」と言えば…37年前にスリランカの紅茶園を廻った時に泊まったホテルを思い出します。イギリスの植民地時代のホテルで…広いロビーのコーナーには暖炉が3つ4つあって、冷え込む夜にツアーメンバーが集まって、熱く紅茶談義をしたものでした。そのホテルの前には、競馬場があって、こんなインド洋上の小さな島の山頂まで競馬場を作ってしまう帝国の貪欲さに驚いたものでした。

「ヌワラエリア」は、スリランカでもハイグロウンとされる高地産紅茶ですが…その特徴である、爽やかな香りと味わいがとってもよく楽しめる紅茶です。

ミルクを入れないプレーンティーにピッタリで…渋みの弱い軽めの味わいです。香りはフレッシュさがとっても心地よいフローラルと少し冷めるとオレンジのキャラクターが魅力的です。味わいは、軽いだけではなくて、円やかな旨味を連想するようなコクがあります。上等な煎茶に通じるようなキャラクターです。とっても長い余韻が楽しめます。(2.5gと少し少なめの茶葉と、1.5分前後の短い時間で、薄めでお楽しみください。)

1500円/100gパック(税抜き)

【カームデイズ】(ミルクティー向けスリランカブレンド)(3g、4分、お湯160cc、ミルク40cc/ティーカップ1杯分)
一番オーソドックスなミルクティーの魅力を楽しめる「カームデイズ」です。スリランカのディンブラ茶を2種類、ウバ茶を1種類ブレンドしました。華やかで爽やかな香り、円やかで豊なコク、ミルクティーを引き立てる心地よい渋みと甘さの長い余韻、ミルクをたっぷりと入れると、これぞミルクティーといった色になる濃い鮮紅色の水色…と、我が家で30年以上親しんできたミルクティーの魅力です。

「紅茶にはケーキ」と昔から言われますが…特に、生クリームを使ったケーキや、バターケーキ、焼き菓子とのフードペアリングは、なんとも幸せな気分になると思います。「カームデイズ」をしっかりと濃く淹れ、薄茶色になるほどたっぷりのミルクを加えたミルクティーとの相性の良さはご機嫌です。

4分間ゆっくり蒸らして、40cc程のたっぷりのミルク(常温)を加えてください。華やかな香り、円やかな口当たり豊かなコク、奥行きのある飽きのこない余韻…「Calm Days」の名のままに、静かで穏やかなひと時をお楽しみください。(プレーンティーで楽しむ時は…2分前後蒸らしてください。)

(「Calm Days」は、僕が大好きな外山安樹子トリオのアルバム「All is in the Sky」の収録曲からお借りしました。ベースの関口さんは、うちの常連さんで、千葉の老舗茶舗の若旦那で、僕のおばあちゃんからずーっと関口園さんのお茶のファンなんです。)

1500円/100gパック(税抜き)

・・・

紅茶の基本の淹れ方
(紅茶の本によっては…「6.ポットの中をスプーンで軽くひとまぜする」をしないものもありますが、茶葉の周りにエキスがにじみ出ていて、軽くひとまぜすることで香りも色も味わいも一瞬で広がります。)

1.新鮮な水をやかん(ケトル)で沸騰させる  
2.ティーポットを温める  
3.茶葉の量を計り、ティーポットに入れる
4.沸騰したお湯をティーポットに注ぐ(ボコボコ完全に沸騰したお湯をできるだけ素早く注ぐのがコツです。ケトルを離れたテーブルに持って行くと湯温がさがります。) 
5.表記の時間蒸らす   
6.ポットの中をスプーンで軽くひとまぜする 
7.出来上がりです、カップに注ぎ分けてお楽しみください。
8.ミルクティーは、1カップに常温のミルクを40cc程たっぷりとお入れください。

