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2018.01.28

プロのつぶやき935「高級店、それぞれの美味しさ」

20180128

プロのつぶやき935「高級店、それぞれの美味しさ」

今朝店に来ると・・・メダカを飼っている鉢になんと5センチ厚の氷!! 毎日冷え込んでいます・・・月曜日は雪降って積もりましたが、自宅と店の雪掻きで疲れたくらいでなんとか無事でした。

そんな寒さの水曜日・・・予約がなかなか出来ない和食の名店にお誘いを受けて、これも勉強になると、行ってきました。若い頃から「美味しさ」はなんなんだろうと思って・・・コーヒーや紅茶以外にもとにかく世間で一流の美味しさと言われているものを体験しようと思ってきました。

まぁ、手が届かないような高額のお店には行けませんが・・・お茶中国茶、和菓子ケーキパン、洋食天ぷらお寿司鰻蕎麦、スコッチバーボンジン、日本酒ワインビール焼酎、フレンチイタリアン・・・でも、グランメゾンと言われるようなフレンチや料亭は当然縁が無いままです。

経験していないので分かりませんが・・・純粋な美味しさよりも、それら以外の部分が大きいでしょうから、設えだったり、サービスだったり、エスタブリッシュなコミュニティだったり・・・カジュアルな暮らしを大切にしていますから・・・縁の無い世界です。

で、そのお店ですが・・・料理人では無いので技術的なことは分かりませんが・・・最初のお茶から最後のお茶まで抜かりの無い素晴らしい時間でした。

ハッタリや外連味の無い・・・演出で驚かすことも無い・・・ある意味素朴地味な世界なんですが・・・普段の自分の軸になっている言葉で説明すると・・・全ての料理がクリーン、エレガント、豊かな味わい、余韻が爽やかでキレの良さになっていました・・・差別化と言う名の営業臭さも派手な食材、飾り付けも無く・・・本寸法と言いますか、長年の見識と積み重ねに感動しました。

まぁ、和食ですから・・・ひとつひとつの料理はそんなにボリュームあるものではありませんが・・・時々フレンチであるひと口ふた口で美味しさが伝わってこないものとは違い・・・どの料理も伝えたい美味しさが素直に伝わってくる微妙にたっぷりな量でした。

勿論、最初のお茶から最後のお茶まで抜かりなく、料理、お酒、接客、器、設えと素晴らしいものだったのですが・・・8人で個室だったので、料理とお酒を楽しむばかりと思っていたら、ご主人が顔を出してくださり、気さくに笑いをとり、緊張してもおかしく無いのに、リラックスできて・・・楽しめたのも印象的でした。

帰り道・・・世間の店では次から次へと差別化の繰り返し・・・珍しい新しい食材や料理方法だったり・・・演出・・・まぁインスタ映えと言うんですか・・・勿論、それを否定するわけでは無くって・・・驚きや楽しさも大切ですから・・・それぞれだなぁーと・・・誘ってくれた友人に、以前同じお店に他の料理人と行った時の感想を聞くと・・・それほどでも無い評価・・・まぁ、その料理人の店で使えるような分かりやすい演出は無かったかもしれませんね。

で、お店の美味しさの話しになるんですが・・・誰にでも通じる美味しさは無いと思っています・・・美味しさはあるものじゃ無くて、感じるものだと昔から言ってますが・・・それぞれのお店の美味しさ、料理人本人が感じる美味しさ、その店のお客さん向けの美味しさ、それぞれのお店のお客さんが感じる美味しさなんだといういつもの考えに落ち着きました。

商売的に言えば・・・商売のための美味しさ、メディアを意識した美味しさが最近多いように感じています・・・そんなことしなくても近所のお客さん常連さん多ければちゃんと商売になるんですけどねー。

それにしても・・・デザートのわらび餅、ぜんざい、葛きりと一流の和菓子甘味を凌駕するほどの魅力とクオリティで感心感動・・・最初のお茶をひと口でおっ!!となり、ほうじ茶、最後のお茶と料理のレベルにあったクオリティと味わいで感心感動でした・・・そして、店主の味覚次第だと言う怖い現実を確認しました。

さかもとこーひーを淹れてくださっているレストランでは・・・そのお店の料理やデザートのクオリティにあったこーひーと言うことで喜んで頂いていますが・・・流石和食の世界は成熟して、素晴らしいお茶で満足でした。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

