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2018.02.25

プロのつぶやき939「裏ブレンドの数々」

20180225

プロのつぶやき939「裏ブレンドの数々」

店のミモザの蕾が膨らんで、寒いと言っても朝4℃くらいですし・・・「桜ぼんぼりカフェ」や「ミモザカフェ」の注文が増えて・・・春を感じてきたら花粉が増えてきました・・・油断しないできちんと対策ですね。

さかもとこーひーは支店の準備が忙しくなっています・・・看板や店のテントの手配・・・電話やネット環境・・・備品のリスト・・・先週の月曜日の休みには都内まで行ってレジの体験&説明を受けてきました。本店支店でお客さまのデータを共有できるレジを探していました。

3月に入ったら・・・簡単ですが支店の改装に入りますので、レイアウトをざっと考えています。本店と同じくらい15坪弱の広さがありますが・・・焙煎機と生豆のスペースがいらないので、その分広く使えるので・・・お客さまがゆったりとできるような店にしたいと色々と考えています。

そんなこんなで・・・昨晩は幕張本郷サンクオピエさんでディープな日本酒の会を楽しんできました・・・いつもワイン会を主催してくれているKさんの田圃違いのお酒を比べてみようという会です。

京都の澤屋まつもとの山田錦特A田圃違いの3種類と・・・通常の山田錦の4つの比較です。味わう前は・・・酵母や米の磨き他同じ仕込みということで・・・でないと比較が違ってきますが・・・ようはお米の違いですから、田圃の違いによるお米の出来の違いが感じられるのか?と思っていました。

コーヒーの場合は山の斜面で、上部中部下部で日当たりや風通し、場合によっては地層も変わってきますし・・・収穫の前期ピーク期後期で熟度のバランスが変わってきますので・・・ロット毎で違いが明確な場合があります・・・そうは言ってもクリーンさや甘さコク香りのクオリティやボリューム感の違いですね。

結果・・・通常のものは複雑さや豊かな味わいを感じて・・・田圃違いのお酒はなんとも鮮やかで口当たりや余韻も明確な違いがあり、驚き楽しめました。

まぁ、それはそれとして・・・あとは居酒屋サンクの料理の数々と美味いお酒でわいわい盛り上がったのですが・・・前もって届いたシェフのメールは・・・甘味はAOCレンズ豆カン黒バルサミコ蜜・・・それに合わせてブレンドしてこい(笑)・・・そういうことでブレンドして持って行きました。

豆カン好きとしては・・・楽しいブレンド作りです・・・えんどう豆で無くて、AOC認証のレンズ豆に、黒蜜とバルサミコ・・・まずレンズ豆がえんどう豆より少しみどりっぽいキャラ?・・・しかもAOC認証ですから上品でクオリティ高い・・・そしてバルサミコのこくと酸味。

息子二人と一緒に解説しながらブレンドしました・・・エルサルバドル、深煎りブラジル、ブラジル・レクレイオ、モカ・イルガチェフェ(ハマ)を並べて色々なパターンをカッピングさせます。

まぁ、最初からイメージできていたのですが・・・深煎りブラジルとブラジル・レクレイオのどちらが上手く合いそうかというところの検証です・・・出来上がったのはブラジル・レクレイオを使ったブレンド・・・レンズ豆、黒バルサミコ蜜と自然にあっていました(笑)

その数日前には・・・サンクオピエ17周年記念コースのブレンドを作って・・・デザートは、ヴァローナグアナラのムース・ショコラクローブ風味、ヘーゼルナッツのアイスクリームクミンの香り、リンゴとアーモンドとAOCブレス産バターのケーキシナモンとスターアニスの香り・・・と、今回は色々なスパイスがアクセントになっています。