-アイスティーの場合は、

7.たっぷりの氷で急冷する

・・・

「キャンブリックティー」

-1杯、オンザロック式

茶葉5g,お湯100cc,4分、ハチミツ1tsp(ティースプーン)+牛乳 40~50cc=120cc

-5杯、オンザロック式

茶葉25g,お湯500cc,4分、ハチミツ5tsp+牛乳 200~250cc=800cc

-10杯、オンザロック式

茶葉50g,お湯1000cc,4分、ハチミツ10tsp+牛乳 400~500cc=1600cc

・・・

「アイスプレーンティー(シナモンティー)」

-1杯、オンザロック式

茶葉3g,お湯100cc,30秒、

「アイスレモンティー」

-1杯、オンザロック式

茶葉3g,お湯100cc,30秒、レモンスライス1枚

氷の上にレモンスライスをのせ、

熱い紅茶をレモンスライスに当ててから

氷に触れさせ、急冷する。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2017.04.23

プロのつぶやき896「ターナーのペアリングレポート」

20170423

プロのつぶやき896「ターナーのペアリングレポート」

朝田んぼ道を徒歩通勤してますが…田んぼに水が入りました…GWの田植えが近づいてきましたね。店の入り口や裏口のプランターもお花でいっぱいです。

水曜日の夜は…移転オープンした千葉市弁天のマイヨジョーヌさんで食事会…新倹見川のみなさんの中に加えて頂き…新倹見川プリミティーボのシェフも参加して…料理に、ワインに、おしゃべりと盛り上がりました。

プリミティーボさんはイタリアンでバール的な感じもあり…マイヨジョーヌさんはビストロ的なフレンチ…コーヒーはさかもとこーひーで…料理やデザートに合わせたこーひーを選んでいますが…お客さんと一緒に食べて飲んでご感想を伺えるのは宝です。

昨日はmixiのサンク・オ・ピエオフ会でテーマは「でかい肉を焼いてたべよう」でした…デザートのお題が前日にメールされてきて…チーズケーキと酸っぱい自宅レモンのソルベには…スプラッシュカフェとターナーを持って行きました。

チーズケーキのクリーミーさと鮮烈できれいな酸味のソルベ…オーソドックスに合うのは「スプラッシュカフェ」で…ケニアの酸を隠し味に使っていますのでチーズケーキにも、ソルベにも合って、余韻のコーヒー感もしっかりとしています。

「ターナー」はどんな相性になるか?…柔らか円やかな味わいでも…ラリベルタッド、エルインヘルト・ブルボン、コスタリカ・シンリミテスとマウスフィールもボディもしっかりとしたこーひーばかりですし…ブレンドによる複雑な味わい…グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャのシトリック系フローラルがうまいこと合ってくれるだろうと…。

帰り道に…参加されたみなさんから「ターナー」美味しかったですねー♪と仰って頂き…「ターナー」だけ飲んだ時の印象は好評でした。はじめての味わいだとも言われましたが…まぁ、はじめてでしょう!…道楽でブレンドしたようなものですからね。

酸っぱいレモンのソルベには…ほんと自然に合ってました…自然すぎて、なんか酸っぱいソルベとコーヒーが合うのが当たり前の印象になってしまいそうですが…普通な合わないんですよね。

チーズケーキとレモンのソルベの組み合わせだけで合ってしまうので…飲み物いらないとも言えるのですが…それじゃぁーつまらないので…「ターナー」とチーズケーキ、ソルベの三位一体が楽しめたと思います。

この辺、こーひーのマウスフィールやボディのバランス…甘さと酸のバランス…が効いていると思います。

ゲイシャを使ったブレンドは…グローリア、カフェビーボ、デイドリーム、ターナーと4回目…深煎りにブレンドしたり、中煎りにブレンドしたり…以外とネタが尽きませんね。

パカマラのブレンドは…アフター・ダーク、アローン、カラーズと3回作ってますね。

最近常連さんから催促さてたのは…グローリア、デイドリーム…アフター・ダーク、アローン…でした。美味しかったけど、ありますか?って聞かれますね。

「ターナー」は円やかさ滑らかさ…複雑な味わい…ミント系ハーブフローラルな香り余韻…完全に冷めると甘さとのバランスが良いシトリックさがきれいで爽やかだと思います。

15年20年前には想像できなかった素晴らしい素材が手に入るようになりましたので…シングルオリジンの際立つ魅力のご紹介をしていきますが…最高レベルの素材を手にして、シングルオリジンだけでは出来ない新しい魅力をイメージしたい…さかもとこーひーの常連さんに新しい体験を届けたいと思う今日この頃です。