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2018.01.21

プロのつぶやき934「店&芸の継承」

20180121

プロのつぶやき934「店&芸の継承」

1月後半に入りまして・・・ちゃんと冷え込んできました、朝寒いです・・・今毎日楽しみに観ているテニス全豪は40℃超えで危険な暑さのようです。

オーストラリア在住でテニス繋がりのお客さんが暮れに来日里帰りされて・・・さかもとこーひーにはタイミング合わずお会いできなかったのですが・・・マイヨジョーヌ、タポスコーヒー、パティスリーメグンとうちのお客さんのお店に行ってくださったり・・・クリヤ・マコトさんのライブに行かれたり・・・そして、全豪での朝ホテルでコーヒーバッグを飲まれていて・・・日本でTV観てるだけなのに興奮します。

そうそう、ここ数日はさかもとこーひー支店の物件を探し始めて・・・少し目処がついてきました・・・春頃には開店できそうです。

今の店はそのままで、焙煎や通販も変わりません・・・支店は販売だけになります・・・今の店に来て今年で10年になりますが・・・焙煎の煙をあまり気にしなくて良いのと・・・その頃は5kgの焙煎機だったのを12kgと大きいものに替える予定だったので、スペースが必要でした。そんな条件を優先したのですが・・・駐車場が少ない、車を止めずらいという問題があります。

なので、今探している店は・・・あまり車が激しく通行していなくて・・・道も狭くなくて・・・車を止めやすい・・・できたら駅から徒歩圏内・・・まぁ、ビーンズショップはフリーのお客さんあまり来ないし、必要無いので・・・常連さんが来店しやすいのが一番なんです。

喫茶の仕事して43年経って・・・最初の紅茶の店テ・カーマリーで独立してから35年・・・自宅ガレージでさかもとこーひー開店して25年・・・今の本店店舗に移転して10年・・・支店を出さない、デパ地下にも出ない、繁盛和菓子店を理想としてきましたが・・・息子という人手が出来て・・・それなら1店舗主義を変えて、常連さんにもっと便利にしたいなぁーと豹変しました。

自分自身としては・・・62になって職人仕事を思いの儘にできる手ごたえを感じているので・・・あと20年、職人としての仕上げの仕事を楽しもうかと思っています。

そんこんなで・・・Voice 2月号に盛田正明氏と錦織圭選手のインタビュー(神仁司氏)が載っていて・・・ふたりの対談はじめてかなと読みました。

盛田正明氏は、ソニーの元副社長、日本テニス協会名誉会長、盛田正明テニス・ファンド設立して・・・錦織選手はじめ多くのトッププロ育成に尽力されています。

「素質のあるジュニアを選んできて将来世界で活躍できるようにプロの世界に送ることが任務で、ロケットの発射台みたいなもの。」・・・「天まで届けとばかりに打ち上げたつもりだけど、圭はそのままの軌道で上昇してくれた。やっぱりやれたじゃないかというのが正直な気持ち見事にやってくれたと思う。」・・・対談の中で印象的な言葉でした。

錦織圭選手は・・・「アメリカに行くのがほんとうに楽しみだった。純粋にテニスが出来ている生活が楽しいなという気持ちしかなかった」・・・中学生でいきなりフロリダに行って・・・言葉や習慣、練習とかの不安とかよりも・・・ひたすらテニスに打ち込める環境が楽しかったのですね・・・それだけで抜きん出た才能が伝わって来ます。

「べつに自分は努力していると思ってないから・・・。」・・・「それがいい、そこがキーポイントですよ」と盛田正明氏が指摘しています。

さらに盛田正明氏は・・・「まさに私の代わりに夢を叶えてくれている。私は自分のために使っていると思っているんだから、自分のお金をいくら使ったってぜんぜん惜しくない。」・・・「今年九十ですが、あんまり過去のこと考えたことないし」・・・「ジュニア彼らの将来を考えてやることは、自分の未来を考えるのと同じなんです。自分の未来を考えるより、彼らの未来を考えてやることが何より楽しみだし、それが私の将来を考えていることになるんだから、楽しいですよ。」・・・なるほどなー!!