ヴァローナグアナラ、ヘーゼルナッツ、リンゴとアーモンドとAOCブレス産バター・・・クローブ、クミン、シナモンとスターアニス・・・で、ブレンドは・・・深煎りコスタリカ、深煎りコロンビア、グアテマラ・エルインヘルト・トラディショナル、ニカラグア・エンバシー、エチオピア・モカナチュラル・・・と5種類の少し複雑な構成になりました。

最近地元にできた「ジ オールドマンズ カフェ」さんは近いし、ひとつひとつ魅力をきちんとイメージして作ったハンバーガーやソーセージハム、ソフトクリームやら美味しいし楽しくて・・・移動の通り道にあるのでついつい寄ってしまいます。

まず、取り組んだのが・・・ジャージー牛乳のコーヒー牛乳用のブレンドで・・・穀物を餌にしない牧草を餌したジャージー牛の勿論低温殺菌で、その牛乳を水出しコーヒーのようにコーヒーを漬け込んでコーヒー牛乳に仕上げます。その爽やかで上質な口当たりの牛乳の質感に合うよう豆を選び・・・さらにコーヒー牛乳のコーヒー感をしっかりと感じられるようブレンドしました。そのコーヒー牛乳にジャージー牛のソフトクリームのコーヒーフロートも出来上がって・・・ご機嫌です。

タポスコーヒーさんやブラウンサウンドコーヒーさんは、以前から何回もエスプレッソブレンドをリニューアルしています・・・バランスを変えたり・・・季節向けにしたり・・・最近はパティスリーやフレンチのシェフとのおつきあいが増えて・・・それぞれのお店の魅力に合ったブレンドを考えるのが楽しみになっています。

カフェのあるケーキ屋さんだと・・・印西のボンアトレさんや市原のエリソンさんのお好みやケーキのタイプに合わせましたし・・・津田沼のラシェットMさんはシェフのイメージを伝えていただいたので・・・ブレンドしやすかったですね。

書いていくとキリがないですが・・・やはり、コーヒーはフルーツだ!と言える素晴らしい素材がこの20年使えるようになったからこそのブレンドの可能性の広がりだと実感し、専門家のシェフたちとのコミニケーションがあって、今までに無い仕事になってます。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

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2018.02.18

プロのつぶやき938「支店のお知らせ」

20180218

プロのつぶやき938「支店のお知らせ」

朝6時、明るくなってきた田圃道を徒歩通勤しています・・・まだ朝は冷え込みますが、千葉は昼間まったりのんびりな陽気になってきました。

「桜ぼんぼりカフェ」や「ミモザカフェ」が発売になって・・・さかもとこーひーも春になってきました・・・「パナマ・レリダ」の人気に少し驚いています。常連さんが「パナマ・レリダ」の魅力を覚えていてくださっているのが伝わってきて嬉しいです。

さかもとこーひーでは今・・・カフェのテイクアウトに使われるクラフト紙カップと飲み口の形がとても飲みやすいリッドを取り寄せて・・・コーヒーバッグをそのクラフトカップで淹れて、パソコンしながら飲んだり、車で飲んだり、散歩に持って行ったりして・・・色々と試しています。

しっかりとしたクラフトカップだと持ちやすいですし・・・持っていても心地よくて、リッドの形が良くて飲みやすいし、女性は口紅が付きにくいし・・・そのカップでコーヒーバッグ淹れたり、淹れたコーヒーを入れたり・・・カジュアルな暮らしが少し心地よくなりそうです。

そんなこんなで・・・さかもとこーひー支店のお知らせです。

以前から少しずつお話ししてきましたが・・・店舗の契約が終わりましたので、一歩前進しました。3月から内装他進めて、3月末か4月にはスタートしたいと思っています・・・まぁ、いつもながら、セールやイベントも無く・・・こっそりと開店するでしょう。

今の店が本店になって・・・支店がおゆみ野店になります・・・本店はいままで通りで何も変わらず、焙煎、通販、来店での販売となります。おゆみ野店では焙煎を行わず、販売専門になります・・・そうそうカフェや喫茶店にはなりません。ただ、15坪弱の広さがあって(本店と同じくらいの広さ)焙煎機や生豆を置くスペースが無い分余裕がありますので・・・大きなテーブルを置いて、ゆっくりとして頂いたり、イベントにも使えると良いなぁーと思っています。