まぁ、正直シングルオリジン焙煎しているだけでは飽きてしまうので…色々とやってしまうんですね。まだまだ攻める姿勢があります。

そうそう、料理とお酒は…新鮮剥きたての青柳、赤貝、北寄貝に鮑、蛍烏賊、筍、菜花に…豆板醤がいい仕事している味噌ソースと薄濁り酒が良く合って…なるほど!!…ピオトジーニ社生ハムと木戸泉が乳酸発酵系つながりで、なるほど!!…フォアグラフォンダンとカーブ相川さんセレクトのローヌ白ワインの相性の合わせ方にもなるほど!!…勉強になります。

【ターナー】

「デイドリーム」は前回の達郎ツアーで「デイドリーム」という大好きな曲を聴いていてイメージしたのですが…3月に行った今年のツアーでは「ターナーの汽罐車」というやはり大好きな曲を聴いていて「ターナー」が出来ました。どちらも「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」を使った60代の新境地にチャレンジしたブレンドです。

今回のツアーでは…アコースティックトリオで演奏したのですが…ベース伊藤広規さんのビートに難波弘之さんの耽美的なピアノソロにうっとりとして…イギリスの画家ターナーの色彩のトーンを感じさせる照明がマッチして美しく…今迄に無い素晴らしい体験を堪能できました…その演奏と照明の美しさに刺激を受けて…ブレンドをしました。

達郎とベース伊藤広規のビートグルーブにのっての難波さんの超絶テクニックなのに美しい耽美なピアノソロ…そこから柔らかく円やかなコーヒー感口当たり味わいと華やかな印象…「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」を使ってターナーの美しい色彩の輝きをイメージしました。

使った豆は…「グアテマラ・ラリベルタッド」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「コスタリカ・シンリミテス」「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」です。なんだか今ある最高クオリティの豆だけになってしまいました。

複雑さとバランス…抜きん出た豆ばかりブレンドして、エレガントで複雑な魅力を出したかったのです。何気なく味わったらバランス良く飲みやすい円やかさ滑らかさ…そこから浮かんでくる目眩くキャラクター…どの豆もクオリティの高い酸をもっているのに、全体としては柔らかく円やかなコーヒー感味わいと華やかな印象…まぁ、ある意味道楽のブレンドです。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2017.04.16

プロのつぶやき895「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ、ターナー、夏への扉、スプラッシュカフェ」

20170416

プロのつぶやき895「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ、ターナー、夏への扉、スプラッシュカフェ」

冷たい雨だったり、大風が吹いたりしましたが…季節は進み満開の桜から桜吹雪を楽しみ…春から初夏へと気持の良い季節になってきました。しかし、もう4月半ばなんですねー、半月位遅れてますね…今朝近所で鯉のぼりみました。

最近は新しくさかもとこーひーを使ってくださるレストランやカフェが相次ぎ…打合せに回っています。ホームこーひーからホームタウンこーひーへと意識を変えてきましたが…少しずつ地元にレストランやカフェのお客様が増えてきて…なにより自分が便利になっています。外に出た時に…食事したり、お茶したりで…気軽に自分のこーひー飲めますからご機嫌です。しかも、淹れてもらって飲めますからねー。

そんなこんなで…春から初夏に向けてのこーひー4つのご紹介です。

まずは…2月に息子が訪問したエルインヘルト農園のゲイシャ種「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」…ゲイシャを使った新しい60代新境地ブレンド「ターナー」…初夏の人気NO1ブレンド「夏への扉」…ホットでもアイスでも水しぶきの爽やかさ「スプラッシュカフェ」…の4つです、お楽しみください。

【グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ】

エレガント、滑らか、鮮やかなひと口目ふた口目の印象から…レモンバーベナ、フローラルな余韻…少し冷めるとピーチやアプリコットのキャラが浮かんできて…赤いベリー、アールグレイや赤ワインブルゴーニュの赤ワインを連想するような味わいも印象的です。飲み終わったあと…20分30分と続く余韻の素晴らしさ!! お楽しみください。(カフェプレスの場合、5分位おくのをお勧めします。)

さかもとこーひーのゲイシャ種は「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」とこの「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」をご紹介しています。スペシャルティコーヒーのトップ2の抜きん出た魅力でしょう。ゲイシャを心待ちにしている常連さんが何人もいらっしゃいます。

2月に息子がエルインヘルトを訪問しましたが…今年で3年連続だったからか?…今迄案内されなかったゲイシャ種のエリアも案内してくれたそうです。

「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」が鮮烈な香りと味わいで抜きん出た魅力だとすると…この「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」は、クリーミー&エレガントな質感と…ひと口毎に押し寄せる圧倒的な香りと味わいと余韻が抜きん出ていると思います。