「自分の未来を考えるより、彼らの未来を考えてやることが何より楽しみだし、それが私の将来を考えていることになるんだから、楽しいですよ。」・・・自分の今しか考えて来ませんでしたが・・・90になって若い人の未来が、自分の将来かー・・・何と無く実感できました。

「グランドスラムの一回目優勝は大変だと思う。でも、一回出来たら二回三回行けると思う。一回目は大変だけど、それをステップにして、

バーンと上に上がっていく。私の期待はそれだよ。私がいようがいまいが関係なし。圭が頑張ってくれればそれでいいんだから。ロケットの発射台としては。」・・・なんともかっこいい翁なんでしょう。

さかもとこーひーは・・・ホームこーひー&ホームタウンこーひーを大切にして来ましたし、これからも変わりませんが・・・同業の若い人たちに焙煎やブレンド、素材のこと、なかなか売上の上がらないビーンズショップの商いの仕方を伝えること・・・レストランやケーキ屋のシェフにこーひーでそれぞれのお店のお客さんに喜んでもらい、地域で繁盛する商いの仕方を伝えること・・・職人として腕を磨いてきて独立した若い人(まぁ、50位でも僕からしたり若いですが・・・)に地域で繁盛して必要とされることが・・・楽しみのひとつに思えて来ました。

大手チェーン店は最近真面目になって来て、なかなか便利ですが・・・街に大手のチェーン店と魅力的な個人店があると・・・なんか暮らしやすいと言うか、いい街だと思ってますから・・・。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

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2018.01.15

プロのつぶやき933「ゲイシャヴィレッジ農園、グローリア、ハートバレンタインカフェ、陽だまり」

プロのつぶやき933「ゲイシャヴィレッジ農園、グローリア、ハートバレンタインカフェ、陽だまり」

*「コーヒーバッグ・カフェフィガロ」・・・1/17(水)迄、売切れ欠品しています。

 生産が間に合わず、申し訳ありません!!

お正月が終わり…さらに3連休も終わり…温暖な千葉でも朝晩の冷え込みが厳しくなってきました・・・ここ数日は朝零下になって真冬を感じていますが・・・大雪の被害があちこちで出ていますので・・・千葉はやはりのんびりした気候です。

そんな冷え込む真冬の楽しみはバレンタインシーズンのチョコレートとこーひーです。バレンタインでチョコをもらえる云々は遠い昔の話しになってしまいましたが…デパートでもケーキ屋さんでも、この季節は色々なチョコレートを楽しめるのでご機嫌です。

美味しいケーキ屋さんとのお付き合いが増えたので・・・順番にチョコレート系のお菓子を買いに行くのが楽しみです・・・暖かくした部屋でのんびりお気に入りのチョコレートとこーひーをお楽しみください。

そんなこんなで…さかもとこーひー2018年最初のこーひーのご紹介になりました。

まずは・・・ゲイシャ種の発祥の地エチオピアの「ゲイシャヴィレッジ農園」のゲイシャのご紹介です。パナマ・エスメラルダ農園やグアテマラ・エルインヘルト農園のゲイシャ種をご紹介してきましたが・・・そのゲイシャ種のエチオピアの発祥の地でゲイシャ種を特定、選別をして農園を作り、ようやく商業的に販売できる生産量になりました。その「ゲイシャヴィレッジ農園」のエレガントな魅力をお届けします。

そして・・・ゲイシャヴィレッジ農園を使ったとびっきりのブレンド「グローリア」・・・香り良く優しい味わい「ハートバレンタインカフェ」・・・円やかで豊かなコクの深煎り「陽だまり」・・・の4つです・・・お楽しみください。

【ゲイシャヴィレッジ農園】

まず・・・そのエレガントな魅力に圧倒されました・・・シルキーとかベルベッティと言いたい滑らかな口当りに追いかけるようなフローラルな香り・・・フローラルと言ってもりんご系の爽やかな香りや真っ赤なバラの濃密な香りでは無くって・・・白いばらと言いたい気品溢れる香りです。

滑らかな口当たりに上品な甘さが寄り添い・・・ベリー、フランボワーズ・・・冷めてくるとブルゴーニュの赤ワインのような印象もあり・・・さらに冷えてくるとスパーシーさからシトリック柑橘の感じ、カップの底に残ったひと口にはスイートジンジャーのキャラが顔を覗かせています。