場所は、JR鎌取駅から歩いて10分と少し・・・表通りには面していなくて、生活道路沿いで、車の通りが激しく無くて、道幅もあって、店の前に2台、隣の駐車場に1台、少し離れた駐車場に2台車を停められますし、停めやすい感じなので・・・いままで車が停めずらかったり、駐車スペースに余裕が無かったりしたのを解決できると思います。

と、言うよりも・・・車を停めやすいと言うことにフォーカスして店舗を探していましたので・・・これでひと安心です。近所にはさかもとこーひーの常連さんのお宅が何軒もありますし・・・徒歩圏だとさらに常連さんがたくさんいらっしゃいます。

本店は焙煎と通販の作業がしやすいことがポイントでしたので・・・ご来店のお客さまには少しご不便おかけしていたので・・・やっと来店しやすく・・・ゆっくりとして頂けるとようになると思います。

本店は次男が店長になって・・・おゆみ野店は長男が店長になります・・・私は朝本店に行って、焙煎やカッピング、事務仕事が終わったらおゆみ野店に行き・・・お昼は外をふらつく(笑)・・・夕方本店に戻る・・・そんな感じになるでしょう。

本店から車で5分10分・・・歩いても30分弱の近所です。

これで・・・ホームこーひー、ホームタウンこーひーの形が少し前に進めるかなと思っています。おゆみ野の街に馴染んで、みなさんに喜んでもらえるよう精進して行きます。

改装が進んだら・・・またお知らせします・・・ご期待ください。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

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2018.02.11

プロのつぶやき937「パナマ・レリダ、ブラジル・レクレイオ、桜ぼんぼりカフェ、ミモザカフェ」

プロのつぶやき937「パナマ・レリダ、ブラジル・レクレイオ、桜ぼんぼりカフェ、ミモザカフェ」

2月…今年は記録的な大雪になっています・・・北陸福井や金沢の友人の話を聞くと大きな災害です、豪雪被害心よりお見舞い申し上げます。千葉は冷え込み厳しいと言っても、朝くらいで昼間は陽射しがあればのんびりしたものですから・・・北陸の方とは鍛えられ方が違いますね。仕事や商売に影響しますし、勿論普段の暮らしで大変な不便をされていることでしょう。

さかもとこーひーは、支店の店舗が決まり、駐車場を確保して、早ければ3月末、4月には支店開店したいと思っています。今の店が本店になり、次男が店長、支店がおゆみ野店になって、長男が店長になります。

とにかく、車を停めやすいことが最優先で探していましたが・・・運よく、何人もの常連さんが近所にお住まいで、生活道路沿いで車の通りが少なめで、道幅もあって、駐車場が店前に2台、隣の駐車場に1台分確保できたので・・・決めました。

あとは、ホームタウンこーひーを大切に・・・街に馴染んで、皆さんに喜んでいただけるよう精進して行くだけです。

そんなこんなで…春が待ち遠しい日々です・・・春に向けてのこーひー4つのご紹介いたします。

まずは…フローラル系柔らかな味わいの「パナマ・レリダ」…クリーミー&フローラルな「ブラジル・レクレイオ」…春の爽やか系人気No1「桜ぼんぼりカフェ」…春の深煎りベラノッテ系「ミモザカフェ」です・・・お楽しみください。

【パナマ・レリダ】

パナマこーひーと言えば「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」が有名ですが…それ以外にも「ベストオブパナマ・アルティエリ」「パナマ・ベルリナ農園」「ベストオブパナマ・カフェランダウ」等々いくつものパナマの素晴らしいこーひーを今迄ご紹介してきました。