まず、口当たりの上品さ、柔らかさから…エネルギーあふれる余韻の魅力、長さ、豊かさへと流れ、やはり特別な魅力のコーヒーだと思います。

「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」の最初の印象は…フローラル&シトリックで…鮮やかなレモンバーベナにフローラルが重なったフレーバーでした。

今回の「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」の最初の印象は…フローラル&ピーチ&シトリックで…気品溢れるピーチにフローラルとレモンバーベナが重なったフレーバーです。

エレガントで華やかな味わい…ピーチ、レモンバーベナ、フローラル…ふた口三口と味わうとチェリー…冷めてくるとブルゴーニュの赤ワイン…そして最後にはほのかなスパイシーさ…とても華やかで生き生きとして魅力的です。

シルキーよりもベルベッティといった感じの滑らかさ円やかさ…味わって行くとときめいてきて…甘さは和三盆のような上品さ…冷めてから舌に残る甘さがたおやかと言いますか、しとやか上品で滑らか円やかな甘さを感じました。

気がつくと…少し身を隠すような存在の練れた上質な酸を追いかけて味わっていました…カップの底に残った香りを嗅ぐとそこにはフローラル&ピーチが漂っていました。

スタッフのKさんは…ひと口毎に違う香りや味わいが感じられ何て言っていいのか分からないと呆然としていました。最高に洗練されて上品なんですが…もの凄いパワーがあるので一杯飲むと酔ったような感じになりますね。

日常的に飲むこーひーというより、1杯の香りと味をゆっくり味わうこーひーですね…1杯200円程でコーヒーの最高峰の魅力クオリティを堪能できるのですから…コーヒーってなかなかたいしたものだと思いました。ゲイシャ種の故郷エチオピアの「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と飲み比べるのも楽しいと思います。

100gパックになります…多くの方にこの魅力を体験して頂きたいので目一杯頑張って3000円/100g…選べるSセットで2000円/100gです。

オーナー : El Injerto S.A.

地域・市 : La Libertad, Huehuetenango (ラ・リベルタ/ウエウエテナンゴ)

標高 : 1670m

品種 :Geisha Centroamerica (ゲイシャ/パナマ由来)

生産処理 :ウォッシュド

年間平均気温 : 21°C

年間降水量 : 1700mm

今やスペシャルティーコーヒーの中で、最も有名な農園の1つである El Injerto。その名が世界の表舞台に出たのは、

2002 年の Guatemala Cup of Excellence でした。33 農園の Winning farm の内2 品目がノミネートされ、一方はデビューでいきなり第三位の座を獲得しました。 華やかさがありフローラルでワイニーなこのコーヒーは、その後も世界中の人々を虜にし、2008年のCOEではついに一位を獲得、ポンド当たり$80.20 は Guatemala COE の最高取引価格を樹立しました。 そして今年2011年初めて単独オークションを開催、7kgだけ出品された Mocca はポンド当たり$211.50という驚異的な価格にて取引されています。この農園の初代オーナーはヘスス・アギーレ氏、1874 年のことでした。彼はさとうきび、タバコ葉などの栽培から初め、1900年にコーヒーの栽培を開始しています。インヘルトとは、この地に自生していたフルーツから名前を採ったものです。“Pena Blanca”は、比較的農園でも新しい区画で“La Calaca”区画より種子を移管させたもので、エルインヘト農園としては、第2世代のゲイシャです。 同農園の Geisha種は世界的に名をはせた パナマのエスメラルダ農園から種子を取り寄せました。エスメラルダと種子は同一ですが、インヘルト農園独自のテロワールでカップクオリティは異なります。一度目にすると忘れられないこの Geisha の開花は素晴らしく芳醇な香りに満たされ、完熟した果実からは類を見ないフレーバーと甘さを醸し出しています。現在はアギーレ氏の家系である 3,4 代目が 1956 年から農園管理にあたっており、高品質コーヒーの生産、栽培方法の研究を使命と考え、環境配慮等の社会的責任も果たしております。El Injerto が目指すのは、コーヒーをよく知る人々に指名されること。エキゾチックでコンプレックス、複雑なワインのような味わいであるこのコーヒーを是非一度ご賞味ください。

3000円/100gパック(税抜き)