ナチュラル式なんですが・・・ナチュラル式の癖が無く、エレガント気品滑らか馥郁そんな言葉が浮かんできます・・・パナマ・エスメラルダ農園のゲイシャのような鮮烈な香りというよりも・・・とてもバランスの良い素晴らしい香りと口当たり余韻だと思います。

余韻は長く・・・10分20分とゆっくり余韻に漂う香りと味わいをお楽しみください。

2007年エチオピア政府の依頼でドキュメンタリー映画製作したアダムさん、レイチチェルさん夫妻がコーヒー生産を決心・・・2009年頃からゲイシャ村の特定、農園開拓、品種選抜を行い、本格的生産は今年で三年目となります。

まず、農地を探し辿り着いたのがGesha種発祥の地Gesha村・・・現地メアニット族との共生の話し合いからスタートし、自然人コーヒーの共存共生の理解承認を得て、水源からの給排水設備、現在の自然体系を崩さないように、土地植物分析を行い、新たに30,000本の植木等行ったそうです。

首都アディスアベバから丸2日かかる農園までの道路橋等の整備からはじめ、1年かけて農園を開設・・・農園から20kmの原生林ゴリゲシャの森を歩き続け、Gesha種現生地に辿り着き、持ち帰った様々な品種から選別した6種を栽培し、試行錯誤の後、3品種に絞り・・・その内の2種、Gori Gesha2011(ゴリゲシャの森の遺伝子多様性を反映する品種)とGesha1931(パナマゲイシャに最も酷似した品種

)のCHAKA ナチュラルというロットです。

GESHC VILLAGE農園 CHAKA ナチュラル 

収穫:10月初旬から1月中旬

地域:エチオピア南西部ベンチマジ地区

敷地:全体で471ha、コーヒー栽培面積320ha

標高:1,909~2,069m

樹林:70万本

密度:2,000本/ha

保護区域:全体の27%

シェード:シェードツリー3万本と自生林

土壌:原生林、茶赤色ローム質

気温:9-30℃

野生生物:鳥類、イノシシ、シカ、チーター、バッファロー、ライオン、

             サル、ハイエナ、ハリネズミ、ウサギ、その他地場固有種

精製方法:フローター除去後アフリカンベッド12-19日かけ水分値11%まで乾燥。

             ビニールシートでカバーし乾燥時間調整18-30日間で乾燥

2000円/100gパック(税抜き)

【グローリア】

「グローリア」は・・・昨年グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャを使いましたが・・・今年は新しい「ゲイシャヴィレッジ農園」ゲイシャ種を使って…チョコレートをより引き立てるよう…イメージしました。

まず、最初のひと口目の口当たりから印象的で…繊細、円やか、滑らかな口当たりに…華やかさが際立っていると思います。深煎りと中煎りのコロンビアをベースにして…グアテマラ・エルインヘルト・トラディッショナルとゲイシャヴィレッジ農園ゲイシャ種で仕上げてあります。

昨年は・・・グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャの鮮烈さを活かすよう、深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドルをベースにしましたが・・・今年はゲイシャヴィレッジ農園の上質な質感を活かすために、深煎りと中煎りのコロンビアをベースにしました。

余韻はエルインヘルト農園のトラディッショナルとゲイシャヴィレッジ農園のゲイシャが魅力を引き上げます。口当たりの心地よさから流れるように・・・フローラル感や柑橘系やベリー系のフルーツの香りが浮き上がり・・・長く余韻に漂ってくると思います。

ブレンドは・・・深煎りコロンビアと中煎りコロンビアにグアテマラ・エルインヘルト・トラディショナル・・・そこにゲイシャヴィレッジ農園です。

チョコレートと一緒に味わうと…チョコレートと一体になった魅力…そしてチョコの後味を切って、次のひと口をさらに誘います。手作りのチョコ、ケーキ屋さんのチョコ、有名ブランドのチョコ、お気に入りのチョコレートと一緒にお楽しみください。

ゲイシャ種やパカマラ種を使った特別のブレンドをひと通り作ったと思ってましたが…まだまだイメージできるものですね…新しいゲイシャヴィレッジ農園のゲイシャ種を使って・・・またひとつ納得のブレンドが出来ました。

