「コーヒーの焙煎を考える(27)」
なんだか、野暮用が多くて、バタバタしてます。
間があいてしまいましたが…
「コーヒーの焙煎を考える(27)」
です。
「味のしくみ」から、
*香りをつくる物質(香りの正体)乾熱調理
「糖類のカラメル化」「脂肪の加熱と香り」
「メラノイジン」ときて、
今回は、
「よいおこげ」をつくる条件に進みます。
「よいおこげ」をつくるには、
温度調節が大切です。
蒸したり、煮たりの湿熱調理は、
水の沸騰温度が1気圧のもとで100℃なので、
水があるかぎり通常100℃以上に上がる事が
ないですが…
焼く調理の乾熱調理は、
調節しないでおくと相当高くまで温度が
上昇してしまいます。
「よいおこげ」の香りをだすためには、
カラメル、ディープフライフレーバー、
メラノイジンの3つがうまくできることが
必要です。
そのためには、
100℃以上の高温が必要ですが、
長時間加熱したり、
必要以上の高温になると、
よい香りの成分がさらに変化して、
嫌なにおいがでたり、
炭化して黒くなり、
口当たりがわるくなります。
よい香りを得るための温度の範囲は…
だいたい150℃から200℃の間です。
しかし、
200℃以上になるとたいていのものは、
においが悪いほうへ変化します。
あまり、
急速に加熱するよりは、
ある程度ゆっくりと加熱したほうが、
よい香りを得るのに適している。
この辺に、
焙煎のロースティング行程のポイントが
あると思います。
ある温度から、ある温度までを
ロースティング行程と考え、
その間をどの位のスピードで焙煎するか。
早くても遅くてもいけない、
と、言うよりも、
一番効果的なスピードを見つけることでしょうか。
早くても遅くても、
成分の発達が悪いと思います。


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