(選べるSセットで2000円/100g)

【ターナー】

「デイドリーム」は前回の達郎ツアーで「デイドリーム」という大好きな曲を聴いていてイメージしたのですが…3月に行った今年のツアーでは「ターナーの汽罐車」というやはり大好きな曲を聴いていて「ターナー」が出来ました。どちらも「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」を使った60代の新境地にチャレンジしたブレンドです。

今回のツアーでは…アコースティックトリオで演奏したのですが…ベース伊藤広規さんのビートに難波弘之さんの耽美的なピアノソロにうっとりとして…イギリスの画家ターナーの色彩のトーンを感じさせる照明がマッチして美しく…今迄に無い素晴らしい体験を堪能できました…その演奏と照明の美しさに刺激を受けて…ブレンドをしました。

達郎とベース伊藤広規のビートグルーブにのっての難波さんの超絶テクニックなのに美しい耽美なピアノソロ…そこから柔らかく円やかなコーヒー感口当たり味わいと華やかな印象…「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」を使ってターナーの美しい色彩の輝きをイメージしました。

使った豆は…「グアテマラ・ラリベルタッド」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「コスタリカ・シンリミテス」「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」です。なんだか今ある最高クオリティの豆だけになってしまいました。

複雑さとバランス…抜きん出た豆ばかりブレンドして、エレガントで複雑な魅力を出したかったのです。何気なく味わったらバランス良く飲みやすい円やかさ滑らかさ…そこから浮かんでくる目眩くキャラクター…どの豆もクオリティの高い酸をもっているのに、全体としては柔らかく円やかなコーヒー感味わいと華やかな印象…まぁ、ある意味道楽のブレンドです。

2000円/200gパック(税抜き)

【夏への扉】

もう15年目になった、春から夏に向かう季節のブレンド「夏への扉」です。日に日に陽射しが輝きを増して、花が咲き、葉があおくなり、爽やかな風が吹き抜ける季節の人気ブレンドです。

名前は山下達郎の曲にもあって、SFファンの方にはお馴染みの、「ロバート・ハインライン」の名作《The Door into Summer》から借りました。扉を開けるたびに夏に近づいていく気分です。(達郎ファン仲間で常連のOさんに、初夏のブレンドの名前が決まらないと言うと…それなら「夏への扉」でしょうと、即決まりました。Oさん、ネーミングして頂いて、もう15年になりました!!)

今年の「夏への扉」は…昨年と基本的に同じですが…初夏向けの、爽やかさや円やかさは勿論…より華やかな魅力をイメージして…ブラジル・クラシクスをメインにして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビア・アピアを贅沢に使いました。

まず…爽やかと円やかさがベースになっていて、どなたにも親しみやすい味わいになっていますし…初夏のケーキや和菓子にもドンピシャで相性が良いですから…「桜ぼんぼりカフェ」の後として、安心してご自宅用にも、気軽なプレゼント用にもお勧めできます。

さらに…華やかさを…フローラル系や柑橘系で際立った魅力にしようとイメージして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビア・アピアで、香りの素晴らしさや味わいの繊細さ、円やかさをブレンドしました。

ゆっくりと味わっていくと…優しい甘味から、爽やかに切れの良い後味…さらに冷めると、余韻の香りと味わいが長く華やかに続くと思います。キラキラ感が持続するのは…初夏の心地よい風と優しい日射しをイメージしました。春の「桜ぼんぼりカフェ」から、薫風香る初夏の「夏への扉」に上手くバトンタッチできたと思います、お楽しみください。

1500円/250gパック(税抜き)

【スプラッシュカフェ】

デビュー16年目の夏向けのお馴染み、深煎りベラ・ノッテ系の「スプラッシュカフェ」です…基本的なイメージは…「水しぶきの爽やかさ」で決まっています。ホットでも、アイスでも、ストレートでもミルクを加えても…涼しげなコーヒーの魅力をお届けします。ポイントは柔らかな甘さと切れの良さ、爽やかな余韻です。

「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「ケニア」のブレンドです。深煎りコロンビアのコクで円やかな口当たりにすることで、しっかりとした深煎りの感覚に仕上がったと思います。深煎りの華やかさと円やかなコク…そして苦味がニガニガ残らず、キレ良く爽やかな後味がポイントです、お楽しみください。