今回は、さかもとこーひーでお馴染みの復活して5年目の「パナマ・レリダ」・・・春に向けてのご紹介です。

フローラル&フルーティな香りと柔らかな口当り、柑橘系の余韻と甘さが魅力的で・・・ジャスミンのような印象やフランボワーズやベリーの魅力も隠れています。

パナマ共通の魅力で…口当たりの柔らかさと繊細さに上品な甘さが素晴らしいと思います。優しいだけで無く、滑らかと共に、フルーティな甘さが素晴らしいですね。バランスの良いやさしい甘さが長く続きますが…余韻に柑橘系の煌めきがあってそれが爽やかさやキレの良さを引き立てていますね。

4年目の「パナマ・レリダ」はますます際立っているように感じました。ピーチやフローラル感は勿論のこと…生き生きとした味わい…口当たりの滑らかさ繊細さ…冷めてからの優しい甘さがより際立って魅力的だと思います。

気がつけば、朝夕と陽がのびています・・・春の日差しのなか、ゆっくりとお楽しみください。

パナマ レリダ マイクロロット

品種: ティピカ、カツーラ種

栽培地: ボケテ地域 北西部 

標高: 1,600~1,700m

収穫時期: 1月から3月

生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥

ゲイシャ種で最近話題のパナマですが、パナマのコーヒーはその甘い風味で日本の消費者に親しまれてきました。コスタリカ国境沿いのボケテ地域は、コーヒー生産で最も有名な地域です。花卉栽培が盛んな同地域は、気候が良く、近年欧米からの観光客が増加しており、レリダ農園など、コーヒー農園内にホテル(ロッジ)を併設しているところがあります。また最近同地域内では宅地化が進んでおり、コーヒー栽培が難しい環境にあります。元来生産量がコスタリカの一か月分といわれ、生産量が少なく、品種、処理方法、マイクロロットなど個性と品質で勝負というのが最近のパナマの傾向です。レリダ農園は、パナマで最も標高の高い、素晴らしい生産環境に恵まれた農園の一つです。この農園で素晴らしいコーヒーが出来ないわけがないと関係者からいわれていた程です。2001年のベストオブパナマ品評会で見事優勝、その後数回の入賞を経て、高品質コーヒーを産出する農園として認知されてきました。しかしながら2000年代後半、経営上の問題から品質が低下し、市場から姿を消しました。2011年より新しいオーナーによる経営がスタートし、農業技師を招き、新しい生産体制が始まり、農園内のホテル、レストランもリニューアルオープンしました。新しい体制でスタートした中で、農園内の区画に着目、セレクトされましたのが、このマイクロロットです。元来レリダはパナマの甘さに、柑橘系の酸がある素晴らしいコーヒーですが、このマイクロロットは農園内の標高の高いところで生産されたものですが、非常に強い果実味が感じられる個性的なロットです。今後も続くレリダ農園の新しいプロジェクトにご期待下さい。

2000円/250gパック(税抜き)

【ブラジル・レクレイオ】

ブラジルは最近「ブラジルクラシクス」が飛びっきり普通に美味しいこーひーということで人気ですが・・・この「ブラジル・レクレイオ」はブラジルの際立つ魅力いっぱいです。

4年ぶりのご紹介になります・・・ブラジルコーヒーの持っている円やかさと甘さに・・・ブラジルのフローラル&しトリックが加わって・・・素晴らしい魅力になっています。

クリーミー&ラウンド・・・クリーミーな厚みを感じる口当たりはなかなか無いものです・・・そのクリーミーさを切れよく明るく爽やかな印象にしているのが・・・オレンジ系の隠し味・・・そこから余韻の甘さが爽やかに心地よく続いていきます。

最初の焙煎の時、あまりにも甘い香りがしてくるので、予定より1℃手前で出してカッピングしたら甘さが足らない・・・すぐにもう1℃深く焙煎したら・・・クリーミーな口当たりと甘さ、爽やかな余韻に仕上がって・・・ひと安心。