「グローリア」はキャデラックスという大好きなドゥワップグループの有名曲で…その歌詞は…♪グローリア マリーじゃなくて、グローリアなんだ シェリーじゃなくて、グローリアなんだ♪…というあまりにもシンプルで素敵な、しかも片思いの美しいラブソングです。ちょうどバレンタイン向けのブレンドなので「グローリア」とネーミングしました。

2000円/250gパック(税抜き)

【ハートバレンタインカフェ】

さかもとこーひーとチョコレートの相性の良さは年期が入っています、元々お菓子好きチョコレート好きですから…さかもとこーひー開店以来25年こーひーとチョコレートのご機嫌な相性の魅力を追いかけています。

チョコレートに合わせたコーヒーと言うと深煎りが多いですが…この「ハートバレンタインカフェ」は中煎りの優しい味わいです。深煎りがお好みに出ない方にチョコレートと一緒でも…こーひーだけでもぴったりだと思います。

円やか爽やか系で、とってもきれいで上品な味わいに…柔らかな口当たりと甘さが心地よいものとなっています。そして…チョコレートをひと口、そしてハートバレンタインカフェをひと口…チョコレートがグッと魅力的に、そして後味がきれいに、次のひと口へと進みます。少し高級なチョコレートにもピッタリ合うように…華やかさ、円やかさに…柔らかなコクをイメージしてブレンドしました…そして、上品な甘い余韻。

使った豆は…「コロンビア」…「ブラジル」…「ケニア」です。「ハートバレンタイン・カフェ」の魅力を、寒さ厳しいこの季節に、お気に入りのチョコレートと一緒にお楽しみください。高級なチョコレート、滑らかな口溶けの心地よいチョコレートとスッと寄り添ってしまう相性の良さ、口の中で一緒になった時の心地よさ、柔らかく長く続く余韻がご機嫌だと思います。

チョコレート向けと言っても…深煎りの苦いタイプではありません。円やか軽やか爽やかなこーひーで、チョコレートにもぴったり合います、是非お楽しみください。

1500円/250gパック(税抜き)

【陽だまり】

真冬向けこーひー11年目の「陽だまり」です。風の無いよく晴れた冬の日、窓辺でお気に入りのチョコレートと一緒に和む…そんなあったか~い美味しさをイメージしました。真冬の寒さに縮こまった気持ちや身体がふっと緩む心地よさを感じるようなブレンドを作りたいと思っています。

さかもとこーひーの季節の人気深煎りブレンド「ベラノッテ」の真冬バージョンになります・・・ベラノッテは後味のキレ良くクリーンな味わいが魅力ですが・・・陽だまりはそこに円やかさとコクが加わっています。

使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りブラジル」と「グアテマラ・エルインヘルト・トラディショナル」です。深煎りの円やかで味わい深いコク…そこに「グアテマラ・エルインヘルト・トラディショナル」の華やかで上品なキャラがブレンドされて…余韻の魅力を引き立てていると思います。深煎りの円やかさ滑らかさ甘さ長い余韻の心地よい魅力…お気に入りのチョコレートをひと口…「陽だまり」をひと口…チョコレート…「陽だまり」…もう止まりませんね。さて、あちこちのチョコレートを買いにいきましょうか。

1500円/250gパック(税抜き)

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

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2018.01.07

プロのつぶやき932「新春こーひー放談」

20180107

プロのつぶやき932「新春こーひー放談」

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

*「コーヒーバッグ・カフェフィガロ」・・・1/17(水)迄、売切れ欠品しています。

 申し訳ありません!!

毎年恒例の「新春こーひー放談」です。

「年忘れこーひー放談」で振り返り・・・ 「新春こーひー放談」で新しい年を迎えます。

「師を見るな、師の見ているものを見よ」

サンクオピエ中村シェフが暮れのブログで書かれていました・・・歌舞伎など伝統芸の世界で言われているそうです。サンクオピエの息子さん12月に店手伝っていたのは、いよいよ跡を継ぐことになったということだそうです。

さかもとこーひーも息子二人が跡を継ぐので・・・サンクオピエもさかもとこーひーも芸の継承が新しいテーマになってきました。ふたりとも個人芸を長年磨いてきたようなものですからね。