ベラ・ノッテ…ミモザカフェ…スプラッシュカフェと基本のバランスを大切にしながら…季節にあった魅力になるようブレンドしています。ベラ・ノッテの夏バージョンです。お気に入りのアイスクリームと一緒に「スプラッシュカフェ」をホットでもアイスでも一緒に味わうのが好きです。

1500円/250gパック(税抜き)

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2017.04.09

プロのつぶやき894「ラテのもと カフェ エクル」

20140323

プロのつぶやき894「ラテのもと カフェ エクル」

遅れていた桜も一気に満開になって…雨が降り、あっという間に散ってしまいそうです。先日夜に国立演芸場で立川談笑師の独演会に行くので…東京駅から桜田門、半蔵門、千鳥ヶ淵とお掘り端を半周歩いて満開の桜を楽しんできました。千鳥ヶ淵はなんと40年ぶりくらいでした。でも、ぽつんと1本咲いている桜に心打たれます。

そんなこんなで…「ラテのもと カフェ エクル」が新しいロットになったので…ご紹介します。今回の「カフェ エクル」は初心にもどって…円やかなコクを大切にしました。

そして…「カフェ エクルの6本セット」…「コーヒーバッグ・カフェデイジーとカフェフィガロのオフィスパック」…それぞれに、「カフェ エクル」「コーヒーバッグ・カフェデイジー」「コーヒーバッグ・カフェフィガロ」をミックスできるようにしました。(連絡欄等にお申し付けください。)

コーヒーバッグ・オフィスパックは今迄も、カフェデイジーとカフェフィガロをミックスできましたが…カフェ エクルも出来るようにしました。なんで、今迄そうしなかったのか?うっかりしてました…少し便利になったと思います、お楽しみください。

【ラテのもと カフェ エクル】(無糖)

冬の間お休みしていて、ご不便おかけしました。熱心なカフェ エクルファンの方からいつ出るのかお問い合わせが増えてきて…やっと出来上がってきました。

毎回少しずつブレンドの内容を変えてきましたが…今回は基本に戻り…より円やかなコクを大切にして仕上げました。牛乳を加えるのがオーソドックスですが…水を加えても…アイスでも、ホットでも…アイスクリームにかけても…エクルのアイスクリームを作っても…パンやケーキにも…練乳とあわせてかき氷のソースにも…カクテルにしても…最後にはそのまま薄めずに…お楽しみください。

(コーヒーバッグのオフィスパックとミックスできることにしました。カフェデイジーやカフェフィガロ、カフェ エクルとミックスして計6個にしてください。その旨連絡欄にご記入ください。)

・・・

さかもとこーひーはこーひーの「上質さ」と「手軽さ」で心地よい暮らしをお届けできるようにと思っていますが…「手軽さ」といってもそこに妥協はありません。牛乳を加えるだけで…街のカフェのラテよりもきれいな味わい、円やかなコク、余韻の魅力いっぱいのラテになるよう磨きました、お楽しみください。

といった感じで…「ラテのもと カフェ エクル」を作って4年になりました。基本は牛乳の乳脂肪に合うようにブレンドして…牛乳を3-5倍に希釈するだけで…ラテにした時の後味のキレの良さ、爽やかな甘さをイメージしています。

氷を入れればアイス、レンジで温めればホットのラテに…水にすればアイスコーヒー、お湯にすればホットコーヒーになります。

乳脂肪に合わせていますので…アイスクリームにかけると止まらなくなる危険な美味しさ…レストランでは「ラテのもと カフェ エクル」を使って自家製アイスクリームにされます。カクテルにしてくれたオーセンティックなバーもあります。

今、新しい「ラテのもと カフェ エクル」を原液のまま薄めずに味わっていますが…冷たいエスプレッソのような味わいで…きれいで円やかでコクの豊かな、余韻も勿論ながく魅力的です。(冷蔵庫からだしたので冷たいです)

「無糖」です…砂糖を知らず知らずに身体に入れてしまうのは怖いので、さかもとこーひーの常連さんにそのようなものは販売できませんので、「無糖」しかありません。その為には…素材のクオリティ、焙煎、ブレンドと…当たり前ですが、妥協はありません。