長い冬で縮んだ身体と心を解きほぐしてくれそうな・・・柔らかクリーミー&フローラル、爽やかな甘さの「ブラジル・レクレイオ」だと思います・・・お楽しみください。

農 園 名:レクレイオ

農 園 主:オメロ ティシェイラ ヂ マセード ジュニオール

エ リ ア:南ミナス

プ ロ セ ス:ナチュラル/パルプド・ナチュラル

品 種:イエローブルボン

標 高:1,000~1,300m

São Paulo州のSão Sebastião da Gramaに位置するRecreio農園は高品質コーヒーの生産することで知られています。豊かな土壌、穏やかな気候、1000m~1300mの標高、そして日照の良さが熟度の高いコーヒーチェリーを育てる完璧な環境を作り出しています。かつては Joaquim José de Carvalho Dias 氏が所有していましたが、現在は Homero Teixeira de Macedo とMaria Dias Teixeira de Macedo の夫妻がオーナーであり、息子である農学者、Diogo Dias Teixeira de Macedo 氏が農園の管理を行っています。労働者の住宅が68件建てられ、サッカーフィールド、教会、ヘルスセンター、コンピュータールームが労働者の子供たちに用意されスポーツや文化活動も盛んです。農園には正規雇用の労働者が75名、収穫時の短期労働者が60名在籍しています。オーナーの環境への関心は高く、農場は自然林や動植物の生態系を包括する広大なエリアの環境状態を把握しています。従業員とその家族は環境保護やサステナビリティ(持続可能)のコンセプトについての教育を受けています。チェリーの収穫は5月に始まり、布の上に手で落とす方法で行われます。収穫後その日のうちに、水流による比重選別機、グリーンセパレータにかけ熟度の高いパーチメントを採り出します。 パーチメントは、平均水分値が20パーセントになるまでパティオに広げられ、その後、乾燥機に通され水分を11パーセントに調整され、均質化して休息させるために倉庫に保管されます。パーチメントコーヒー豆は少なくとも30日間は置かれ、次の行程に進みます。Recreio 農園で生産された全てのコーヒーは農園、積み込み、倉庫への格納までの輸送経路がトラッキング(商品情報の追跡)されています。

1500円/200gパック(税抜き)

【桜ぼんぼりカフェ】

もうすっかり、さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう16年目になります。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです。

毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。

さかもとこーひーの春は「桜ぼんぼりカフェ」から訪れます…春らしい…優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。

使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「コロンビア」…「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。

桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。

1500円/250gパック(税抜き)

【ミモザカフェ】

こちらは、14年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です。常連さんに頂いて、店の前に植えた、ミモザが今年もさらに順調に育っています。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです。基本的に木に咲いている花に惹かれます。

ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…優しい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。

春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。

使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「ケニア」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。

生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。

1500円/250gパック(税抜き)

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

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2018.02.04

プロのつぶやき936「チョコレート向けブレンドのワークショップ」

20180204

プロのつぶやき936「チョコレート向けブレンドのワークショップ」

節分、立春・・・春までもうひと息ですね・・・先日の月曜日裏道にまだ雪が残っている都内で・・・全国から仲間が集まって勉強会をしました、10人と少しの小さな集まりです・・・定休日ですが、勿論息子ふたりも参加です。

まずは、産地情報を基本から最近の様子まで・・・若い人は昔のこと知らないですからね・・・例えば1975年のブラジルの大霜害の時をオンタイムで経験していますので、その時あっという間に喫茶店のコーヒーの仕入れ価格がどうなっていったとか、そんな話しを交えながら・・・最近の産地のことを学びます。

次はカッピング・・・もうすぐ到着予定のサンプルのカッピングから・・・ひとつひとつ評価しながら、価格も考慮して、どう生かすか、シングルオリジンでは、ブレンドでは、ロースティングポイントの可能性は・・・単なるコメントや点数をつけるカッピングでは無くて・・・自家焙煎店、マイクロロースターとして・・・その素材の価値をどう見出して、それぞれのお店のお客さんにどう魅力的にお届けするか・・・インポーターや国際審査員のカッピングではなくて・・・その先のカッピングになります。