そこで・・・「師を見るな、師の見ているものを見よ」です・・・これは大きく頷きます。

実際息子に色々と教えているのですが・・・ポイントは「何を見ているか!!」なんです・・・こればっかりは外から見ていてもなかなか分からないと思います。

昔から、料理飲食関係は勿論、陶芸や美術、芸能落語やミュージシャンや映画監督・・・映画美術照明撮影録音等々まで・・・スポーツ格闘技・・・手当たり次第本を読んできましたが・・・それは、それぞれの職人や芸術家アスリートが「何を見ているのか」を知りたかったからなんです。

焙煎でも、ブレンドでも、カッピングでも・・・何を見ているかで違ってきます。

暮れにブラジルクラシクスの新しいサンプルのカッピングをしました・・・今のブラジルクラシクスとサンプルを並べてカッピングします・・・で、2つの違いを息子に聞きます・・・ブラジルクラシクスの方がクリーンで、チョコレートっぽくて、甘さも感じると・・・なるほど、ではクリーンカップだけにフォーカスしてカッピングして・・・ブラジルクラシクスは商品になっていてサンプルよりも少し深いから、そこを見ないで・・・。

すると、サンプルの方がクリーンに感じる・・・では、余韻と甘さにフォーカスしたら・・・そうやって何を見るかをアドバイスしながらカッピングしていくと・・・最初に見えなかったものが見えてきます・・・そこから、産地や精製方法やカッピングのツボ等解説をして行きます。

素材を見るカッピング、商品としてのカッピング、焙煎を見るカッピング、ブレンドを見るカッピング・・・それぞれ見ているものが違います。カッピングでは、評価して、点数をつける技術がありますが・・・その技術は基本になりますが・・・それだけでは美味しさは作れないと思っています。

商売なので・・・経営のことも少しずつ伝えて行きますが・・・さかもとこーひーでは売上について全く話題に出ないし、普段も考えていません。一応月や年の決算の時に確認する位です。

毎日毎月の集計では何を見ているか?・・・お客さんや販売されたこーひーは気にしています。もっと気にするのは・・・お客さんの声やメールの内容です。

これは、レストランやカフェの声も同じです・・・出来るだけレストランやカフェに行ってそのお店の雰囲気も感じるようにしています。

さかもとこーひー開店以来25年間続けている・・・こーひーレッスン・・・こーひーの話をして、飲んで頂き、美味しさや楽しさを体験してもらいながら・・・見ているのはお客さんの感想だったり質問だったりです。

若い頃は自分の味美味しさを求め・・・それをお客さんに感じてもらいたいと・・・生意気にも思っていましたが・・・いつからか、美味しさはお客さんが感じるものだから・・・お客さんの感じ方にフォーカスして見るようにと変わってきました。まぁ、これが難しくて・・・今でも四苦八苦していますが・・・。

それらから・・・ここ数年のテーマだった・・・「上質さと気軽さ」・・・今までの「際立つ魅力」に「とびっきり普通の美味しさ」が加わりひとつの形になってきました。

「ブラジルクラシクス」や「カフェボッサ」・・・コーヒーバッグの「カフェデイジー」「カフェフィガロ」に「デカフェコロンビア」・・・とっても喜ばれて、大きな気づきになりました。

暮れにあるシェフから丁寧に・・・「今年お会い出来た事、最高の収穫でした」とメールを頂きました・・・こちらこそ、色々と学ぶことが多く、またやり甲斐のある楽しい仕事になっています・・・レストランやカフェのお客さんに喜んでもらえるように・・・それぞれのお店のお客さんもしっかりと見ていきます。

そんなこんなで・・・2018年さかもとこーひーとしては大きな節目になります。次男が店に入って順調に育ち、任せる仕事が増えて、戦力になってきましたが・・・今度は長男も店に入ってきて・・・最近は週に2回位来ていましたが、春からは毎日になりますので・・・同じように鍛えて行きます。

そして・・・支店の準備に入ります・・・ここでも「ホームこーひー」「ホームタウンこーひー」を大切にステップアップしていこうと思っています。

今の店は・・・焙煎の煙が問題にならない場所と大きな焙煎機や通販の作業するスペース優先で決めたので・・・駐車場が少なく、店の前の通りがバイパスで車のスピードが出ているので止めずらいので、お客さんにご不便おかけしています・・・なので、支店は車の止めやすさや来店のしやすさ優先で決めたいと思っています。

今年2018年、ビーンズショップ、コーヒー豆の店として・・・25年になりますので・・・これからの時代暮らしにあった店つくりを考えています・・・ご期待ください。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

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