さかもとこーひーの常連さんにはパンやケーキの先生がけっこうたくさんいらっしゃって…パンやケーキに入れる方も多くて、楽しいです。

最近は…6本セットでのご注文が増えています。会社でのご利用やママ友何名かで分ける方もいらっしゃるようです。あとは、ギフトでのご利用も多いですね、嬉しいです。

(コーヒーバッグのオフィスパックとミックスできることにしました。カフェデイジーやカフェフィガロ、カフェ エクルとミックスして計6個にしてください。その旨連絡欄にご記入ください。)

朝焙煎してブレンドした豆を工場に送り…挽いて、粉を大きなネルに入れて、上からお湯を注いで濃くドリップします。それを無糖で加熱殺菌瓶詰めしたものが「ラテのもと カフェ エクル」です。

牛乳を加える商品ですので…乳脂肪の後味をきれいに爽やかな甘さになるようイメージしてブレンドしています。なので、牛乳があまり得意で無いという常連さんにもご好評頂いています。ただたんに濃いコーヒーを瓶詰めしたんじゃ無いんですね。普通の牛乳でも、低温殺菌牛乳でも美味しくなるようにバランス取りました。

毎朝缶コーヒー飲みながら車で通勤していた方が…「ラテのもと カフェ エクル」でラテを作りポットに入れていくようになったら、缶コーヒーより安いし美味しいしで喜んでくださっています。

勿論、長年の常連の方も…忙しくてこーひー淹れる時間が無い時でも「ラテのもと カフェ エクル」でちょっとひと息つけると喜ばれています。

そんなこんなで…さかもとこーひーの「ラテのもと カフェ エクル」…牛乳を加える基本的な使い方から…水やお湯を加えて簡単にこーひー…パンやお菓子デザートに使ったりと…ご家庭や気軽なギフトにも…お楽しみください。(1本用にワイン用手提げ袋用意しました。)

500ccの瓶入りで…無糖です。濃さはお好みですが、3-5倍位をお勧めします。20cc25ccの「カフェ エクル」に牛乳を80cc75cc加える感じですね。ほんと雑味の無い爽やかな味わい後味になっていると思います。(約20数杯分/1本)

レンジで温めてホットにしても…氷を入れてアイスラテにしても…どちらもお勧めです。ほんの少しお砂糖やシュガーシロップを入れても優しい甘さで美味しいと思います。

(因みに、エクル(エクリュ)とは生成りの色、漂白していない麻の色のことだそうです。ベージュとか薄い茶色ですね。ラテやカフェオレの薄い茶色からネーミングしました。)

表示は5倍希釈になっていますが…お好みで優しい味わいから少し苦めな味わいまで加減してください。

-5倍希釈カフェ エクル1:牛乳4(カフェ エクル20cc:牛乳80cc)で優しい爽やかな味わい

-4倍希釈、カフェ エクル1:牛乳3(カフェ エクル25cc:牛乳75cc)で豊かなこーひー感で円やかな味わい

-3倍希釈、カフェ エクル1:牛乳2(カフェ エクル30cc:牛乳60cc)で少し苦めでリッチな味わい

(牛乳使わないでお湯や水で薄めても大丈夫です。)

1500円/500cc・無糖(税抜き)(約20杯分/1本)

選べるSセットで1000円/500cc・無糖(税抜き)

6本セット 5000円/500cc×6本 無糖(税抜き)

-無糖、賞味期限半年

-開栓はていねいに、開封後なるべくお早めにお飲みください 開封後は要冷蔵

-コーヒー成分が沈殿することがあります よく振ってからお飲みください

-保存料・着色料無添加

-1本用にワイン用手提げ袋用意しました。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2017.04.02

プロのつぶやき893「コーヒーが追いつかない」

20170402

プロのつぶやき893「コーヒーが追いつかない」

千葉のこの辺では、まだ桜が咲いていません…4月になったのに…今朝も4℃で寒いです。まぁ、昼間は多少ぽかぽかになるようですが。先週の日曜日は達郎の群馬前橋公演に車で行ってきました。休憩とっても3時間…けっこう近いですね…やはりある曲の照明が素晴らしく…曲と歌と難波さんのピアノをその照明がマッチしてうっとりしてきました。次は立川談笑師の独演会と達郎の神奈川県民が待っています…仕事とライブを楽しみます。

今日は4回目のおゆみ野大多喜ガスショールームでもBeEマーケットに参加してきます。大多喜ガスさんの展示会での試飲販売も2回参加していますので…去年の秋から6回目の試飲と販売になります。