まだ、なかなか、そういったカッピングを学べる場が少ないのか・・・独立して何年も経っているみんなから質問が次々ときます。

そして、最後は季節柄チョコレート向けブレンドのワークショップになります。

明治やロッテの手軽なチョコレート・・・みんなの店の近所の人気の生チョコ・・・ヴァローナの品種違い・・・博多の16区やチョコレートショップのチョコレート・・・手軽なものから高級なものまで揃えました。

お客さんはスーパーやコンビニでも、近所のお気に入りのケーキ屋さんでも、デパートや専門店でも、色々なチョコレート楽しんでいますから・・・それぞれを美味しく魅力的にするコーヒーをイメージするわけです。

この時期、レストランのデザートもチョコレート系が増えますから・・・その辺もイメージしてブレンドをします。

用意したのは・・・グアテマラ、コロンビア、エルサルバドル、ケニア、ブラジルの中煎り、深煎りです・・・まずは基本からって感じですね。勿論、コスタリカやパナマ、ボリビアやエチオピア、ルワンダ等々を使ってチョコレートに合うブレンドできますが・・・それはまたこの次ってことで・・・。

最初は中煎りから・・・中煎りグアテマラベースエルサルバドル+ケニア・・・中煎りコロンビアベースエルサルバドル+ケニアで比較します・・・中煎りコロンビアベースエルサルバドル+ブラジルをさらに比較します。

次は深煎りで・・・深煎りグアテマラベースエルサルバドル+ケニア・・・深煎りコロンビアベースエルサルバドル+ケニア・・・深煎りグアテマラベースエルサルバドル+ブラジル・・・深煎りコロンビアベースエルサルバドル+ブラジル・・・と比較します。

グアテマラとコロンビアをベースにしたときの違い・・・ケニアとブラジルの違い・・・分かりやすかったようです。

で、チョコレートをひとかじりして・・・それぞれのブレンドをカッピングします・・・チョコレートも手軽なものから高級なものまで・・・同じブレンドの印象が変わります。

さらに、僕の指示したブレンド割合ではなくて・・・各自が自分の割合でブレンドしたものにコメントをします。その上で、イメージを聞いて、それならこういうパターンはどうかな?と比率を変えて比較します・・・面白いですよ。

例えば・・・グアテマラとコロンビアの酸やマウスフィール、甘さの違いを話して・・・カカオや乳脂肪とのバランスを比較したり・・・ケニアの役割・・・ブラジルを使った時のお客さんの印象・・・勿論、素材のクオリティが前提で、さらにきちんと焙煎できていないと勉強になりません。

スペシャルティコーヒーの素材を使っていても・・・焙煎が上手くいっていない店が残念ながらありますが、そういった豆でいくらブレンドしても難しいと思います。

最後は、さかもとこーひーの「ハートバレンタインカフェ」と「グローリア」をカフェプレスで淹れて、それぞれチョコレートを食べながら味わいました。「ハートバレンタインカフェ」と「グローリア」の解説しながらですね。

「ソロを演奏するときでも、バンド全体のサウンドが重要なんだ。他人の伴奏をするときには自分の演奏だけでなく、他の楽器についても詳しくなければいけない。それがジャズなんだ。」Byベニー・グッドマン

「シュガーベイブ時代は自分の演奏しか聴いていなかった。のちにその頃の音源を聴くと、他のメンバーがこんなことやっていたのかと・・・。」By山下達郎

それぞれの豆をよく味わって、チョコレートやデザートのことも知って味わって、ブレンドする・・・そんな可能性がスペシャルティコーヒーにはありますね・・・プロ向けディープなワークショップの話しでした。

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。

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