さかもとこーひーのお客様が一番多いのがおゆみ野ですので…常連さんが顔出してくれて試飲こーひーを飲みにきてくれるのが嬉しいです。基本内気内弁慶な性格ですので…店やこーひーレッスンといった自分のリングだと良いんですが…見知らぬ人が多い場所はあまり得意では無いんです…なので、常連さんがいらしてくれるとリラックスして嬉しいです。

販売よりも試飲こーひーをたくさんの人に飲んで欲しくて参加しているのですが…地域でさかもとこーひーの名前は知っていたりしても飲んだこと無いと…いくらこういうこーひーだと話したり書いたりしてもなかなか伝わらないんですよね。試飲であっても実際に飲んでもらうのが一番です。

このBeEマーケットには雑貨屋さんやお弁当やパンやケーキ屋さん…外にはキッチンカーも来るし野菜も売っていたりして賑わうんです。さかもとこーひー常連の奥さんのケーキ屋さんもされるし…手が空くと他の店覗いたりして楽しいです。

そうそう…ママさんがパンやケーキのレッスンしたり…ケーキ屋さんしたり…カフェしたり…最近増えてきた感じです。ケーキ屋さんは勿論、カフェやレストラン、パン屋さん…さらに家庭手作りのケーキやデザートやパンのレベルアップを感じています。

さかもとこーひーの常連さんにはパンやケーキの先生が何人もいらして、時々差し入れで頂きますが、どれもとっても美味しい、しかも、それぞれの先生の個性の違いが楽しくて、タイプは色々なんですが…それぞれに魅力的なんですね。

30年前40年前と比べると全く別世界ですが、10年前と比べても魅力的で、クオリティアップし、レベルアップしているように感じます。

そこでです…コーヒーが追いついていない。

旧来のコーヒーは勿論、最近メディアをにぎわせているサードウエイブ(本来のサードウエイブと少し違うと思ってますが…。)といった浅煎りで、ほんのり香りはするけど味わいの弱いタイプ(素材はまあまあ良くても、実は焙煎に問題ありが目立つ)ではそのような魅力的なデザートやケーキ、パンには追いついていないと感じています。

牛乳やバター、チーズやチョコレートに粉にフルーツやナッツ…そういった素材をより魅力的にするにはコーヒーの魅力的できれいな酸味がポイントになってきます。勿論、多くの人が嫌うコーヒーの酸っぱみの酸味ではありません。円やかな味わいや甘さを引き立てる質の良い酸味です…コーヒーはフルーツだ!ですから、甘さと酸味のバランスがとっても大切です。

さかもとこーひーを使ってくださっている新倹見川のプリミティーボさんでのランチのデザートが…チーズケーキに完熟バナナのジェラート、イチゴにグレープフルーツだったのですが…完熟バナナのジェラートがバナナの風味を生かしながら爽やかなジェラートになっていて流石だなーと思いました…そこにこーひーが合うんですねー。

僕が週に何度も通ってしまう千葉市新宿のタポスコーヒーのゴマと金柑のタルトは…にタルトの生地のサクッとした美味しさと胡麻と金柑が和風にならず見事に魅力的なタルトになっていました。ドリップのコスタリカ・ロサンゼルスがよく合いました。

千葉虎屋さんの桜おはぎは十八穀米の味わいと上品なこし餡が見事におはぎになっていて塩漬けの桜もアクセントになりびっくりな美味しさでした…勿論、ゆすらカフェがドンピシャに合いました。

あるカフェで出されたデザートがガトーショコラにフランボワーズ、ナッツのヌガーにキャラメルのソーズとそれらが渾然一体となってバランス良くって…それぞれの魅力を引き立てるにはミモザカフェが良いと数日後差し入れしてしまいました。

そういったデザートはサンク・オ・ピエではいつものことで…4月5月のコースのデザートは…イチゴのムースグラッセ木イチゴのソース、杏子のケーキ、コアントローの生チョコパヴェと…イチゴ、木イチゴ、杏、コアントロー、チョコレート…専用のブレンドを作っていたら…グアテマラ・ラリベルタッド、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、コスタリカ・シンリミテスとなんとも贅沢なブレンドに仕上がりました。

家庭でのこーひー…カフェやレストランのデザートを引き立てるこーひー…まだまだ楽しみがいっぱいです。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« March 2017 | Main | May 2017 »